雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【祝地鎮祭】 2011年7月30日

              

 今日は大安吉日、地鎮祭が執り行われました。

ツバメが中々巣立ってくれず解体が遅れましたが、漸く地鎮祭の運びと成りました。

今月中の基礎着工には至れませんでしたが、二羽の小ツバメの命の為には致し方ありません。エコポイントよりツバメの命の方が重たかったです。

 早速地盤調査に入りましたが、予想通り擁壁が高い分、盛土のようで自沈層が続く軟弱地盤でした。

救いは支持層が3.5mと浅かった事です、その下はメチャ固い地盤です。

来週から地盤改良に入ります。

 

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【玄関断熱引戸】 2011年7月28日

 現在進行中のソーラーサーキットの家の玄関入口は引戸となっています。

多くは断熱、気密の観点からドアの方をお奨めするんですが今回はお施主様の

ご希望で引戸と成りました。

引戸はドアのように開閉場所をとらない、風の強い日でも安心して開閉できる等良いところも有りますが弱点もあります。

 引き戸の弱点は如何してもレール部分の気密保持が難しく少し結露の可能性が有るということです。

それでもレールは三重にして気密を高める工夫がして有ります。

 もう一つの弱点はペアガラスで建具が重くなるので、お子さんやお年寄りでも開け易いように大型の引き手が付いていますが、開けた時に建具が引き手に干渉しないようにストッパー付いてるので普通のサッシのように全開できません。

一番広いメーターサイズでも有効開口750ミリです。

お値段の方はデザインにもよりますが、ドアより」引戸の方が多少高めと成ります

断熱性能はドアがD4〜D2仕様、引戸はD4〜D3使用まででドアの方がワンランク性能の高い物が選べます。

 

玄関入口サッシ選びの参考になれば幸いです。

 

 

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【目違いほぞ留め仕口】 2011年7月27日

 2006年入社、大工修行中の布野君です。

 和室、天井廻り縁、角の「目違いほぞ留め仕口」の加工をしてるところです。

大分出きるように成ったようですが、あと課題はスピードアップです。出来上がりは良くても一定の時間内で仕上げないと、伊東工務店の一人前とは認められません。厳しいですがあと一踏ん張り頑張ってもらいたいものです。

 「目違いほぞ留め仕口」とは図のような小さくて少し複雑な仕口です。

 天井廻り縁角を下から見上げると、単なる突合せに見えますが後々、ズレや目違いが出ないように、目に見えないところで目違いほぞでしっかりと組まれています。

最近はスライド丸鋸で留めにストン切り、接着剤で付けて一丁上がりの手間を掛けない、ローコストが多くなっています。

あと10年もすると日本の伝統技術を受け継ぐ本物の大工は激減してしまいそうです。経費は掛かっても若い大工を育て、家守りをするのが地場工務店の努めです。

 

 

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【基礎コン打設】 2011年7月25日

 地盤改良を終えたソーラーサーキットの家の現場、基礎工事が順調に進んでいるところです。

 午前中、大雨の中、配筋検査を受け午後からコンクリート打ち込みの予定でいましたが、昼前までは雨は止みそうに無く、打ち込み中止を決定しました。

昼休みにネットでピンポイントで雨雲を調べると雲は逃げそうなので、急遽又変更で二時より打ち込み開始、雨に遭わず無事、打設完了しました。

コンクリートの為には夏の太陽の下より乾き過ぎず返って良かったです。

今夜、雨が降ってくれれば最高です(水養生しなくて済みます)

コンクリート厚350o(地中梁)

 

 

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【増築リフォーム完成写真】 2011年7月22日

 五月末に増築リフォームが完成した、お家にエコキュートの延長保証(8年)の手続きにお伺いしてきました。

完成時に写真を撮って無かったので、お願いして撮らせて戴いたので載せます。

本当は室内側からウッドデッキ越しに海が広がるアングルで撮りたかったのですが、午後は天気が良くなり逆光で私の腕では撮れませんでした。残念!

曇りの日に又撮らせて戴きます。

 パソコンスペースのあるリビングです。窓の外は広いウッドデッキが有りその直ぐ下には日本海が広がるロケーション最高の処です。

 狭いスペースを如何に広く見せて広く使うかという事で、ダイニングカウンターを斜めに配置して、床フローリングも斜め張りとしました。

 カフェ風のダイニングキッチン、夜は漁り火を眺めながらグラスを傾ける、最高です。

 

 

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【巣立ち】 2011年7月20日

 

 作業をストップしていた解体現場ですが、ツバメは今日無事に巣立ったようですこれでツバメのお家と共に解体が出来ます。明日から重機を入れて作業再開です。ツバメには「来年も又戻って来いよ」と言いたいけれど、今度のお家は構造的に向かい入れるのは難しいかもです。

 

 

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【ツバメその後】 2011年7月18日

 解体現場のツバメですが、あれから一週間経ち大分成長しましたが未だ巣立てないようです。

後もう少しだと思いますので解体を止めて巣立ちを見守るつもりです。

 巣の縁に立ち、大きな口を開け親鳥に餌の催促をしています。

早く大きく成ってくれ〜(おとうさんのへそくりが無くなる〜)

 

 

