今年度のソーラーサーキット担当者研修出張等々でバタバタしてたので、久々の書き込みです。
写真は我社の事務所(ソーラーサーキット体感ハウス)本日夕方七時過ぎの温度状況です。外気温は七時を過ぎても31度以上あります。
小屋裏エアコン一台を常時自動運転状態です(25℃設定)
上段は室内温度、下段は左から小屋裏、床下、外気、(温度、湿度)となっています。
レーザー温度計で測つた西側内部壁表面温度です。
同じく吹き抜け屋根裏下勾配天井面表面温度です。
同じく床表面温度です。
室内温度と床、壁、天井の表面温度の差が少ない為、輻射熱に因る体感温度が
上がらず快適に過ごせます。
(体感温度=室内(空気)温度+表面(放射)温度/2)
現在の体感温度は、室内表面放射温度(26.6+27.6+27.8)/3+室内空気温度26℃/2=26.6℃と成ります。
仮に二重通気層が無く表面放射温度が30℃となった場合、体感温度を同じく26.6℃に保つ為には室内空気温度を23.2℃にしないといけない計算になります。
(26.6℃×2-30℃=23.2℃)
同じ体感温度であっても、電気代と身体へのダメージはかなり違ってきます。
湿度にも注目です、床下や窓を開けて冷気を取り入れることも出来ますが、湿度の高い山陰地方、今の時季に冷気を入れても湿度も上るので体感温度も上がり、かえって不快になります。(湿度は夜間から朝方にかけて80%以上になります)
ソーラーサーキットの家の住み心地は下記のような構造に成ってるためです。
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