雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【見学会御礼】 2007年7月30日

N様には大切な建物をお借りしての完成見学会、無事に終える事が出来ました。

ご厚意に感謝して厚く御礼申し上げます、ありがとうございました。

土曜日夕方、日曜部日と九組のお客様にご来場戴き、ありがとうございました。

他所様の見学会に比べると静かな見学会ですが、其の分お客様には夏のSCの家の好さをじっくりと視て頂きご説明させて戴きました。

二階ロフトが暑く無いとか、エアコンは二階の一台しか運転していないのに家全体が涼しいとか、特に小屋裏が余り暑くない事に感心して戴き、外断熱二重通気工法ソーラーサーキットの好さを体感して戴きました。

SCナビシステムにより小屋裏給気口が追加された事で小屋裏の熱排気が促進された効果と思います。

床を磨き直して引渡し準備です、お引渡しは大安吉日、明日の予定です。

 

【完成見学会】 2007年7月26日

外断熱、二重通気、SCの家が完成し、いよいよ土、日曜日は完成見学会です、SCの家、夏の爽やかな住み心地を是非体感して視てください。

ご連絡お待ちしております、尚、明日から土曜日午前中は大阪出張ですので、ご連絡は直通09031723191までお願い致します。

間口10.5mの敷地に納めた延べ面積40坪の建物。

 

実用本位でこじんまりと纏めた玄関

吹き抜け、リビング階段、和室と繋がるL.D.K

流し台の後ろは収納カウンター

階段ホールはプレイルームです、北側トップライトからは柔らかい光が差し込みます。

キャットウオークよりプレイルーム、吹き抜けを見た所です。

ロフトの有る男の子の部屋。

 

【完了検査】 2007年7月24日

N様邸いよいよ完成です。

昨日は行政の完了検査を受けた、「指摘事項有り」

N様邸、当初の設計ではキッチンの加熱機器はガスコンロであったが、途中でIHコンロに変更に成った。

内装は申請時の火気使用室という事で下がり壁を付け内装制限をクリアする仕上げをそのまま図面通りに仕上げていた訳だが、検査員曰く「IHコンロは内装制限を受けないので設計変更届けを出せ」と宣う。

「安全側だから良いじゃないか」と言うと「今回の法改正で厳しく成りました」との事、カセットコンロでも置いて置けば好かった!

形式を整えただけの今回の法改正、こういう事で果たして建物の質が向上するだろうか、疑問に思うのは私だけだろうか。

工事途中、善意で念の為に偏心に影響しない所に筋交いを一本追加補強して強

度を上げた安全側の変更でもダメだなんて、質が向上する訳など無いと思う。

問題と成ったキッチン、何かスッキリしない。

 

【ナイト見学会】 2007年7月21日

    

                         ★完成見学会のご案内です★

この度N様のご厚意により、下記の通り完成見学会をさせて戴く事と成りました。

3人のお子様と30代のご夫婦がお住いになる家です。

SCナビシステムを搭載した、外断熱二重通気、ソーラーサーキット、SCの家、夏の住み心地を是非ご体感戴きたいとご案内申し上げます。

ごゆっくりと見学していただく為、新聞、チラシ等での告知はせず、予約制とさせて戴きますので御了承の程宜しくお願い致します。

                      記

*日時   7月28日(土) PM4:00〜PM9:30 (土曜日はナイト見学会です)

        7月29日(日) AM10:00〜PM8:00

        (当日ご都合のつかない方はご連絡戴ければ30日、31日も対応させ

         て戴きます)

*場所   出雲市塩冶町

        詳しい場所に付いてはご連絡戴ければ案内地図を送らさせて戴きま

        す。

*ご連絡はTEL 0853−22−2031又はメール info@ito-izumo.comまで

  お願い致します。

  ご来場をお待ち申し上げております。

 

【外壁工事】 2007年7月20日

      

