隣り合わせで建つソーラーサーキットの家とエアサイクルの家、本日は気密測定(テスト)を同時に行なう事になりました。
エアサイクルの家は完成、ソーラーサーキットの家は内部造作途中ですが、断熱、気密ラインを貫通する各設備配管等は施工完了済みで完成時条件同等での測定です。
測定の結果はソーラーサーキットの家がC値=0.14㎝2/㎡、エアサイクルの家がC値=0.49㎝2/㎡でした。
エアサイクルの家は和風造りということもあって、サッシは殆んどがアルミサッシの引き違い、おまけに木製三枚引き違いのサッシも二ヶ所有る悪条件の下での数値でしたので、これが無ければもう少し良い数値0.3㎝2/㎡位は出たと思っているところです。
今流行の発泡吹付け断熱の家がC値0.8cm2/㎡位と聞いていますから、それよりは良い数値を出したいと考え、エアサイクルの家の施工基準を超えた仕様で施工した結果、目標の0.5㎝2/㎡を切りましたのでとりあえず納得です。
これから、実際の住み心地体感の違いや費用対効果等を検証して行きたいと思っているところです。
一般的に気密性能は断熱性能に比べ、おざなりにされがちですが、断熱性能が幾ら良くても気密性能が悪かったら断熱性能は半減してしまいす。
気密測定もしないで、高気密、高断熱住宅と歌ってる家が殆んどなのが現実です
が、私どもは機密性能は住み心地に大きく影響するものと考え、住み心地に拘った家造りに日々努力をしています。
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