雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【お客様の声】 2009年1月30日

 今日は、「お客様の声」を載せてみます。

お客様の声と言っても、ホームページや見学会のチラシ等で良く見る

此方からお願いして書いて貰うコメントではありません。

普段、何気に戴くメール等で家の事や住み心地に関する感想が入った

真の声です。

以前より「伊東工務店のホームページには何故お客様の声が無いのですか」

とよく言われていた。

前者の様なお客様の声は、如何も面映くて、私の性分に合わないので

載せていませんでしたが、お客様から自発的に戴いた、お言葉はお許しが

戴ける分は載せる事にしました。

やはり私共はお客様から信頼を戴き、建てた家に満足して戴き喜んで貰える

事が最大の喜びであり、明日への肥やしでもあります。

 

何れもソーラーサーキットの家にお住まいの「お客様の声」です。

                                                      

 

【隠岐の海】 2009年1月28日

 暗いニュースが多い中、明かるい話題です。

島根から35年ぶりに関取が誕生しました。

隠岐の島出身力士、福岡改め「隠岐の海」です、今場所見事、幕下全勝優勝での

十両昇進が決まりました。

先場所、幕下西筆頭で勝ち越しながらも昇進出来なかった悔しさをバネに、今場

所は粘りと前に出る相撲で十両力士からも2勝を上げ十両昇進を勝ち取りました

「隠岐の海」出身地の隠岐と師匠の北勝海の一字を貰い、お父さんが付けられた

名前だそうです、又母校の水産歌にも「隠岐の海」の歌詞が有るとの事。

来場所は隠岐の海をイメージした青いまわしで、土俵に上がるそうです。

大きい柔らかい体を活かし、今以上に稽古に励み、上を目指してもらいたいもの

です、入幕も遠くはありません、期待をして応援します。

其の他、島根出身の若者も頑張っています。

テニスのエアケイこと錦織圭選手、将棋を指す時の眼鏡の奥のクールな眼差し

が魅力的な、出雲のイナズマこと里見倉敷藤花二段、島根の地を離れ活躍して

いる若者にエールを送ります。

 

                                                      

 

【無垢フロリング】 2009年1月26日

  

ソーラーサーキットの家の現場では近々始まる、床の仕上げ張りに備えて、フロリングが梱包から出され養生されている処です。

天然木の無垢フロリングは、湿度の吸収、発散を繰り返し若干の伸縮をします。

その影響を抑える為に、張る前に梱包から出して2〜3日周囲の環境に馴染ませて

から張る必要が有るからです。

無垢フロリングは、張る時に余り締め過ぎないとか、壁際はクリアランスを取るとか

施工にはコツが入り手間も掛かりますが、踏み心地は合板フロリングとは比べものに成りません、冬は暖かく夏はサラサラです。(材に因っては傷が付き易い弱点も有る)

勿論、塗装は無垢材の呼吸を妨げない自然塗装です、無垢フロリングでも傷や凹み

を恐れ、ウレタン等の科学塗装した製品も有りますが、木は呼吸出来なくなり死んで

しまい、無垢材の特性は生かされず、全く別物に成ってしまい、無垢材を使う意味が

無くなってしまいます。(見映えや硬いだけがお望みの場合はこの限りでは無いです)

トイレや洗面等の水周りはメンテナンス上仕方無いとして、無垢フロリング、自然塗

装をお奨めします。

お客様にもよく言うんですが「無垢材の傷や凹みはやがて、味と成り趣きとなります、

余り神経質に成らず気楽にどんどん使ってください」と言っています。

最近では、わざと傷や凹みを付けて古木風に仕上たフロリングも出始めた位です。

因みに、このお家では、桐、桧、桜の無垢フロリングが部屋に因って使い分けられて

います。

 

 

                                                       

 

【寒波襲来】 2009年1月24日

(16時過ぎの写真、外気温は−0.9℃)

