日曜日に施工現場を見学されたお客様から「制震ダンパーを取り付けないと、大地震で家が倒れるんですか?」とご質問を戴いた。
答えは「NO」です。
地震対策には三つの方法が有ります。
1=一般的な「揺れに耐える耐震」
2=最近、普及しつつある「揺れを吸収する制震」
3=地盤、敷地条件もあるが「揺れを伝えない免震」(コストが高い)
トータルバランス的に考えると木造住宅は、1の「耐震」と2の「制震」が適してると思います。
一般的な筋交いや合板等の面材で固める耐震工法、基準法通りに配置して造れば、大地震が来ても倒れる事は無いでしょうが、揺れに因る変型で損傷は考えられ、修復が必要になる可能性も有ります。
制震工法は地震の揺れを吸収して建物の変型を低減して損傷を軽減します。
「耐震+制震」
筋交い(耐震)に制震ダンパー(制震)を取り付ける事で、地震に耐えながら、一番怖い揺れを抑え、命と家を守る事が出来ます。
制震装置を取付けないと家が倒れる訳ではありませんが、予算が許せば大地震が来ても安心ですので、是非とも取付けて下さいとお奨めしたところです。
(伊東工務店の家は基準法の1.5倍の耐力壁で造られています)
制震ダンパー(フクビREQダンパー) 一ヶ所に4枚のダンパーを取付け
ます。(10uに一ヶ所取付け)
制震ダンパー取り付け現場、見学ご希望のお方はご連絡戴ければご案内致します。
お気軽にお申し付け下さい。 上のお問い合わせ又はTEL0853-22-2031
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