雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【塗り壁に拘ってます】 2011年8月31日

 

八月も今日で終わりです。蝉時雨も何時の間にか「ツクツクボーシ」に代わり夏の終わりを感じます。

「ツクツクボーシ」の声を聞くと子供の頃、夏休みに遊び呆けて、最後の二、三日で宿題を片付けた切ない想いが蘇ります。子供の頃から尻に火が点かないとエンジンがかからなかったようです。

 さて、ソーラーサーキットの家の現場では外壁の「シラスそとん壁」の上塗作業が始まりました。

暑さがもう少し柔らいでからと思っていましたが、台風が来そうですので少し速目の作業と成りました。

この塗り壁は寒くてもダメ、暑くてもダメ、塗りつけ後48時間は雨に濡らしたらダメ等施工条件がかなり厳しく使い辛い外壁材ですが、それ以上の魅力(耐久性、メンテンナンス性、防水性、断熱性等)に取り付かれ使い続けているところです。

適法で最低保証の10年持つ材を使う考えになれば楽なんですが、どうも性分に合わなくてその気になれないところです。本当はそうすると15年後20年後にリフオームの仕事も出て来るんですが、根っからの職人で商売が下手なんですね(笑)

 直接陽が当たる所はシートで養生しながらの作業と成ります。

 

 

 

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【基礎現場見学】 2011年8月29日

  ソーラーサーキットの家の現場では基礎の鉄筋組立て作業が始まっています。

今週の土曜日(3日)午前中に配筋検査を受け、午後から基礎コンクリートの打ち込みを予定しています。

基礎工事の現場を見学ご希望のお方はご連絡戴ければご案内させて戴きます。

地震に負けない頑丈な基礎構造や冬は暖かく、夏は爽やかになる秘密をご覧戴くことが出来ます。

見ごろは9/2日午後〜9/3日午前中です。お気軽にお申し込み下さい。

 

 

お申し込みは↓↓↓又はお電話で

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【捨てコンクリート打ち】 2011年8月26日

今日はソーラーサーキットの家の現場、基礎の捨てコンクリートを打ち込みました

 捨てコンクリートとは、基礎の下に設ける厚さ5センチほどの下地コンクリートです。

捨てるコンクリートと言うと、如何でもいい様に聞こえますが、建物の位置や高さを正確に出す為や鉄筋の腐食を防ぐ密実なコンクリートにする為に重要な役割を担っています。

最近はコスト優先で捨てコンクリートを設けない現場もよく見かけます。

 

 

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【気密テスト】 2011年8月24日

 今日はソーラーサーキットの家の気密テストを行いました。

朝から準備をして10時にスタートしましたが、結果はとんでもない桁違いで、何時もの10倍の数値。10年前から気密測定はしているが、総相当隙間面積が3桁なんて未だかってない事だ、今ままで悪くても2桁中ほどで納まっている。

と言ってもとりあえず測定機器を信ずるよりない、大工総員で床下、小屋裏、配管周りを入念にチェックするが異常は見当たらない、再度測定するが良い結果は出ない。何度もこの繰り返し、これはもう測定機器を疑うよりない。

こちらは、最初から測定器を疑っていた。その理由は若干気密の甘い玄関引戸から凄い勢いで風がビュービューと入っていた、気密が悪かったら圧力が上がらず、こういう風の入り方はしないはずだが、測定屋さんはそれが信じられなかった

ようです、誰も我が子が可愛いようだ。

最終的には測定器の故障という結論に達した。施工ミスで無かったのは救われたが、終わったら6時、一日中振り回された一日となってしまった。

(気密テストは後日、再度行います)

 

 

 

 

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【高気密高断熱住宅は壊れる?】 2011年8月21日

 家が朽ちる「大きい地震が来たら、高気密高断熱の住宅は壊れるのではないか」日経ホームビルダー9月号の記事です。

 保険会社や調査会社等の報告によると危惧していたことが現実起こりつつあるようです。

「高気密高断熱住宅」と言ってもピンからキリで迷惑な話である。

高気密、高断熱を理解しない施工不良でシロアリや結露、漏水で木部が腐朽して大地震に耐えられないと言う事のようです。

気密や断熱方法の規定や測定、検査も無い、通気の事も考えず、只単に厚い断熱材を押し込めば数値が上がり、書類上では「高気密高断熱」になる、長期優良住宅やエコポイント制度の弊害とも言えるでしょう。