再び寒波襲来です、3〜4日続くようです。

積雪はさほどではありませんが、気温が低いです、今朝の道路は2〜3センチばかりの積雪が、圧雪と成りそれが凍ってツルツルで、今朝の出勤はノロノロ運転でした。

外気温は0℃、外のバケツの水が氷に成ってましたので、昨夜は零下に成ったものと思われます。

ソーラーサーキットの事務所に入ると、ホワッとしたやわらかい暖かさにほっとします。

温度計を見るとさすが昨夜は零下に成ったせいか、室内は何時もより1〜2℃低い

1階が18℃、2階18℃、小屋裏17度、床下22℃でした(建物76坪、床下エアコン

5K22℃設定運転)

こういう日は朝方2時間ばかり部屋のエアコンを補助運転すると、夜帰るまでは大丈夫である。(只、エアコンの泣き所、過乾燥になるので加湿の工夫が必要である)

 

因みに今朝の我が家は着替えをする部屋は3℃であった、やはりこういう家で暮らしていると、長い間には体に何らかの影響が考えられると思う。

今、ソーラーサーキットの家では「安全な住環に関する研究会」に参画して、品質の良い住宅の存在を消費者に広く伝える活動の一環として、「健康に良い住宅」「望ましい

住宅の品質」を明らかにすべく、高性能な断熱住宅への住み替えに因って、居住者の健康にどの様な変化が有ったのかのアンケート調査を行っています。

我社でもソーラーサーキットの家に住まい替えられた12組のお客様にアンケート調査をお願い致しました(コンクリト造からの住替え7件、木造から4件、鉄骨1件)

お忙しい中恐縮ですが、ご協力の程宜しくお願い致します。

今月の27日までに投函お願い致します。

結果は3月初旬に公表される予定です。

 

 

                                                       

 

【気密、換気について】 2009年1月21日

  

今日はソーラーサーキットの家の気密テストを行った。

結果はC値=0.12と非常に良い結果でした。

建物全体の隙間、総相当隙間面積=28cm2です。建物実質延面積=234.7u

C値=28/234.7=0.12です

 

気密に拘るのは、住み心地に大きく影響する、空気の質に拘るからです。

空気質は、家の中に空気の淀みを作らない換気計画と計画通りに換気出来る施工

(気密)です。

我社がお奨めする第三種換気方式では特に気密性は重要です。

給気口からの新鮮空気の吸入率は、C値1.0で40%、0.5で55%、0.1で87%位と言われています。

空気の淀みを作らない為には、プランにも因りますが少し多めに給気口を配置しないと、上手く行かない事が多いです。

多く配置する為には、C値を上げて建物総相当隙間面積を小さくしなければ成りません。

何故なら、建物の隙間総量(総相当隙間面積)は給気口の開口面積の総量より小さくすると、給気口から新鮮空気の流量が確保され、計画換気されます。

因みにこのお家では4インチの給気口(12cm2)が7ヶ所付けられ、計84cm2の開口となり>総相当隙間面積28cm2でOKとなります。

この家で7ヶ所の給気口が維持出来るのは計算ではC値=0.35までです。

C値0.5では給気口を4ヶ所に減らさなければいけない計算に成ります、換気量は確保されても、空気の淀みの有る家に成ってしまいます。

 

省エネと言われる、一種換気、全熱交換換気をお奨めしない訳は、給気ダクト、清掃メンテナンスの事や、汚染物質、臭い等の給気側へのリターンが考えられ、熱を回収して省エネと言われても、熱交換率とほぼ同じ率で汚染物質が新鮮な空気に混ざる危険性の有る物はお奨め出来ない。

汚れた空気を吸って省エネと言ってもナンセンス、省エネより健康を優先させる考えである。

換気の先進国であるヨーロッパ諸国では全熱交換換気は住宅では使われていない。

国交省も全熱交換の汚染空気の混合の危険性の注意を記している。

 

                                                       

 

