雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【既築、SCナビシステム】 2008年4月30日

二年前にお引渡しをしたソーラーサーキットの家にSCナビシステムの取り付けが完了した。

今回モニターに応募して戴いての取り付けとなった。

既築用SCナビシステムは、我社では此れが初めてで第一号の取り付けである

新築用ナビは既に5台取り付け、6大目が今工事中である。

今回、取り付けさせて戴いたお宅は、お二人とも小学校の先生で忙しいので

スイッチ一つで操作が出来て快適になれば嬉しいと言う事で取り付けさせて戴いた。

湿気が云々、気密が云々と言われる御仁もおられるが、気密と通気を使い分けるのがソーラーサーキットの家である。

ダンパーは其の土地の気候風土に合わせて、開けたり閉めたりすれば良い訳で

湿度が高く除湿したい時は閉めてエアコンを点ければ良いし、夏場でも窓を開けても快適な様な時は開ければ良いし、窓を開けたらムッとする様な時は閉めれば良い、窓と思って貰えれば良い。

SCナビシステムは其の操作が、一々外に出なくても家の中からスイッチ一つで

自動運転、手動運転が好みで出来るので便利である。

床下ダンパーを取り付け無い方法も有るが、家を長持ちさせるには、気候の良い時には、床下や壁の中の木材には自然の風を通した方が良い、正倉院の虫干し

の様に。

 

       

既存の手動ダンパーを取り外して→   電動ダンパーを取り付け、配線工事を

                           して床下は完了である。

 

 

【菜園便り】 2008年4月28日

GWに入り、そろそろ夏野菜の植付け時期がやってまいりました。

早く耕して植付けの準備をしなければ成りませんが、急ぎの設計、見積があり、今年のGWも休めそうにありません、何とかして一日だけは休んで植付け準備だけでもしたいと思っています、植付けは10日過ぎに成るかもしれません。

秋野菜は植付けが一週間遅れると収穫が2〜3週間遅れますが、夏野菜は一週間遅れても、収穫は2〜3日しか遅れませんので大丈夫です。

何も植わっていない土色の所が植付け予定の所です。

    

去年の秋に植付けた玉葱は6月初め    去年の秋に種を蒔いた絹さや豌豆は              収穫です              花盛り5月中頃、収穫です。

    

3月に横着栽培で植付けたジャガイモ   アスパラも少しづつ芽を出し始めまし

も無事に芽を出しました、6月収穫です。  た。

自分で汗して作った野菜は、例え姿、形は悪くても美味しいものです、何より無農薬、安心して食べれます。

中国も食料品の輸出を規制する方向に入ったらしい、油の次は食料争奪戦かも食料自給率の低い日本は、輸出国が自国優先策で輸出を控えたら、たちまち

アウト、自給率アップを目指して微々たるものかも知れませんが家庭菜園、お奨めします。 

 

 

【祝開店】 2008年4月26日

3月初めに店舗改装に着工した、「多伎の風あん」さんのお店、本日の大安吉日

GWのスタートと共にめでたく新装開店です、おめでとうございます。

都会のブティクみたいに余り、綺麗、上品、シャープに仕上げないでと言うご要望だったので、少し丸く、太く、和む感じの仕上げに心掛けた心算です。

一部写真載せます。

 

 

 

今日は10時開店の予定でしたが、気の早いお客様は8時半から来られたそうです。

私もお客様のいらっしゃらない内に写真をと思い、開店30分前にお邪魔しましたが、既にお客様がおられ、合間を見て写真を撮らせて戴きました。

10時に成ったら、どっとお客様でごった返しましたので、早々に引き上げたところ

でした。

 

【手刻み】 2008年4月25日

作業場では来月15日の上棟に向けて、木材の墨付け、刻み作業が始まりました

先ずは小屋梁、松丸太からです、水配りと言って、先に曲がった物や丸い物の癖を読み取って木組をして行きます。

入社30年のベテラン、祝原、奥井大工が当たります。

 

 

現場では好天に恵まれた今日、基礎コンクリート打設が行われました。

 

 

【リフオーム完成】 2008年4月24日

リフオーム現場、完成いたしました。

完成写真一部載せます。

 

階段は明るい吹き抜けでスケルトン階段です。

 

このお家の生活スタイルは珍しい土足です、階段ホールに設えた

小上がりの和室です。

上がり框は欅七寸角の大黒柱の古材です。

トイレも、お洒落に成りました、カウンターは虫食いの古材です。

 

玄関ポーチも増築しました。

後の部屋は残念ながら私物が入りましたので載せられません。

 

【そろそろです】 2008年4月22日

昼間は少しづつ暑さを感じるような気候に成ってまいりました。

「ソーラーサーキットの家」に、お住まいの方は家の衣替え(ダンパーの開閉)の

時期が、そろそろやって参りました。

ダンパーを開け、半年ぶりの外気を取り入れて、床下、壁内の木材を風にさらして耐久性の向上を図りましょう。

桜の葉が出揃い、藤の花が満開となる今月末頃が、ダンパー開けのタイミングと

思われます、詳しくは個々にご連絡させて戴きます。

「SCナビシステム」を取り付けの方は、もうスイッチを入れられても良いです。

メインダイヤルを「初夏22」、補助ダイヤルを「標準」、運転切り替スイッチを「自動」にセットして電源スイッチを「運転」して準備OKです。

後はナビシステムが自動で運転してくれます又、自動を解除して好みでの運手もできます。

当出雲地方の夏場は湿度が高いので、入梅の前六月の初めには再びダンパーを閉めて、床下湿度が上がるのを防ぎます。

ナビシステムはメインダイヤルを「梅雨」にセットして下さい。

SCナビシステムは、ナビ任せの自動運転も出来るし、好みで手動運転も出来ます、いちいち外に出なくてもスイッチ一つで開閉出来るので、ダンパーの開け閉めの煩わしさが無くなり快適に過ごせます。

