雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【仕上げ工事】 2007年2月28日

 S様邸内外の仕上げ工事に入りました。
昨日、今日と天気に恵まれたので外壁シラスそとん壁(自然素材100%)の仕上げ塗りでした。
例年ですと3月中旬を過ぎないと塗れない材料ですが、今年は暖冬のおかげで2月末でも塗れました、5℃以下で施工すると白華現象が出る場合が有るからです、念のため写真のように防風シートを張っての作業です。
明日からは内部の塗り壁、薩摩中霧島壁(自然素材100%)の仕上げ塗りが始まります。
千葉大学ではシラスそとん壁、薩摩中霧島壁を使ったケミレス仕様の住宅を建設してアレルギーやシックハウスに関する調査、研究が行われる。
この住宅には実際にアレルギーやシックハウスに悩む患者が一定期間滞在して五年間に亘り効果測定が行われるもようだ、3月末完成の予定らしい。
注目したいところだ。


【花生け】 2007年2月26日

 ポカポカ陽気に誘われて木蓮の花の蕾が膨らみ出した。
これまた例年より可也早い、早速体感ハウスの和室に生けて見た。
花器は昔の醤油壷、昔醤油製造業だった今施工中のT様から頂いた物である。
手前味噌であるが和室にはピッタリ中々さまに成っている。
やはり和ていいなぁ〜


【手直しゼロ】 2007年2月24日

 K様邸、先日は行政の完了検査は済んだが昨日は県住宅公社による竣工検査が行われた。
検査というのは別に何も悪いことをしてる訳では無いがやはり緊張する。
検査の方はお陰で手直し事項無し、竣工時提出書類もOKで無事終える事が出来た。
工事写真700枚のコメント書きには二晩掛かった少々疲れ気味である。
お役所仕事故設計から完成まで一年の長丁場であったがお客様には満足して戴ける家に成ったと思う、此れで肩が少し軽くなる、3月6日がお引渡しです。


【基礎工事始まる】 2007年2月22日

 N様邸基礎工事が始まりました。
N様邸は外断熱、二重通気ソーラーサーキット工法で建てる、住み心地と耐久性に拘った家です。
上棟は3月22日の予定です。


【サーバートラブル】 2007年2月19日

 昨日朝よりサーバートラブルが有り、メール、ホームページが接続出来なくなり雑記帳に書き込み出来なかったが今日午後やっと復旧した。
土曜日はT様邸の上棟だった、あいにく途中から雨に降られたが無事上棟できた。
今日は青空も出て天気が好かったので、大人数で一気に一層目の屋根仕舞い断熱材張り、二層目の屋根仕舞いを終え、明日はコロナ瓦を敷き上げて仕舞う予定だ、明後日は又天気が悪く成るみたいなので頑張らないといけない。


断熱材の上に通気タルキを施工中
この上に二層目の屋根板を張る。

【「弾10」】 2007年2月16日

 昨日は岡山県倉敷で行われた外壁施工見学会に行って来た。
奇跡のモルタル革命と言う事で開発された「弾10」(ダンテン)というモルタルだ。
特徴は、
*特殊繊維を配合して曲げても割れず、ネットクリームなる物を塗ると更に強度が出てクラックを防止出来る事。
*塗り厚10ミリで防火、準耐火認定を取得してる事でコストダウンと外壁の軽量化が図られ外断熱工法の塗り壁仕上げ材に適してる事。
*専用のラス網を使用する事で、ラス下地板が省略出来コストダウンに成る事。
等である。
塗り壁のクラックには皆さん関心が有ると見えて、島根からも計14人の方が参加して検証された。
「弾10」資料を見る限りは好い事が書いて有るが、やはりもう少し時間の証明が欲しい、特に通気工法の場合はせめて夏を越した実績が欲しい。
今の施工方法はツーバイ工法には適してるが、在来工法の場合は下地に何かの細工が必要なので、其の細工とコストガ見合うのかも検証しなければ成るまい。
何れにしても、もう少し様子を見てからの採用と成ろう。


【ホー、ホケキョ】 2007年2月12日

 今朝、出社すると、横の林から「ホー、ホケキョ」とウグイスの初鳴きである。
暖冬の影響か例年より可也早い初鳴きだ、私のカラオケと一緒で、まだ少々音痴ではあるが、暫くじっと立ち止まって聞き入ってしまった。
三連休とうとう休みは取れなかったが、此れで清々しい気分、元気がでた。
やはり自然は好い。


