雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【床下ダンパー閉めて下さい】 2013年5月29日 

 ソーラーサーキットの家は床下ダンパー閉めて下さい。

急な梅雨入りだったので、閉めるタイミングを失いましたが、来週の初めは天気が良さそうですので、湿度が下がると思います、晴れた日の夕方閉めて下さい。同時に小屋裏フアンの電源は忘れずに必ず切て下さい。

ナビシステムの家は電源を切るか、メインダイヤルを「梅雨」にセットして下さい。

今、閉めたり、セットすると床下湿度は上がっていますので晴れた日が良いです。

 我社ソーラーサーキットの家の温度状況です(昨日ダンパーを閉める前)

左から、下段は小屋裏、床下、外部の温度、湿度です。上段は室内温度、湿度です(温度計により若干の誤差有り)

ダンパーが開いてると床下は外部と略同じ環境になっています。

室内は除湿等はしていませんが、調湿効果のある自然素材を使ってる為か20%以上の差が出ています。

本日、ダンパーを閉めた状況です。

床下は湿度が上がった状態で閉めた為、若干高めです。室内温度は外部より3℃ばかり高くなっていますが、湿度は28%も低く快適です。

 

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【梅雨入り】 2013年5月27日 

 九州、四国中国地方に梅雨入り宣言が出ました。平年より11日早い梅雨入りのようです。

今年は沖縄が一週間遅い梅雨入りだったので、此方も一週間遅れの6月10日頃の梅雨入りと高を括っていましたが、遅れるどころか11日も早い梅雨入りで戸惑っているところです。

基礎が完成して、これから上棟の現場もありますが、空梅雨であることを祈るばかりです。

 

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【移植断念】 2013年5月24日 

 

 

 なにやら思案顔の庭師さん、来月着工する現場で庭木が邪魔になるので、移植をお願いして作業をしてもらってるところです。

ところが掘って根回しをして視たところ、ゴボウ根ばかりで肝心のヒゲ根が無く、これでは水分を引き上げるのは難しい、根付く確立は40%以下で保証できないとのこと。

お施主様とも相談の上、ご先祖様には大変申し訳ありませんでしたが、枯れた場合は後の片付けも大変になるので、残念ですが、伐採という結論に達しました。

 移植予定の庭木は先々代が植えられた、枝を横に伸ばし、門掛け仕立てにしたラカンマキの木です。

横に伸びた枝は7mばかりあり、70〜80年は経った立派な庭木ですが、根の状態が悪かったので仕方ありません。

今回、同一敷地内に、ソーラーサーキットの家と新しく導入する、同じ外断熱工法の「フクビ、エアサイクルの家を建てさせていただくことになりました。

後ろに見える母屋は14年前に我社で施工させていただいた建物です。

 

 

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【照明要らず】 2013年5月23日 

 新しくなった我社の木材加工場(構造材専用)、上部の壁を全てシースルーのポリカでトップライトにしたのでとても明るく照明要らずです。

広いと照明の電気代も馬鹿に成りませんので、少しは省エネに貢献したと思っているところです。

現在、作業しているのは、6月4日上棟予定のソーラーサーキットの家です。

 

 

 

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【ツバメその後】 2013年5月18日 

 現場のツバメ、親鳥が毎日せっせと餌を運んでいます。10日ばかりで随分と成長しました。

愛くるしい目でこちらを眺めています(癒されますね〜)後10日もすれば巣立ちが出きるでしょう。

何せ手の届くような処に巣があるので、猫やカラスの足場にならない様に車は注意して止めないといけません。

早く巣立ってもらわないと気が気でなりません。

 

 

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【天然乾燥】 2013年5月15日 

 

 急激に暑くなり、春ゼミも漸く鳴き出した今日この頃、木材の天然乾燥が進んでいるところです。

大割れを防ぐ為、雨のかからない、風通しの良い屋内で桟積みして干しています。

先月、製材した材ですが、元々水中乾燥した原木を陸揚げしてあった材ですので

乾燥は割と早く、含水率も20パーセント以下に治まっています。

 この材は来月初めに上棟する家の構造材でカナダ松です。

「国産材は使われないですか?」とよく聞かれますが、同じ樹齢や目あいの木で

白太部分を外し赤身の張った国産材を使うと値段がドンと上がるし、中々そろえる事も難しいです。小径木で取れる柱材は国産材を使います。

大割れや捩じれを防ぐ為に敢えて木の芯を外して木取りしてあります。従って樹齢の多い目の詰った大径木を使っています。(材木の寿命は樹齢に比例します)

それと国産材は、4メトル物までは安いですが、5m〜6mと長くなるほど割高に成ってしまいます。

外材を使うのは長物(9m位まで)が取れるので、弱点である木材の継手を出きるだけ少なくする目的もあります。白太部分を外すのは耐久性を考えてのことです。

大割れの心配の無い子割材は外に干してあります。

下の古材のように見えるのは国産杉の柱材が干してあります、180〜200角に仮製材してあるので、これを150〜180角に製材して使います。

このように目に見えない処に手間暇掛けて家造りをしているところです。

この材が出ると次の家の材が積まれます。

 

 