【塗り壁の泣き所】 2009年1月19日

       

久々の晴れ間である。

ソーラーサーキットの家の現場では、ここの処の荒れ模様で、外壁下地板を打ったままであったが、今日の良い天気でやっと、透湿防水シートを張る事が出来た。

本来なら直ぐにラス網を張って、下塗りと行きたい処だが、この寒さでは出来ません。

気温が5℃以上に成るまで待たなければ成りません、早くて一ヶ月後という処でしょうか、塗り壁の泣き所です。

ラス網も錆びの事が有りますので余り早く張る事も出来ません、当分シートのままです

強風が吹かない事を祈っています。

此れがサイデングだと楽なんですが、ここまで塗り壁(白州スーパーそとん壁)に拘るのは仕上がりの質感は元よりですが、10年、20年先のメンテナンスの事や、そとん壁の特性である、疎水力に因る防水性、雨水がラス網まで浸入しない為、ラス網が錆び難く耐用年数の長い壁を造る事が出来るからである=家が長持ちする事である。

                                                       

 

【あれから14年】 2009年1月17日

 建物の倒壊で、沢山の犠牲者を出した阪神大震災から今日で14年目、この日が来ると当時を思い出す。

息子が西宮に住んでいたので、直ぐに飛んで行きましたが、被害は想像を絶する悲惨なものでした。

倒壊した木造建物を視ると、一番多かったのが、白蟻や結露、雨漏り等で土台や柱元が劣化(腐れ)した家、次が商店街等に多く見られた、耐力壁が少なかったり、耐力壁が偏りバランスが悪かった家、筋交いは入っていたがサイズが小さい為、座屈折れした家であった。

 被害を目の当たりにしたあれ以来、命を落とす様な家は、絶対に造ってはならぬという想いが一段と強まり、木材が白蟻や結露で劣化し難い、外断熱、二重通気のソーラーサーキット工法の採用のきっかけとも成った。

耐力壁量(筋交い量)、耐力壁の配置(バランス)、筋交いのサイズ、水平力を伝える

二階床の剛性強度等は建築基準法より可也の余裕を持って造っている。

更に去年からは、オプションであるが、耐震プラス制震という考えで、制震ダンパーを取り付け、揺れを抑え建物へのダメージを少なくするように進化しつつある。

 

今、日本全国で大地震が来ると倒壊する、小、中学校の建物は一万棟以上と言われている、お国はそれをほったらかしである。

経済対策をたてまえに900億の無駄な経費を使い、選挙対策で2兆円ばらまくぐらいなら、小、中学校の耐震補強に使った方が余程ましだと思う。

少子化が叫ばれる中、日本の将来を担う子供達の命を守るのが先決だと思うのだが

偉い先生方の考える事は凡人には理解出来ない。

       

 

                                                       

 

【ど根性トマトその後2】 2009年1月15日

 

ソーラーサーキットの事務所で頑張っていた「ど根性トマト」ついに樹の寿命が来たのか、最後の実を熟らし、枯れはじめてしまいました。

ソーラーサーキットの家と言っても、真夏の様な環境とは行かなかった思いますが、寒波の中良く頑張り、ソーラーサーキットの家の暖かさを証明してくれました。

夜八時前の温度データー、外気温2℃、室内温度21.4℃、湿度47%。

 

       

 

                                                       

 

【風邪をひいてしまいました】 2009年1月13日

 ここの処の荒れ模様で、寒さが一段と厳しく成りましたが、皆さんは風邪などひかれてないでしょうか。

私は不覚にも風邪に取り入られてしまいました。

以前はよく風邪をひいていましたが、ソーラーサーキットの事務所で仕事をする様に

成ってからは、殆ど風邪をひいていませんでしたが、一寸とした油断で風邪をひいてしまいました。

一日の半分、12時間はソーラーサーキットの家、残りの12時間は夏を旨として建てた

通気性の良い家の生活です。

帰ったら着るものを一枚増やすと良いんですが、つい面倒でエアコンをガンガンかけて、コタツで晩酌、そのまま転寝、寒気で目が覚めたらコタツの中は暖かいですが、外に出てる上半身は冷え切っていました、何ともドジな風邪ひきです。