 

 

 

 

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【基礎工事着工】 2011年8月18日

 想定外だった擁壁補強工事も完了したソーラーサーキットの家の現場、いよいよ基礎工事着工となりました。

 先ずは床堀作業から始まります、今回変形敷地の為少し手間が掛かりそうです

 

 

 

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【出雲でのカネカ太陽光発電データー】 2011年8月16日

 去年の3月初めに出雲のソーラーサーキットの家に搭載した「カネカ」の太陽光創電システム(4.4KWh)の発電状況ですが、お施主様より貴重なデーターを頂いたので、お許しを頂いて掲載させて戴きます。

出雲で太陽光発電をお考えの方の参考にして戴ければ幸いです。

 出雲の冬の空は中々、太陽が顔を出してくれなく、12月〜2月は厳しいですが

それでも去年4月から今年3月までの総発電量は5,087(KWh)です。これはメーカーの発電予測より20パーセント多い発電量となっており、お施主様にも満足頂いているところです。

 

 

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【コロナ瓦、新色】 2011年8月12日

 10日に上棟したソーラーサーキットの家の現場、一層目、二層目の屋根仕舞い作業も順調に進み、屋根葺き作業に入っているところです。

今回葺くコロナ瓦は新色のバーク(茶窯変)色です。

葺いた感じは思ったよりコントラストが弱く、遠目で見ると一色のように見えます。

もう少しコントラストが強い方が良かったように感じたところです。

 棟は通気層を通った、熱気や湿気を排出する為の細工をします。

この上に換気コアーベントをセットして棟換気カバー瓦を取付けます。

これで夏の暑さを和らげる事が出来ます。

 

 「お知らせ」

誠に勝手ながら、明日13日より16日までお盆休みとさせていただきますので宜しくお願い致します。

尚、お打ち合わせ、ご見学等、ご希望の場合は事前にご連絡戴ければ対応させて戴きます。

 

 

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【大安吉日の上棟】 2011年8月10日

 今日は大安吉日、ソーラーサーキットの家の現場では上棟が行われました。

立秋は過ぎましたが、ぶり返した真夏のようなジリジリと照りつける陽射しの下、汗だくでの作業です。

木材の為には雨降りより良いので、贅沢は言っておれません。

今週中に屋根を葺き終えて盆休みを迎える予定です。

 

 

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【日曜日の作業】 2011年8月7日

此処のところ、日曜日の作業が続いています。

ツバメの巣立ちで遅れていたソーラーサーキットの家の現場、擁壁補強の問題等も発生して更に遅れていましたが、漸く地盤改良に着手しました。

工程を取り戻す為、日曜日も作業と成りました。

町中ではこういうわけには行きませんが、幸いなことに現場は田舎ですので、お隣様、お施主様のご了解を得ての作業です。

 

 

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【拘りの外壁】 2011年8月5日

 漸く本格的なセミ時雨が聞かれるようになった夏空の下、ソーラーサーキットの家の現場では外壁「シラスそとん壁」の下塗り作業が進んでいます。

外壁は見た目や作業性ばかりでなく、メンテナンスや防水性等、建物の寿命を大きく左右する要素を持っています。

サイデング等に比べ手間は掛かりますが、家を長持ちさせる為に塗り壁に拘っています。 

 下地は塗り壁専用の透湿シート、ラスは下塗りに食い込み強度が出るウエーブラスです。

クラック対策はファイバーメッシュ伏せこみです。

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【ノンケミカル防蟻工事】 2011年8月1日

 昨日は日曜日でしたが、ソーラーサーキットの家の現場は薬剤を一切使用しない防蟻工法、ターミメッシュの工事を行いました。

施工をお願いしたターミメッシュジャパンの方は今日、明日は富山県の方の現場に行かれるとの事で、日曜日の作業と成りました。

 基礎外側の断熱材にステンレスのメッシュを張り巡らします。

 ステンレスのメッシュはシロアリが通り抜けられない小さな目です。

 専用の接着剤で断熱材とメッシュを塗り固めて行きます。

 今日はその上にメッシュを保護する為の専用保護モルタルを塗りつけています

これで薬剤を一切使用せずシロアリをシャトアウト出来る、体に優しい防蟻工法です。

 

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