私事で恐縮ですが、妻が16日早朝、浄土へ旅立ちました。
伊東工務店を創業以来40年間、総務、経理と家事一切を一手に引き受け、私が家造りに没頭できるように支え続けてくれた妻ですが、去年の春に肺にガンが見つかり、それ以来治療を続けていましたが、ガンという病魔と抗がん剤の副作用には打ち勝つことが出来ず、逝ってしまいました。
私ども家族も、できる限りの看護はしたつもりですが、如何にもならず残念で成りません。
最後の入院二ヶ月間は息子達も名古屋と岐阜から仕事と勉強の合間を縫って毎週帰り、新幹線通勤で看護してくれました。
又、妻の姉達や甥、姪、実家のお嫁さんにも代わる代わる献身的な看護をして戴きましたし、友人の方々には毎日の様に御励ましのお見舞いに来て頂き、とても有難かったです。感謝、感謝です、妻も満足してくれてると思います、ありがとうございました。
私もこの二ヶ月間は、殆んど病院に行ったり来たりで、現在進行中の現場が止まらない程度の仕事しか出来ず、何件かのプラン作成や設計業務はストプ状態ですし、妻の机の上も経理書類が山をついております。(妻には余命告知はしてませので、帰って仕事を続けるつもりで治療を続けていましたから、態と引継ぎや
代わりの人もいれてません)
それを見かねてか、大学で講師をしてる次男が帰って手伝いをすると言ってくれました。只、就職は決まったけど単位が取れて無い学生が結構いるので、その面倒を見て卒業させないと、将来を左右する事になるので、今直ぐとは行かないが
来年の春には帰るからと言ってくれたので一安心です。
岐阜県立森林アカデミーで、木と木造建築を勉強中の長男も再来年の春には帰ってきますので、もう一踏ん張りです。
悲しんでばかりもいられません、仕事がつかえています。スイッチを入れ替えてスタートです。
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