雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
ご意見・お問い合わせはこちら
<< 2015年1月 2014年11月 >>

 

【迎春準備整いました】 2014年12月30日

 今年も余すとろあと一日、片付け仕事も如何にか片付き、迎春準備も整いました。

玄関の正月飾りも一夜飾りすることなく正月を迎えることが出来、一安心です。

今年も一年間、大変お世話に成りありがとうございました。来年も如何か宜しく

お願い致します。

皆様方、良いお年をお迎え下さいませ。

 

 (新年の営業は6日からです)

 女気が無いもんでニッチの〆は少し華やかなものにしてみました。

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【C値、0.06cm2/㎡】 2014年12月27日

 今年の仕事納めは気密テストでした。

お施主様立会いで行った気密テストでしたが、あっという間に終わりました。

測定に時間が掛からないということは、気密の良い証拠でもあります。

 テストの結果は総相当隙間面積(建物全体の隙間面積)が16cm2(4センチ角

の隙間) C値で言いますと0.06cm2/㎡というすばらしい数値。いい仕事で今年の

しめっくりとさせて戴きました。

 現場の方は今日で仕事納めですが、事務所の方はこれからが勝負です。

残務整理や大掃、打合わせ予約や見学予約のお客様等ありますので31日迄掛

かりそうです。

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【内法長押付き和室】 2014年12月26日

 和室造作が進んでいるソーラーサーキットの家の現場ですが、最近の和室には

あまり取り付けられなくなった、「内法長押」も取り付き、格式の高い和室に仕上り

つつあるところです。

この和室は六畳ですが、少しでも広く見えるような空間設計となっています。

 

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【天皇陛下のお言葉】 2014年12月24日

 昨日は祝日、天皇誕生日で陛下のお言葉「300万人を超す人々の死を無にする

ことが無いよう。常によりよい日本をつくる努力を続けることが、残された私どもに

課された義務であり、後に来る時代への責任であると思います」と非常に感銘を

受けたお言葉であった。

衣の下に鎧がチラチラ見える、調子づいた政治屋の先生方には、耳の穴をかっ穿

ってよく聞いてもらいたいものだ。

 

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【和室造作】 2014年12月22日

 ソーラーサーキットの家の現場、トコ柱を立て和室の造作作業が始まった処です。

和室は真壁、長押付きの本格的な造りです。トコ柱は数奇屋建築でよく使われる、

杉の絞り面皮付き柱で、綺麗な笹杢が出ていますが張り物ではありません。

最近は和室と言っても、床の間も無い、柱も見せない(見せられない)大壁和室が

殆んどで、和室と言うより畳が敷いてある部屋と言った方がよいかもしれません。

又、本格的な和室造作の出来る大工さんも段々と少なくなっている現状です。

時代の流れかもしれませんが、日本の伝統文化が廃れて行くのは寂しい限りです。

 我社では手仕事に拘っていますので、造作材は全て昔乍らの手鉋仕上げです。

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【雪がずり落ちない屋根】 2014年12月18日

 寒波襲来で今朝は一面銀世界、現場の屋根も雪化粧です。

屋根は強風の為か、5~6センチ、地面は10センチ程度の積雪といったところで

しょうか。

 屋根は金属「コロナ瓦」です。この瓦は雪止めを付けなくても雪がずり落ちる事

は無く、雨樋を傷めたり、隣家に雪が落ちて迷惑を掛けたりしない優れものです。

先日もお隣さんから、「うちの庭に雪は落ちないでしょうか」とご質問を戴きました

が、その心配は全くない屋根瓦です。

 

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【ビスの強度について】 2014年12月15日

 

 先日、ビスはせん断に弱いという書き込みをしたので、お客様から「ビスは他に

も沢山使っておられますが大丈夫なものでしょうか」とお問い合わせを戴きました。

最近はどちらかと言えばビスを使うことが多くなっているかも知れませんが、ビスは

使う用途に因って色々と種類があります、形状や寸法、材種が違いそれぞれの用

途に適した形状や寸法、材種になっていますので適材適所で選ばなければなりま

せん。

只、メーカー、品質、値段等は千差万別、ピンキリで選定は業者に委ねられている

のが現状です。

 我社ではメーカーのデーターは勿論ですが、第三者による試験データー等も参考

にして、値段で選ぶで無く使う用途に適した品質の良いもの選ぶように勤めていま

す。

 (写真は日経ホームビルダーより掲載)

 試験データでは釘よりも強度が無いビスも視てとれます。

 