【もう直ぐ完成】 2007年2月10日

 K様邸もう直ぐ完成です。
ハウスクリーニングも終わり、床ワックス仕上げを残すのみと成りました。
ワックスは勿論、人と環境にやさしい全く溶剤を含まない100%植物油の塗料です。
16日に市の完了検査を受け、23日が住宅公社の竣工検査を受けて、3月6日が引渡しの予定です。


(左)和風のSC(ソーラーサーキット)の家です。
(右)屋根は石州来待瓦葺き。外壁は白洲そとん壁仕上げ。

リビング畳コーナー
 
(左)吹き抜け、(右)玄関

トイレも和風です。

【地鎮祭】 2007年2月8日

 今日はN様邸の地鎮祭だった。
最近の地鎮祭は現地でなく神社に出向いて行う事が多く成ったが、N様断っての御希望で今日は現地で氏神様である塩冶神社の宮司様をお迎えしての地鎮祭と成った。
心配していた雨も清めの雨程度で滞りなく無事終える事が出来た、おめでとうございます。
N様が始めて我社を訪問して戴いたのが昨年の7月、それから土地探しのお手伝い、住宅ローン相談、設計調書、プランニグ、基本設計、見積、本設計、着工までが我社としては早い6ヵ月ばかりだった、完成は7月の予定である。
戴いた「ご縁」大切にしていい家が出来るよう頑張ります。


(左)清めの儀、(右)鍬入れの儀

【エルニーニョ現象】 2007年2月6日

 立春を過ぎた途端ポカポカ陽気、いっぺんに春が来た感じだ。
庭の鉢植えの梅も花が満開に成り、横の林にはウグイスの群れが見られる様に成った、流石に未だ鳴かないが見ていて気持ち好い。
雪が少なく暖かい冬は建築屋にとっては仕事がやり易く捗り喜ばしい事だが、こうも暖かいと気持ちが悪い、地球が少しずつ悪い方向に向かってる様だ。
この暖かさはエルニーニョ現象によるものと思われる、温暖化とあいまって地球は異常気象化しつつある。
温暖化対策を皆で真剣に考える時期に来ている。


【結露】 2007年2月3日

 昨日、冬を快適に過ごすには室温を上げるより湿度を上げたほうが過ごし易いと書いたが、此処で注意をしたいのが湿度の上げすぎです、欲張って上げ過ぎると写真の様に成ります。

今朝、我社のブラインドの下がっていた窓です。(ブラインドの下りていない窓は大丈夫でした)
昨夜帰る時に加湿器を自動運転でなくパワフル運転でした為今朝の室内湿度は67%温度は17度と成っていました、昨夜は冷え込んだみたいで外気温は最低がマイナス0.3度を指していました、結露の原因はブラインドにより室温が遮断されマイナス0.3度の外気温によりガラスが露点以下に冷やされた為です。
室温17度、湿度67%で計算するとガラスが11度以下に冷えると結露に成ります。
ブラインド、カーテン、紙障子は意外と室温を遮断します、結露をさせない為には外気温が下がる時や内部湿度を上げる時はカーテン、障子は両側を少し開けてガラスを冷やさない様にしたり、24時間換気の風量を上げる事も必要です。
室温を21〜22度にする場合は湿度は50%台半ばが無難かもしれません。


【冬将軍到来】 2007年2月2日

 今朝出社するとご覧の通りの雪景色、今年初めての積雪である。
暖冬と言われていたが、天は雪無しでは許してくれない、外気温も1〜2度まで下がり出した。
こうなると築40年安普請の我が家は住めたもんじゃない超寒い、ホットカーペットにコタツとエヤコンそれでも身体に熱い処冷たい処が有る、何処かスウゥ、スウゥする感じだ。
ソーラーサーキットの我社に出社するとホワッとした暖かさにほっとする。
だが好いことばかりではない、可乾燥である。
今75坪の我社の暖房は5kの床下エヤコンが24時間自動運転と4kのエヤコンを朝方1時間〜2時間補助で運転するスタイルだ。
先日より室内湿度が40%前半に成りだしたので、24時間換気を弱運転にして家庭用加湿器3台を稼動させて湿度を50%半ばまで上げた。
湿度を上げるとエヤコン設定温度を多少下げても快適である。
ソーラーサーキットの住み方の極意は冬は湿度を上げ夏は湿度を下げる事だ、其れにより夏は多少室温が高くても過ごし易いし、逆に冬は室温が低くても過ごし易い、其れには高気密が前提だ。

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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