ソーラーサーキットの家の現場、今年最後の気密テスト(測定)を行いました。
本来、気密テストは不具合が有った場合にも手直しが出来る、内壁を張る前にするのが普通ですが、今回はなんやかんやで延び延びになり本日に成った次第です。
略完成してからのテストでの一発勝負は自信は有るものの、測定器が回りだすと
一瞬、不安と緊張が走りますが直ぐに圧力数値が上がり出し、安心して視てられました。
テストの結果は総相当隙間面積27p2(建物全体で5p四方強の隙間)
気密性能を現すC値は「0.1p2/u」と完璧な仕事でした。これも自社大工での責任施工に因る丁寧な仕事の証です。
でも我々が折角苦労して造った高気密住宅も、高気密住宅を理解出来ない人達によって、壊される場合も有るので注意が必要です。
エアコン配管やTV配線の壁貫通を普通の家と同じ様な感覚でやられると、気密性能が落ちて、壁内結露で壁の中が腐ったり、換気機能が悪くなったり、室内上下の温度差が発生したりすることも有り得ります。
特に酷いのが、全てとは言いませんが家電量販店の仕事、工事費を叩かれた下請け業者はテレビは映れば良い、エアコンは冷たい風が出れば良い、建物の事
など知ったこと無いというような仕事が多いです。その尻拭いは何時も我々地場工務店がやらされているのが現実です。
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