今朝の地元紙、山陰中央新報の一面は島根出身の若者の活躍記事で飾られていた。
あまり、いい話の無い昨今、こういう記事を見ると元気を頂ける。
大相撲初場所で、前頭13枚目の「隠岐の海」が11勝4敗で、島根勢初の三賞
(敢闘賞)を獲得したという記事と将棋の里見香奈女流名人が、地元「出雲伝承館」で行われたタイトル戦「女流名人戦五番勝負」の一局目、清水市代女流六段を逆転でねじ伏せ、初防衛に向け幸先のいいスタートを切ったという記事である。
里見名人は一段と逞しさを増したようである。
積極的に男性プロ棋士らの研究会に参加して練習対局(8勝1敗)し、出稽古で力をつけた努力の賜である。
前日には我が社の近くに在る、西谷古墳「出雲弥生の森博物館」を訪れ、最近、里見名人の自宅近くの遺跡から出土した、日本最古の将棋盤と駒を見学して、何かを得たのかもしれない。タイトル防衛は間違いないだろう。
隠岐の海の11勝、敢闘賞は立派ではあるが、何かもの足りさを感じる。逞しさが感じられない、もう少し元気よくとって欲しい。
来場所は番付も10枚程度上がり、上位との取組も多くなるだろう。今場所の相撲では通用しない、半分も勝てないと思う(多分、本人も十分解ってると思う)
来場所に向けて、激しいぶつかり稽古をして、地力を付け、来場所勝ち越しを目指して頑張って貰いたい。
TVのインタビューで師匠の八角親方が「やらされる稽古でなく、自分からする稽古をしてほしい」と注文をつけていた、これはどの仕事にも言えるいい言葉だ。
もう一人忘れてならないのが、島根出身、テニスの「錦織圭」選手、先週のテニス全豪オープン戦で日本男子46年ぶりの快挙、三回戦進出を決めている。
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