ソーラーサーキットの家にお住まいのお客様には「他所の家に行かれる時には、一枚余計に着て行かれないと風邪をひく恐れがありますよ」と何時も言ってるですが、つい自分が忘れてしまった次第です。

 

因みに我が家の温熱環境が如何なのか昨夜、非接触温度計を持って帰り測って視ました。

夜九時=外気温 1℃

エアコン24度設定、コタツ、電気カーペットの居間=室温24℃ 湿度38%

床表面温度=11℃  床上20センチ=12〜13℃ 内壁表面温度=13〜14℃ 

天井付近24℃

その他無暖房の部屋、廊下等は室温、壁表面温度、床表面温度共に5〜6℃でした。

これを見て戴くと、断熱、気密の無い家は上下の温度差が酷い事が解りますね、此れで薄着で、床に横になれば、風邪もひきますよね、反省・・・・です。

健康で長生きするには、我が家もソーラーサーキットの家に建て替えるしかないようですね。

 

       

 

                                                       

 

【雪景色】 2009年1月10日

 今日は風邪気味で遅めの出勤であったが、カーテンを開けると、一面の綺麗な雪景色、一幅の墨絵を見てるようだった。

午後から雪起こしの雷と共に降り出し、見る間に積もってしまった

午後は現場見学のお客様が有りご案内させて戴いた。

屋根の雪がずり落ちない、コロナ瓦を見て戴くには丁度良かった。

近所の瓦屋根は、隣の敷地に雪が落ちてるのが見えた。

これで雪には、明日、明後日と休みに降って貰い、休み明けから晴れて貰いたい処だ

 

 

       

 

                                                       

 

【アウターサーキット】 2009年1月8日

正月が明けたソーラーサーキットの家の現場では、三月末完成を目指して工事が進んでいます。

現在、外壁通気胴縁が取り付けられ、シラスそとん壁の下地板の取り付けが始まっています。

断熱材の上から特殊ビスで通気胴縁を取り付け、その上に壁下地板を張り通気層を造ります、ソーラーサーキットでは「アウターサーキット」と呼びます。

アウターサーキットは夏場、高温に成る、断熱材と外壁や屋根材との間の熱を排出して、温度上昇を防ぎ、断熱材の負担を軽くします。

又、通気する事で、湿気も排出して下地板等が腐らず長持ちします。

「アウターサーキット」は住み心地と耐久性に重要な役割を持っています。

 

 

 

       

 

                                                       

 

【仕事始め】 2009年1月6日

 正月休みも終わり、今日は現場の仕事始め、2009年、仕事のスタートです。

元旦の午後から仕事と言っていた私は結局、夕方からのスタートでした。

暖気運転済みですので、今日からトップギヤモードに入りました、と言っても年式が古いので、あまりスピードは出ませんが(笑)

昨日からの仕事始めの方も多いらしく昨日、新年挨拶に来られる方も多かったです。

皆さん挨拶の後は、一口同音「今年はどうなるでしょうか」と見えぬ先行きに不安をお持ちの様でした。

でも、こういう時こそチャンスでです、今までにコツコツと真面目な仕事で蓄えた、信頼と実績で他と差をつけたい処です。

 

       

 

                                                       

 

【謹賀新年】 2009年1月1日

 明けましておめでとうございます。

厳しい年と成りそうですが、今年も「住み心地と耐久性」に拘って、皆様に喜ばれる

家造りに一生懸命努めます。

ゆっくりではありますが、丑の如く一歩ずつ、確実に進んで行きたいと思いますので

本年も宜しくお願い致します。

お客様に頂いた年賀状を拝借です。

 

 

 

       

 

                                                       

 

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