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【牛スジカレー】 2013年5月13日 

 G.Wに行けなかった、吉田村の道の駅「たたらば壱番地」、昨日現場からの帰り道、少し足を延ばして行って来ました。

松江道、木次三刀屋インターから車で10分で着きました、近いです。

食事時は過ぎていましたが、前の駐車場は満車でした。

 建物は木造でしたが、半分は鉄骨造的発想の木組みと思えた建物でした。

 お目当ての「牛スジカレー」、サラダ付きで880円、吉田村有機栽培のお米のご飯がとても美味しかったです。

 

 

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【住宅デザインが呼ぶ雨漏り】 2013年5月11日 

 「住宅デザインが呼ぶ雨漏り」日経ホームビルダー5月号の特集記事です。

デザインが雨漏りを呼び込む原因になったケースが多発していると記事は伝えています。以前より危惧していたことが現実になっているようです。

特に多いのが、今流行の屋根の軒やケラバの出がない箱型デザインの家や外壁の仕上げがが一階と二階が異なるデザインの家やバルコニーのある家のようだ。

設計をする時は出きるだけ雨漏りリスクを避けた設計を心がけています、ダサいと思われているかも知れませんが見た目(デザイン)より耐久性重視で考えています。

お施主様が如何してもご要望の場合は設計や材料選定に特に注意して施工しています。

デザイン重視で「住み心地」「や耐久性」は考えない、人が住む家を作品と言う、先生と呼ばれる設計者を選ぶかは人それぞれ好みですが、木造住宅のの大敵は「雨漏り」と「シロアリ」です。

 

 

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【明日から愛鳥週間】 2013年5月9日 

 現在進行中の現場で、運よく残った隣の車庫でツバメが子育て頑張っています。

先月の母屋解体工事中は騒音と振動に脅えながら卵を温めていましたが、G.W中にめでたく孵化したようです。

親鳥はストレスでかなり神経質になっているようですので、そぉーと見守ってやりたいです。

それにしても今回は解体する母屋でなくて良かった。以前にもツバメが中々巣立たず、解体がずれ込み、工事が一ヶ月遅れた苦い経験があります。

 カメラを近づけすぎたのか、産毛の可愛い赤ちゃん首を引っ込めてしまいました。

 

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【常時微動測定】 2013年5月6日 

 GW後半は、3日の地鎮祭、今日の着工打合せと半日づつの仕事、後は用事が無かったので図面書きが捗りました(笑)

そんな中、思いがけず我社の建物(体感ハウス)の常時微動測定(耐震診断)を受ける事が出来ました。

実は、長男が隠岐の島の小学校の耐震改修の事前調査に教授のアシスタントで参加していて、その帰り道に立ち寄っての出来事でした。GW、小学校の休みを利用して5泊6日で二校の調査だったようです。

木造建物の「常時微動測定」は以前より興味があったので、コーヒーを飲みながら教授に色々とお話を伺っていたら、「今からやりましょうか」と仰ってくださり、お疲れの処申し訳なかったですが、お言葉に甘えてしまった次第です。

 

地表面や建物は常に人間が感じないような微小な振幅で振動しています(常時微振動)この微小な建物の揺れを加速度センサーで計測してデーターを解折して固有振動数を求めます。この測定を「常時微振動測定」と言います。

求められた固有振動数により建物の固さ(耐震性)が判ります。

木造建物の耐震診断は技術者の経験や知識に因り結果にバラツキが出ますが機械に因る計測は数値で客観的に表すことが出来ます。

我社でも今年度中に常時微動計測システムの導入を考えています。

図面上の強度だけでなく、実際に計測した客観的な数値は説得力があります。

耐震改修だけでなく新築建物でも実際の強度をお施主様に数値で確認していただく事が出来ます。

 

加速度センサーを建物四方向四箇所に設置して計測します。

 計測中

 計測データーは四箇所共、7.4〜7.6Hzとバランスも良くかなり固い建物という結果でした。現在の基準法通りで建てた建物で5〜6Hzということです。

24時間換気システムのスイッチを切り忘れ、モーター振動のノイーズが表れていますがこれは後でフイルター処理をすれば取れるそうです。凄い高感度です(この計測システムは600万円だそうです)

因みに下の表は震度7クラスの地震動で加震した実大実験により求められたものを簡易表記したものです。

 我社の体感ハウスは12年前に建てたものです。自社の建物だから特別に固く造ったものでもありません。我社で造る建物は皆同じ仕様で設計施工していますから大体同じ固さ(耐震性)と考えていただいていいと思います。

10年前からは更に耐力壁強度をUPしていますから、多分9Hz前後の数値は出ると思っています。

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【黄砂が原因】 2013年5月3日 

 

 GWも後半に入ってしまいました、前半は親戚の不幸等も有りあまり仕事も出来ませんでしたが、明日、明後日は現場も完全休業ですので、デスクワーク捗りそうです。

 

花粉の時期は終わったと安心してたら先月末位から、鼻と喉が痛い、鼻水が出るといった花粉症の症状、風邪かと思っていたら、どうやら「黄砂」が原因のようだ。

NHKや民放のTVでも放映していましたが、最近そういうアレルギー症状や肌荒れが酷いと言う人が多くなってるようです。

対策は黄砂の多い日は外出しない、外出する時は、マスクやゴーグル、肌を露出させないことだそうです。

黄砂が呼吸器に影響を及ぼす実験結果も出ています。こうなると家の換気、気密性能が重要になってきます。

家も汚染物質から身を守るシェルター化が必要な時代になってくるようですね。

 

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