雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
ご意見・お問い合わせはこちら
<< 2012年12月 2012年10月 >>

 

【パイプ外出し方式】 2012年11月30日

 

 ソーラーサーキットの家の現場、月曜日の足場撤去に備え、外壁最後の仕上げ

換気屋外フード等の取付け作業が行なわれているところです。

屋外フードは「パイプ中止め方式」とパイプ外出し方式」とがあります。

パイプ中止め方式は、パイプ先端が外壁内側になる為如何しても結露水等が外壁に垂れ外壁を汚す場合が有りますが、パイプ外出し方式はパイプ先端が完全に外壁外側より出ていますので、水は確実にフード水切り板に流れ、外壁を汚す事はありません。

以前はパイプ中止め方式しかありませんでしたが、パイプ外出し方式が出てからはこの方式に切り替えました。

 

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【もう直ぐ師走】 2012年11月28日

 もう直ぐ師走、急に寒くなりだしたせいか紅葉が進み葉が落ち出しました。

隣の池の鴨も水面に浮かぶ落ち葉の間を泳ぎ回っています。

 

 市内朝山町にある、隠れパワースポットと言われる「岩根寺」の本堂脇にある

大銀杏も見事な黄金色に染まっていますが此処も葉が落ちだし、下は黄色い絨毯が敷き詰められてる様です。

夏は綺麗なオレンジ色のノウゼンカズラの花で楽しめますが、やはり秋の黄金色の銀杏は迫力があります。

十代の頃の通勤路の傍らでしたので、慣れ親しんだ風景ですが、当時の本堂は

茅葺屋根で一段と風情がありました。

 

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【隙間の訳】 2012年11月27日

 ソーラーサーキットの家の現場では、床のフローリング張り作業が進んでいます、敷居とかサッシの取り合い部分に隙間を空けて張っている為に「大工が間違えて短く切ったのでは」と偶に言われることがありますが、此れは間違えでは無く、無垢のフローリングが湿度等の変化で伸縮した場合に影響が出ないように敢えて隙間を空けて張って有ります。

鉄道の線路の継ぎ目に隙間があるのと同じ理屈です。隙間を空けないで突き付けて張ると、後でフローリングが浮き上がり大変な事に成ります。

フローリングの材種によってはフローリング同士も隙間(名刺一枚分の厚さ)を空けて張る場合も有ります。

取り合いの隙間はゴミ等が落ちないようシーリング処理をして仕上げます。

 

 取り合い部分はベニヤ一枚分の厚さの隙間を空けます。

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【勤労感謝】 2012年11月23日

 ソーラーサーキットの家の現場、勤労に感謝して作業を進めています。

天井張りが終わり床のフローリング張りに入っているところです。

無垢のフローリングは後で狂いが生じないように、壁に立て掛け2〜3日現場の環境に馴染ませてから張り出します。

 裏側に接着材を付けてからフロアータッカーで止めていきます。

今、張っているのは桐のフローリングです、桐は柔らかくて傷が付きやすいから嫌だと思われる方は多いですが、体感ハウスで他のフローリングと踏み比べられると、傷つき易いことより柔らかい踏み心地の方が勝るみたいで、桐を選ばれる方は意外と多いです。

桐は素足で歩いても夏はサラサラ、冬は暖かく、硬い畳のような感覚です。

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【地板取付け】 2012年11月20日

 ソーラーサーキットの家の現場では、先日仕上げたカナダ檜一枚板の地板が取り付けられようとしています。

相手材を引き寄せる為の引きボルトの細工をしてるところです。

 3m×1mの一枚地板見事に納まりました。

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【久々の良い天気】 2012年11月16日

 今日は青空の見える久々の良い天気、「シラスそとん壁」絶好の上塗日和です

ソーラーサーキットの家の現場では朝から左官屋さん6名で上塗作業に入っています。

残念ながらこの天気も今日限りのようで、明日の予報は雨降り、作業は来週に持ち越しとなりそうです。

「シラスそとん壁」は雨降りは基論塗れませんが、気温が5℃以下でも塗れませんので、精々12月中旬頃までが作業可能限度、来年の3月中旬頃までは塗る事が出来ませんのでよく考えて工程を組ないと3月を過ぎないと完成出来なくなります。。

