雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【耐震+制震】 2008年9月30日

日曜日に施工現場を見学されたお客様から「制震ダンパーを取り付けないと、大地震で家が倒れるんですか?」とご質問を戴いた。

答えは「NO」です。

地震対策には三つの方法が有ります。

1=一般的な「揺れに耐える耐震」

2=最近、普及しつつある「揺れを吸収する制震」

3=地盤、敷地条件もあるが「揺れを伝えない免震」(コストが高い)

トータルバランス的に考えると木造住宅は、1の「耐震」と2の「制震」が適してると思います。

一般的な筋交いや合板等の面材で固める耐震工法、基準法通りに配置して造れば、大地震が来ても倒れる事は無いでしょうが、揺れに因る変型で損傷は考えられ、修復が必要になる可能性も有ります。

制震工法は地震の揺れを吸収して建物の変型を低減して損傷を軽減します。

「耐震+制震」

筋交い(耐震)に制震ダンパー(制震)を取り付ける事で、地震に耐えながら、一番怖い揺れを抑え、命と家を守る事が出来ます。

制震装置を取付けないと家が倒れる訳ではありませんが、予算が許せば大地震が来ても安心ですので、是非とも取付けて下さいとお奨めしたところです。

(伊東工務店の家は基準法の1.5倍の耐力壁で造られています)

          

制震ダンパー(フクビREQダンパー)      一ヶ所に4枚のダンパーを取付け

                             ます。(10uに一ヶ所取付け)

制震ダンパー取り付け現場、見学ご希望のお方はご連絡戴ければご案内致します。

お気軽にお申し付け下さい。    上のお問い合わせ又はTEL0853-22-2031

 

 

 

【ハコ乗り】 2008年9月27日

暴走族ではありません、愛犬「ロン」の今朝の出勤風景です。

晴れ渡る青空、澄んだ空気に犬も気持ちが良いのか、窓をいっぱいに開け髪

(毛)を靡かせハコ乗りです。

無事、会社に到着の横顔です(親バカ?)

 

彼岸が明けた途端、秋が深まり始めました、今朝は肌布団では寒かったです、今夜から厚い布団になりそうです。

二、三日前まで高かった湿度も、ぐんと下がってきました。

体感ハウスの床下も温度23℃、湿度42%です。

 

夏場、床下ダンパーを閉めておられた方は、開けて、木材が長持ちする様、秋の風を床下や壁の中に入れてやって下さい。(小屋裏ダンパーも開けて下さい、小屋裏フアンの方は小屋裏フアンのスイッチを入れて下さい)

10月の10日位までには閉めて、基礎に蓄熱した熱を保温して、冬に備えて下さい、「ほわっ」とした暖かさの住み心地になります。(夏場、ダンパーを開けておられた方も)

10月5日〜8日位の天気の良い日の夕方が閉めごろです。

ナビシステム取り付けの方は、自動設定でメインダイヤルを「秋」に設定してあればナビが勝手に動いてくれます、11月に入ったら電源を切って下さい。

 

 

 

 

【健康野菜】 2008年9月24日

芽が出ました。

19日に種を蒔いた大根です、種蒔き後いい塩梅に雨が降り、水撒きは一回で済み助かりました。

大根の他、カブ、ホウレン草、春菊も少しずつ芽を出し出したところです。

人参だけが、少し時期遅れだったので発芽するか如何か心配です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように今週末位から気温も下がりだします、ギリギリのタイミングの種蒔きでした。

苗物も、白菜、高菜、サラダ菜、レタス、セロリ、パセリを植え活着し出した処です

後は収穫を待つばかりです。

自然素材で健康住宅に拘る伊東工務店の家造りと同じスタンスで、科学肥料や農薬は一切使わない有機農法自然栽培の健康野菜です。

 

 

 

 

【隠岐出張】 2008年9月22日

昨日は延期していた、お客様と打合せの隠岐出張だった。

今年の飛行機出張はどうもツイてない、出発時刻の出雲空港は雷と激しい雨30分間気象調査で様子を見たが、快復しないと言う事で欠航と成ってしまった。

又、延期するか船で行くか少し迷ったが、宅地造成も終わり近じか引渡しを受けられる、来月着工予定なので建築確認申請の手続き上如何しても早く結論を出して戴かないと前に進まない事項が有ったので、船酔いは少し心配だったが、死にはせんだろうと覚悟を決め船で行くことにした。

直ぐに松江までタクシーを飛ばし、境港直行のバスにギリギリ間に合い、高速船

レインボーの乗ることが出来た。

境港から外海に出るまでの20分間はゆっくりとタップリ、タップリの走行で少しやばかったが、外海に出て波の上を高速走行するようになると揺れも少なくバスにでも乗ってる感じだった。