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【地盤改良中】 2011年7月14日

先日、地盤調査を行った現場、柱状改良で地盤改良中です。

此処のところ地盤運が悪く、中々良い地盤にめぐり合えません。今月末地盤調査予定の現場も、周囲の状況から判断するとあまりよくなさそうです。

造成時に大きなコンクリートの塊を下の方に埋めて有ったらしく、掘り出しながらの作業で、改良屋さん苦戦のもようです。

 

 

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【親代わり】 2011年7月12日

 親代わりを努めることになるかもしれません。

 今日から始まった、新築の為の解体工事ですが、困ったことに軒下にツバメが

巣作りをして子育て中で二羽の小ツバメがいます。

羽も大分揃い大きくなっていますが巣立ちまでは後一週間位はかかりそうです。

親ツバメは片付け作業の騒音も物ともせず、せっせと餌を運んでいます。

三日位は有余がありそうですが、エコポイントの関係で今月中の基礎着工の条件が有り、巣立ちまで待つという事も出来ない状態です。

親代わりで小ツバメを育てる事も考えていますが、親と引き離すのも可哀想な気がします。

巣立ちまで待って、エコポイント30万を自腹を切るか、悩めるところであります。

 

 

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【梅雨明け】 2011年7月8日

 梅雨が明けたもようです。

予感通り今年の梅雨明けは早かったです、平年より二週間ばかり早いようです。

蜩(カナカナ蝉)の「カナ、カナ、カナ」の鳴き声を聞かずに梅雨明けも少しおかしいですね。

そういえば、南からの渡り鳥「カッコー」の鳴き声も今年は聞かずじまいです。

自然界の変化が気がかりですが、いよいよ本格的な夏に突入です。

 そんな夏空の下、地盤調査を行いました。

川の直ぐ側なので地盤は悪いと予想はしていましたが、残念ながら予想は的中

、7mばかりの改良となりそうです。

この地域は都市計画区域外、確認申請は必要ないので、来週から地盤改良に着手する予定です。

 

 

 

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【躯体検査】 2011年7月6日

 屋根工事が完了したソーラーサーキットの家の現場、日本住宅保証検査機構

(J IO )の躯体検査を受けました。

 躯体検査は屋根工事が完了して、筋交い、金物等の取付けが終わった時点で

受けます。(工事を進め過ぎ金物等がチェック出来なくなると検査が受けれなくなり瑕疵担保保険が成立出来なくなります)検査員は部材寸法、筋交い、金物等を一つ一つ入念にチェックしていきます。

 写真も撮り、ちゃんと記録されます。

検査結果は指摘事項無しで合格でした。これで瑕疵担保保険が成立です。

 

 

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【プラン造り考】 2011年7月4日

 この写真は今日からリフオームに着工した、取り壊される和室です。

 20年程前に我社で無垢の造作材で仕上げた本格的な和室ですが、「当時は客間として和室が必要と思い造って貰ったが、実際には余り使う事が無かった、二階の寝室はそろそろ不自由になったので、寝室に改装して欲しい」とのご依頼を戴いたところです。

無垢の造作材の風合いも出てきて取り壊すのは勿体なく忍びないですが、これも時代の流れ、しかたの無いことかもしれません。

一部増築もして玄関位置等も変える大幅な模様替えとなります。

 間取りプランは今最高のプランより、ある程度先を見越したプランを考えてが良さそうです。

 浴室もまだ綺麗ですが、流行のユニットバスに変わります。

 

 

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【鋼板のわけ】 2011年7月2日

 順調に進んでいたソーラーサーキットの家の現場、天気予報が外れ昨日から雨に見舞われてしまい、二層目の屋根下地を半分残した状態で工事ストップしていましたが、今日午後は雨が上がったので大工総動員で、残りの屋根下地を仕上げ、屋根葺き作業に掛かりました。

 葺いてる屋根材は大地震に強い鋼板瓦「コロナ瓦」です。

元々、コロナ瓦は年間地震発生数が200回以上と言われる、ニュージーランドの

お国事情のために開発されたものです。

いつ起こるかわからない大地震の被害を最小限に抑えるには、先ず屋根を軽くして重心を下げ揺れを少なくすることです。(重量は瓦の1/7です。屋根の上に人間が100人上がってるのと15人上がってるのとの違いです)

長いローンを組んでの家造り、如何に災害リスクを避けるかが重要と考えています。

今回の東日本大震災でも、家が倒壊しないまでも、瓦がずり落ちブルーシートで養生しながら、修理が中々して貰えず、困っておられる方が沢山いらっしゃいます。鋼板瓦は見た目では陶器瓦には劣りますが、災害リスクを考えると鋼板瓦をお奨めします。地震ばかりでなく耐火性や暴風雨にも耐える性能も持ち合わせています。

 

 屋根下地は下のようになっています。

 一層目の屋根下地に防水シートを敷き防水仕様の断熱材を張り、気密防水テープで止め二重の防止層を造ります。

その上から通気タルキを取り付け通気層を造り(左側)二層目の屋根下地を造り

(右側)防水シートを張り、コロナ瓦葺きと成ります。合計で四層の防水構造となっており、雨漏りにはこれでもかの四段構えになっています。

 

 

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有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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