I様邸、雨で延び延びに成っていたベランダの防水工事も終わり、外壁左官工事が始まりました。

外壁は自然素材100%の白洲そとん壁塗り仕上げです。

防水シートを張りラス網を打って白洲そとん壁の下塗りをします。

ラス網は波型ラスを使います、波型を使う事でラスが下塗り材にくい込み、強度を上げると共に、大地震時にラスとモルタルが剥離して落ちる様な事も防げます。

クラック対策には、グラスフアイバーメッシュを伏せ込み対処しています。

仕上げ塗りは内部造作が終わり内部からの衝撃や振動が発生しなくなってから

塗り仕上げます、足場を据え置く日数は長く成りコストは掛かりますが、クラックは入り難く成ります。

 

【大地震に思う】 2007年7月18日

又もや北陸、中越地域に震度6強の大きな地震である。

被害に遭われた方々はお気の毒である、お見舞い申し上げます。

TVで押し潰された家を見ると胸が痛む、最低でも命を落とすような家は造っては成らないとつくづく痛感する。

古い木造建物は地震に弱く、新しい基準法で造られた木造建物は地震に強いと

言われているのは強ち間違いではないが?なが残る。

40年、50年先で同じような大きな地震が起きた場合、果たして倒壊を免れる建物はどれ位だろう。

下手をしたら、今の初期強度ばかりを強調する建物の方が脆いかもしれない。

今の考え方、30年、40年先の事を考えず初期強度ばかり強調し、合板等の面材を柱に釘で打ちつけ、おまけに気候風土も考えない家造りが耐震上強いと言う

考え方は非常に危険と思う。

古くなった薄い合板、細い釘、余震で何回も揺さぶられたら一溜まりも無いだろう

其れよりも、気候風土を考えた断熱方法や内部通気を図ることで結露や白蟻から、土台、柱、筋交い等の主要構造部材が劣化し難い家を造る事が重要に思う。

だいたい、10年保証とか言う住宅性能保証制度なるも、如何かと思う、裏を返せ

ば、10年持てば良いと言う事にも成る、だから初期強度ばかり強調する家造りが

罷り通る。

構造躯体が10年保証なんて可笑しな話である、構造躯体はせめて30年以上にしないと、いい加減な家造りは無くならないと思う。

我社も、住宅性能保証制度には加盟はしているが、余り使わない、保険金をドブに捨てる様なものだ。

其のお金で、筋交いの一本、鉄筋の一本でも余計に入れた方がよっぽどマシだ。

我社に家造りを依頼されるお客様、10年保証制度、付けて下さいと言われる方は先ず無い、我社が10年や20年で駄目に成るような家造りをしていないことを承知して戴いているからだ。

 

 

【長雨】 2007年7月16日

此処のところの長雨には泣かされる、台風被害が無かったから良いようなものの商売上がったりである。

増築工事中のT様邸、雨で基礎工事が捗らない。

完成間近のN様邸、外溝左官工事がストップ状態。

外仕舞い工事中のI様邸、外壁左官工事に着手出来ないが、こういう時は外断熱工法は安心である。

雨や湿気に強い断熱材を構造躯体の外側に張って気密を取っている為、窓を閉切っていれば雨や湿気が入って来る事は無い、木材を濡らす事無く内部仕事は支障無く進める。

此れが内断熱で、綿状断熱材でも詰め込んでいたら雨養生が大変だ、巷では内断熱で雨養生もしない、無頓着な現場をよく見かけるが、考えただけで、ゾーとする。

 

 

【蜩、鳴き始め】 2007年7月12日

夕方、プラン設計でフリーズ状態の頭をリセットする為我社の菜園に野菜の収穫

に出た処、菜園入り口の枕木に蝉(幼虫)の抜け殻を見つけた。

そろそろ蝉も鳴き始めるかなと思った途端、横の林から「カナ、カナ、カナ〜」と鳴き始めた。

蜩蝉である、去年より2日ばかり早い鳴き始めだ、梅雨明けも近いと感じられる。

去年の鳴き始めに「梅雨明け間近」と書いた途端、集中豪雨に見舞われてしまった、今年は何事も無い事を祈っている。

蜩の声何故か郷愁にかられる、頭をリセットしてもう一頑張りだ。

 