こういう、メーカーのマル秘試験データーは非常に参考になります。

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【床の浮き上り対策】 2014年12月12日

 ソーラーサーキットの家の現場、床の下地組作業が進んでいるところです。

床根太を受ける大引の床束と床束の間にボルトが見えますが、これは床の浮き

上がりを防ぐ為の仕掛けです。基礎コンクリートと大引をボルトで緊結することで

床の浮き上がりを防ぎます。

床は下がることばかりでなく、浮き上がりを起こすこともあります。根太を受ける

大引きは、木材の癖を読んで下側に反る様にには組み合わせますが、時には

これでは対応出来ない事も起こりますので、その時の為の対策です(滅多には

起きませんが)

 

 

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【我がままな材】 2014年12月9日

 

 昨日、今日と十二月にしては先ず先ずの天気、ソーラーサーキットの家の現場

では、外壁「シラスそとん壁」の下塗り作業を行いました。

明日も良い天気のようですので乾き具合にも調度良い塩梅ですが、頭を痛めて

いるのは上塗り作業です。

上塗りは下塗り後一週間の乾燥養生を経てかでないと出来ませんので、来週の

天気、気温具合では上塗り出来ない可能性も出て来ました。

再来週もチャンスは有るかもしれませんが、天気は良くても気温が下がり無理か

もしれません、例年20日位までが限度です。

 「シラスそとん壁」は自然素材100%でありながら、高い防水性能と通気性能を

併せ持ち、木造建物の耐久性には非常に適した塗り壁材ですし、軽量の為外断

熱工法にも適した塗り壁材です。

その他、断熱性、吸音性、耐クラック性、メンテナンスフリーの耐久性等、外壁に

は非常に優れた材ですが、一つ欠点は我がままな材です。上塗りは気温5℃以

下は塗れない、上塗り時は勿論、塗り上げ後36時間は雨に濡らしてはいけない

塗り継ぎはいけない等、色々と制約が多い材です。

その為か、高性能な外壁材なのに島根では我社以外ではあまり使われていな

いようですが勿体無いことです。

仕事は楽に越した事は無いですが、10年や15年で足場を組んでシーリングや塗

装をやり替えるようでは、お施主さんはローンを返済しながらたまったもんではあ

りません(10年、15年後には又仕事が出ると言う業者側の考えもあるようですが)

いずれにしてもジャジャ馬を乗りこなすには、それに惚れ込むしかありません。

 

 

 下塗り材塗付け後クラック発生防止のフアイバーメッシュを伏せ込んでる

処です。

 

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【多能工化】 2014年12月6日

 外壁下塗り作業の前に、軒裏天井張り作業が進んでいるソーラーサーキットの

家の現場、軒天羽目板の塗装をしている処ですが、作業してるのは塗装屋さん

では無く、我社の大工です。

我社では現場作業工程がスムーズに進むように、自社で出来ることは出来るだ

け下請けには出さず、自社大工で施工する多能工化を図っています。

 我社で出来る仕事は、基礎型枠組立、基礎鉄筋組立加工、防蟻工事(TM7工法)足場組立、木造建て方(鳶工)、屋根葺工(金属屋根のみ)、シーリング工、家具工、

塗装工(木部のみ)等と多技にわたっています、これから先職人不足が叫ばれてい

ますが、地場工務店が生き残るには多能工化しかないと考えています。経営的ロス

も少なくなります。

 

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【頭隠して尻隠さず】 2014年12月3日

 十二月に入り急に寒くなってまいりました、出雲地方、昨日は初雪も観測され

たようです。

我が家(社)の愛犬「ロン」は昼間はソーラーサーキットの家の事務所でぬくぬく

と仕事?をしていますが、築50年近い風通しの良い我が家に夜帰ると、炬燵に

一目散、潜り込んでいます。

頭隠して尻隠さずで笑えますが、犬にも家の良し悪しは判るようです。

 

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 

 

【外壁下地工事進行中】 2014年12月1日

 今日から師走、ちょっと気忙しくなって参りました。

ソーラーサーキットの家の現場、外壁の断熱材張りが終わり外壁の下地工事が

進んでるところです。

柱の外側に断熱材を張る外断熱工法は、この壁下地の施工がが非常に重要です

後からは見えなくなるから適当でいいやという施工や取り付けビスの選定を誤ると

外断熱工法の弱点である、壁の垂れ下がりを招く恐れがありますので、手間を掛け

丁寧に作業を進めているところです。

 

 

 外断熱専用ビスもピンキリで、色々有りますが、特に剪断応力に強いビスを選定

(ビスは引抜力には強いですが剪断力には弱い弱点があります)してビスの取り付

けピッチもメーカーの指定寸法に従い取り付けています。

 断熱材と壁下地板の間は通気層となり、夏場の熱気や湿気の排出口と成ります

ので確実に排気口を確保して施工しないと、結露や熱ごもりの原因になります。

 

 

 

 

ご意見・お問い合わせはこちら  

 

 

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


▼過去の雑記帳