船酔いも無く一時過ぎに西郷港に到着、お客様との打合せも無事終える事が出来た。

又、念願だった義兄の墓参りも出来た、折りしも丁度秋の彼岸、此れも縁かもしれない。

帰りは今朝の飛行機、飛行時間20分、此れなら隣町に行く感覚。

行きは近くて遠い島と感じたが、帰りは此れなら何時でも行けると感じた処である

 

 

【外断熱住宅はここが凄い!】 2008年9月20日

今日は彼岸の入り、心配していた台風も逸れて一安心と言ったところである。

 

前頁で、「外断熱にすると冬はマイルドな暖かさ、夏は爽やかな住み心地に成る」と書いたが、昨日お問い合わせのメールを戴いた。

「マイルドとか爽やかな住み心地とは抽象的な表現で解り難いが、具体的に数値とかでは表せませんか」?と難しい質問である。

外断熱の良さは住んでみると解るが、言葉で表すのは中々難しい。

お盆休みに、本屋で偶々目にとまって買った本を思い出した、日刊工業新聞社発行の「外断熱住宅はここが凄い!」(Mac安田著)を思い出した。

この本では車に例えて、馬力とかは数値で表せるが乗り心地は乗って感じるもの

住み心地も一緒で住んで感じるもの、と上手に説明してあった。

私の下手な文章で説明するより、この本を一読される事をお奨めした次第である

 

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【外断熱工事始まる】 2008年9月18日

先月の26日に上棟をしたソーラーサーキットの家、12月中旬の完成を目指して現場が動き出しました。

         

先ずはサッシの取り付けからです、高断熱住宅にするには、サッシの性能が重要です。

窓からの熱損失は約半分位有ります、断熱材よりサッシの性能を上げる方が先決です。

使用するサッシは樹脂サッシ、ガラスは低放射複層ガラスで性能を上げます。

断熱材は躯体の外側に張る外断熱です(基礎共)、躯体を断熱材でスッポリ包む

ことに因り、冬はマイルドな暖かさ、夏は爽やかな住み心地を得ることが出来ます。

断熱材を張り通気ドーブチをビスで取り付けしてる処です。

このビスは外壁を支える重要な役目をしてますので、専用の特殊ビスを使用します。

最近、見た目は太くて丈夫そうな中国製の安いビスが出回っていますが、材質が悪く直ぐにネジが切れたり、折れたりする粗悪品も有るので要注意です。

 

10月いっぱい位は内部の構造(制震装置)等、何時でも見て戴くことが出来ますので、構造見学ご希望の方は、お気軽にご連絡下さい、ご案内させて戴きます。

 

【菜園便り2】 2008年9月16日

草ぼうぼうだった畑、大草と格闘の末、やっと本来の姿に戻りました。

草抜き、後片付けに一日掛かってしまいましたが、耕して施肥、畝たても終わり

あとは雨を待って、種蒔き、苗の植え付け予定です。

普通、種蒔き、植付けは施肥から一週間経たないと出来ませんが、即出来る様に呪いがしてあるので大丈夫です。

毎日少しずつ草取り等、作業をしていればこんな難儀をしなくても済むんですが

何事もやり出したら一気にやらないといけない正確(スタートはトロイですが)

お陰で今日は筋肉痛で大変です。

 

【菜園便り】 2008年9月13日

畑が、どえらい事に成っています。

お盆前に草取りをして、盆明けに耕す予定をしていましたが間々ならず、この有様です。

14〜15日と来月着工のお家の打ち合わせで隠岐に出張の予定でしたが、飛行機のチケットが取れず、来週に延期して戴きました。

船が有るだろうと言われそうですが、職業柄、水平感覚にはもの凄く敏感で(笑)船は30分が限度です。

と、言う訳で明日、明後日は畑仕事の予定です。

草を退治して耕し、白菜、高菜の植え付け、大根の種蒔きの準備です。

温暖化のお陰で今ならギリギリ間に合います、むしろ虫の害が少なく無農薬栽培には良い時期かも知れません。

去年はとうとう、大根や白菜は作れませんでしたが、今年は大根の煮しめや、おでんが食べられそうです、干し大根も作って煮しめを食べたいですねぇ。

 

今や食べ物も、偽装、汚染で自分が食す物は自分で作るしかないですね。

自給率39%と言いながら、田畑は有り作ろうと思えばいくらでも作れるのに輸入をして、おまけに汚染された物で国民を危険にさらし、国はいったい何を考えてるでしょうか、おかしな国に成ったもんです。