【竹炭パウダー】 2007年7月11日

外壁シラスそとん壁が塗り終わったN様邸、今内部壁の壁紙貼りが進んでいます

壁紙は消臭、吸放湿性に優れると言われる、竹炭パウダー入りの壁紙を貼り下地ボードと合わせ、吸放湿をはかり室内を自然な心地よさに導きます。

我社ではビニールクロスは使用しません。

       

壁紙貼りも略終わり、あと建具、器具等     自社製取付け家具の取付けも

の取付けを残すのみと成りました。        始まりました。

 

【SCナビシステム3棟目】 2007年7月9日

I様邸、此処の処、梅雨の晴れ間が続き外仕舞い工事が進んでいます。

ラス下地板も略打ち終わり、ベランダの防水工事が終われば、週中より防水シートを張って左官工事に着手出来そうです。

内部ではSCナビシステムの床下電動ダンパーの取付けも始まりました。

SCナビシステム、稼動中一棟、今月末稼働一棟と此れで三棟目の施工と成ります。

お客様の声で、「温度センサーの開閉で無く、湿度センサーでの開閉が理想的ではないか」とのご意見も有りますが、湿度センサーは精度の問題や故障し易いと言う事もあるし、夏の夜中湿度が上がり閉まってしまうという事も出て来るので、

取り合えず温度センサーに因る開閉で正解に思う。

      

床下換気枠を取付けバンフオームで    電動ダンパーの取付け状況。   

断熱気密処理。

 

【新入社員紹介】 2007年7月7日

 

      

今日から新入社員の出勤です、受付担当の「チロ」で〜す。

事務所入り口のマットの上で鎮座?寝そべっています、新入社員と言っても12歳のおばぁさんです。(人間でいうと64〜5歳)

実は最近この子、歳のせいかトイレが近くなり困っています。

夜中に必ず「トイレ」と言って起こしに来ます、朝まで待てません。

家の中では絶対しません、今までは家で留守番をして居ましたが、家内は10時出社、16時退社ですがその間どうも持てそうではない、トイレを我慢して膀胱炎にでも成ると可哀想という事に成り、今日から家内と一緒に出勤です。

この子、12年前に車で偶然通りかかった道端で、ドッグフードの入った箱の横にチョコンと座っていました(捨てられていた)生後50〜60日と思われました。

もの悲しい訴えるような目と、つい目が合ってしまい、断わり切れず「ついて来るか」と言ったらトコトコとついて来た子です。

その当時我が家には9匹の猫が居ました、何れも捨て猫でしたが、皆15〜16才

まで天寿を真っ当し、今は残り二匹と成っています。

沢山の猫の中で育ちましたので、自分は猫と思ってる様です、餌もドッグフードは食べずキャットフードを食べる少し変わった猫犬ですが、我が家の一員です。

最近は捨て犬や捨て猫とは目を合わさない様にしています(気が小さいもんで)

 

【久々の晴れ間】 2007年7月5日

N様邸、梅雨の長雨で延び延びに成っていた外壁白洲そとん壁の上塗り作業が

久々の晴れ間でやっと着手できました。

こういう時はサイデングを張れば楽だろうなと、つくづく思うが10年先を考えると

中々踏ん切りがつかない。

明日もう一日いい天気でいてもらいたい処だ。

今回N様のご厚意により完成見学会をさせて頂く事に成った、予定としては7月末を考えていますが、詳しく決まりましたら、このページでお知らせさせて戴きます

自然素材100%シラス火山灰で造られた、「そとん壁」シラス粒子の物性で防水性も抜群です。

重量も16mmサイデングと略同じ軽量で外断熱工法に適しています。

25年間メンテナンスフリーと成っています。

 

【外仕舞い工事着手】 2007年7月2日

木材乾燥養生中だったI様邸、先日中間検査も終わり、外仕舞い工事に着手です

金物を締め直し、樹脂サッシSCウインドーを取付け、断熱材SCフオームを柱の外側に張って行きます。(外断熱)

断熱材を外側に張ることにより金物の結露が無くなり、木材が腐らず耐久性を高める事が出来ます。

断熱材の外側には通気ドーブチを取付け、其の上に「白洲そとん壁」のラス下地板が打たれます。

カンカン照りに成らない梅雨明け前に「白洲そとん壁」の下塗りを終わらせたいと

思ってるところです。

 

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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