八月も今日で終わりです。蝉時雨も何時の間にか「ツクツクボーシ」に代わり夏の終わりを感じます。
「ツクツクボーシ」の声を聞くと子供の頃、夏休みに遊び呆けて、最後の二、三日で宿題を片付けた切ない想いが蘇ります。子供の頃から尻に火が点かないとエンジンがかからなかったようです。
さて、ソーラーサーキットの家の現場では外壁の「シラスそとん壁」の上塗作業が始まりました。
暑さがもう少し柔らいでからと思っていましたが、台風が来そうですので少し速目の作業と成りました。
この塗り壁は寒くてもダメ、暑くてもダメ、塗りつけ後48時間は雨に濡らしたらダメ等施工条件がかなり厳しく使い辛い外壁材ですが、それ以上の魅力(耐久性、メンテンナンス性、防水性、断熱性等)に取り付かれ使い続けているところです。
適法で最低保証の10年持つ材を使う考えになれば楽なんですが、どうも性分に合わなくてその気になれないところです。本当はそうすると15年後20年後にリフオームの仕事も出て来るんですが、根っからの職人で商売が下手なんですね(笑)
直接陽が当たる所はシートで養生しながらの作業と成ります。
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