ドタバタ劇場で船長のいない日本丸、漂流か又又沈没か、いったい何処へ行くんでしょうか。

茄子も最後の収穫をして片付けます。

 

【リフォーム現場】 2008年9月11日

    

リフォーム工事の現場が始まりました。

二世帯住宅にするリフォームです、一階屋根を取って二階の増築を伴う工事なので、天気予報とニラメッコしながらの工程管理です。

幸いここ、二三日いい天気が続いていますので、一気に外仕舞いをしたいところです。

台風も近づいてる模様です、雨で既存の部分を濡らしたら大変な事になります。

「・・・心と秋の空」変らぬ内に頑張ります。

 

【モヤモヤ】 2008年9月9日

        

ソーラーサーキットの家、今日は行政の中間検査を受けた。

指摘事項無しと言いたかったが、有りだった。

小屋裏二階の筋交い二枚が、図面では30ミリ厚、現場は30ミリ厚では心許無いと言うことで45ミリ厚が取り付けられていた。

此れが図面と違うという指摘である、良かれと思い変えたのが仇と成った。

図面と違うのはダメ、図面通り30ミリ厚にするか設計変更届けと言う事に成った。

言わんとするところは解らなくもないが、あまりにも敏感に成り過ぎではないか。

30ミリ厚が45ミリ厚に変ってもN値は金物が変るほどの変化は無いし、剛芯の移動も僅かで偏芯率も0.15で納まる範囲だ。

建築士の判断で安全側に変更もダメとは、改正基準法で建築士の資格も地に落ちたものだ、官製不況と言われても仕方ないだろう。

何かスッキリしないモヤモヤが残った一日であった。

 

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【REQ制震ダンパー】 2008年9月6日

ソーラーサーキットの家の現場では、筋交い入れと大地震の時に揺れを吸収して地震に粘るシステム、「REQ制震ダンパー」(フクビ)の取り付けが行われています。

今や耐震は当たり前、耐震+制震という考え方です、伊東工務店の家は大地震が来ても絶対、倒れない、倒させないという信念で家造りをしています。

耐震基準も基準法の1.5倍の強度が標準仕様です。

 

REQダンパーはビスで簡単に取り付ける事ができます、筋交いと干渉しないで取り付ける事ができますので木造在来軸組工法には最適な制震ダンパーです。

      

                                  REQダンパー 実大試験の様子です。

REQダンパーを取り付ける事により地震時の変形を2〜5割削減する事が見込め

変形によるダメージが少なくなり家を守ります。

 

【手造り家具】 2008年9月4日

昨日は先日お引渡しをしたソーラーサーキットのお家の、お引越しだった。

予てよりご注文頂いていた座卓を夕方、納めさせて戴いた、夕食にギリギリ間に合った、得意の滑り込みセーフである。

 

このお家では、忙しい時や少人数のときは対面キッチンの造り付けカウンターで

椅子に坐って食事、大人数の時や寛ぎたい時には床に坐って食事をしたいと言うお考えです、その為に床材も畳の感触に近い物と言う事で、軟らかい桐のフロリングを張っています。

食卓テーブルセットは場所を取る割には、大人数坐れないと言う事もあり座卓になりました。

家具屋に行って見ても中々、気に入った物が無いと言う事で、我社にご注文頂いた次第です。

秋田杉天然木の一枚板で社員大工が手造りする家具です。

我社ではこういう手造り家具も手掛けております。

 

【屋根工事完了】 2008年9月2日

先週は雨に泣かされた。

26日に上棟したソーラーサーキットの家、雨が降ったり止んだり、その度にシートを掛けたり外したりでの屋根仕舞い。

   

ソーラーサーキットの家は排熱、排湿の為に屋根が二層に成っており屋根仕舞いを2回しないと屋根材を葺く事が出来ません。

それでなくても手間の掛かる仕事です、雨の為に少し手間取りましたが、今日は漸く屋根を葺き上げる事が出来ました。

   

使用してる屋根材は

メンテナンスフリー30年品質保証の新世代屋根、「コロナ」です、大地震や強風に強いのは言うまでもありませんが、施工が簡単に出来るというメリットもあります。

我社では社員大工で施工します、特にこう言う天候が不安定な時は外注ですと

此方の都合でばかりでは仕事が進まず、工程がずれたり、屋根下地を濡らしたり

しがちですが、自社で施工すると、そう言う事が無いのが「コロナ」を推奨する理由の一つでもあります。

此れで今夜から枕を少し高くして眠れます。

お施主様には屋根工事が、無事完了したという事で「福分」まで頂戴してしまいました、お気遣いありがとうございました。

 

 

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有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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