 

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【落ち天井】 2012年11月13日

 ソーラーサーキットの家の現場、和室の造作が進んでいりところです。

今日紹介するのは杉柾板の網代組天井です。この和室は5m×3mの7.5帖で細長い部屋となっていますので、それを細長く見えないように天井高に変化を付ける「落ち天井」を設けバランスをとってあります。

 天井竿縁は護摩の角竹です。

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【隠しコーキング】 2012年11月10日

 ソーラーサーキットの家の現場、外壁「シラスそとん壁」の上塗作業が近づいたので、サッシ廻りのシーリング作業が行なわれているところです。

一般的にはサッシ廻りのコーキングは仕上げ材との間に施工しますが、「シラスそとん壁」の場合は仕上げ層には防水性が無いので、防水層である下塗り層の間に施工します。

従ってコーキングは上塗層で隠れてしまい、シーリング処理がしてないように見えますが、この方が紫外線に因るコーキングが劣化も防げ長持ちします。

 

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【カナダ檜一枚板】 2012年11月8日

 加工場ではソーラーサーキットの家の和室に使用する地板の仕上げ加工が行なわれています。

材はウエスタンレッドシーダー(カナダ檜)で、幅1m長さ3m厚さ6p、無地の一枚板です。

年輪の詰った樹齢500年以上の木です。ウッドデッキ等に使う小径木のウエスタンレッドシーダーは簡単に手に入りますが、こういう大径木の材は最近、手に入り難くなりました。

この材は十数年前に手に入れた物ですが、漸く出番が来たようです。

入社5年目の日下大工見習いが手カンナ仕上げをしているところです。

最近はこういう作業も段々見られなく成り残念ですが、出きる限り技は伝承して行きたいと考えているところです。

 杉に似ているのでシーダーと呼ばれていますが、ヒノキ科(ネズコ属)に分類されている木です。針葉樹の中で最も優れた耐久性が有り、低密度と低伸縮性の為寸法安定性にも優れています。

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【ドレーキップ窓】 2012年11月6日

 外壁「シラスそとん壁」の下塗り養生期間を終えたソーラーサーキットの家の現場、内部造作作業を再開しています。

此方のお家には二階吹抜けにロフトが設けて有りますが、其処からの眺めは最高です。

天気の良い日には遠くは奥出雲の山々から中国山脈まで見渡すことが出来ます

その窓には二通りの開け方が出来る優れもの「ドレーキップ窓」を設置しています

 内倒しはお出かけの時や雨の日でも安心して通風が出来ます。

 内開きは大量に通風したい時に使いますが、此処ではもう一つの目的、屋根の点検やメンテナンス時に危険な梯子を使わないで簡単に二階屋根に上がることを考慮して設計してあります。

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【面皮付き床柱】 2012年11月3日

 ソーラーサーキットの家の現場、祭日ですが作業を進めているところです。

和室の造作に取り掛かっています。最近では珍しくなった本格的な真壁和室です

 床柱は杉の天然絞り丸太を削って面皮付きに仕上げたものです。

綺麗な笹杢が出ています、仕上がりが楽しみですが、こういう仕事が段々解って

貰えなくなりつつあるのも寂しいところです。

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 

【オシドリ発見!】 2012年11月1日

 11月に入り、一段と秋の深まりを感じるようになって参りました。隣の池のカモも段々と増えて来て、現在40〜50羽の群れが元気よく泳ぎまわっています。

 なんと、そのマガモの群れの中にオシドリを発見!

 一組のオシドリ夫婦です。オシドリ夫婦とは言いますがオシドリ(カモ化のと鳥全て)は毎年違った相手とペアーを組むようです(羨ましい〜?笑)右側がメスです

 オスの銀杏羽は可愛いらしく綺麗です。カモの中では一番綺麗な鳥ですが、警戒心が特に強く、中々近づけてくれません。

 

                  

ご意見・お問い合わせはこちら

 

 

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


▼過去の雑記帳