「問題は余震です。貴社の地震対策、余震のことまで考えていますか?」
答えは、耐震に「+制震」。
建築業界誌に載せられた住友ゴムのコマーシャルです。
確かに、巨大地震の場合は本震ばかりでなく、何十回と繰り返される余震にも耐えなくてはなりません。
日経ホームビルダーの今月号に、防災科学技術研究所つくば本所で実施された耐震と制震の実大実験の模様が載っています。
合板や筋交いで耐震性もたせた構造体と制震装置を取り付けた構造体へ同時に振動を同じに加えたらどうなるかという実大実験です。
繰り返し加振された制震装置を取り付けない構造体は合板の釘が抜けたり、金物が外れたりの被害が出たようだ。
結果の詳細は実験に協力した東京理科大が論文として発表する予定とある。
我社では「制震装置」はオプションで準備、お客様にはお奨めはしていますが
「来るか来ないか判らない巨大地震にそこまで」いうお考えや予算の関係やらで
制震装置を取り付けられる方は半々といったところです。
早く標準仕様になるよう頑張ります。
現在、建設中の我社の木材加工場、予算が無く苦しいですが、巨大地震が来た時には、加工場は加工中のお客様の大切な財産を守る為と、活動の拠点となる城となりますので、奮発して「制震装置」を取り付けました。
「備えあれば患え無し」
住友ゴム、60年以上の耐久性を誇る高減衰ゴムを使った木造軸組み用制震装置。(フリーメンテナンス)
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