ソーラーサーキットの家の現場、昨日は建物全体でどれだけの隙間が有るかを
計る、気密測定(テスト)を行いました。
測定は窓やドアを閉め切って行うので、3時の休憩時間を利用しての測定です。
結果は下記の通り、建物全体の隙間面積が20cm2(4.5cm角の隙間)
C値にすると0.09cm2/㎡(表示では四捨五入され0.1cm2/㎡となっています)
と、超高気密であることが証明されました。丁寧な仕事の証です。
丁度休憩時間で大工さんたち測定を見学していましたが、「素晴しいですC値
0.09です」と言う測定者の方の発表にも無表情なもんだから、測定者の方「えっ、
感動しないんですか?他所だったら大騒ぎですよ」と不思議がっておられました
が、我社ではこれが当り前の仕事なのです。
省エネ等級等には断熱性能には規定がありますが、気密性能については
規定がありません。しかし、いくら断熱材を厚くして図面上での断熱性能を上げ
ても気密性能が悪かったら折角の断熱性能も生かせません。絵に描いた餅に
成りかねません。
いくら厚いダウンジャケットを着ても、ファスナーを閉めずに着てるのと同じ事です。
気密が悪いと、室内上下の温度差が大きくなったり、気流の流れを感じたりで
住み心地が悪くなるのを経験上、実感していますので我社では「気密」に関しては
特に力を入れています。
エアコンの電気代に影響するのは言うまでもありません。
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