 

【東京出張】 2008年4月18日

16日は東京で「ソーラ−サーキット全国大会」が開催され出席して来ました。

ソーラーサーキット契約工務店も今年度より島根では我社一社に成ってしまいました。

寂しい事ですが、住み心地と耐久性に拘る家造りには、外断熱、二重通気工法のソーラーサーキットは欠かせることが出来ないので、火を絶やさないよう一社でも頑張りたいと思ったところです。

さて帰りが大変でした、帰りの飛行機、前の便は欠航、二時過ぎの便に乗ったんですが、出雲空港、読んで字の如く雲いずる空港、天候が悪く雲が低くたれ込ん

で視界が悪く着陸出来ないとのこと、上空を40分ばかり旋回して着陸チャンスを待ちましたが、運悪く天候は快復せず、羽田に引き返してしまいました。

羽田に着いたら5時20分、次の最終便も欠航となり、結局もう一泊する羽目に成ってしまいました。

それからが又大変、今日のチケットが中々取れない、二便は既に満席、一便は少し空きが有るとの事、搭乗受付カウンターまで行かれて手続きされても時間的に間に合わないので、直ぐに電話かインターネットで予約して下さいとの事、残念ながら私の携帯はネットに繋がらない、電話はすれど殺到していて中々これまた

繋がらない、最後の手段、搭乗口のJALのおねえさんに泣きを入れてパソコンで一便の予約を取って貰い事なきを得、助かったが、次はホテルが無い、空港案内所で検索して貰ったが羽田周辺のホテルは全て満室、仕方ないから片端から

ホテルに電話するが、これまた何処も満室、仕方無いから都心のお高いホテルにチェックイン、前日泊まったホテル代と往復の航空運賃を足しても足らなかった。

(トホホ)である

時間と金の無駄な運の悪い東京出張であったが、良い運も有った。

先般より土地のお世話をしているお客様のご希望の分譲地の申し込み受付が

17日より始まり申し込みをして戴いたが、同時申し込みがもう一組あり、四時より

抽選で決定と言うことに成りましたと、朝お電話を頂いていたが、丁度其のころは

上空を旋回中、携帯も使われずやきもきしていましたが、お客様の想いが通じたのか当選されたとの事、安心したところです、良い運を此方に使って頂いたと言う事で良かったです。

 

 

【おお詰め】 2008年4月15日

店舗改装の現場、おお詰めを迎えています。

多くの職人さん達でテンヤワンヤです、今朝も六時から作業が始まっています。

写真は床のテラコッタ、タイル張りの様子です、この後壁をほたて漆喰をラフ塗り

仕上げをして各種器具取り付け完成となります。

得意の滑り込みセーフと成りそうです。

明日はソーラーサーキット全国大会が有るので東京出張です、久々の東京、上手く電車に乗れるか心配です(笑)

 

 

【地盤改良】 2008年4月14日

先日解体工事が終わった現場、基礎工事の前に地盤改良が行われています。

33年前に埋め立てられた地盤に念の為にセメント固化材を混入攪拌して、振動ローラーで転圧してしめ固め、補強する、表層改良です。

支持層が比較的浅いので基礎下一mの改良です。

今日、明日と天気が良いので表層改良にはグットタイミングです。

 

 

【難しい土地選び】 2008年4月12日

先日、下見をした分譲地の区画や価格が決り、17日より申し込み受付が始まると言う事で、今日はお客様とご両親様もご一緒に出来つつある分譲地を再度視て戴いた。

受付は申し込み順で、良い場所は早い者勝ちなので、17日までに結論を出さなくてはいけない。

お客様は、分譲地の場所は実家や学校に近く申し分ないので、場所優先でこの分譲団地に決めたいとの事。

問題はどの区画にするかの決断、土地選びのお手伝いをする者は責任重大である、襷に長し帯に短し、あちらを立てれば此方が立たず、中々難しい。

土地の値段が高い所なで比較的、区画面積が小さく区切って有るのと、雛壇で

道路との段差も有るので、地盤、駐車スペース、日当りを考えると厳しい。

こういう場合は全体を見て総合点で判断した方が良いと思っている。

駐車スペース最低三台、将来はご両親も同居と言う条件も有るので、先ずそれに見合った面積の区画、地盤の良い盛り土でない切土の区画、日当りは設計で

カバーするという方向で、候補地を絞り込んでいるところである。

 

 

【春爛漫】 2008年4月9日

我社の直ぐ上、道路脇の桜、満開です、見事なトンネルで「春爛漫」と言ったところです、おもわずパチリ。

    

解体工事の現場、若干手間取りましたが、今日は綺麗に片付き、整地も完了です。

確認申請も按配よく下り、着工に間に合いました。

明日は浄化槽設置です、そばに電柱が有るので矢板打ち作業となります。

明後日からいよいよ基礎工事着工です。

リフオームの現場明るい吹き抜けにして、化粧階段が取り付きました。

後もう少しです。

 

【ショック】 2008年4月7日

突然の訃報が入りました。

東京の同業の社長様です、入院をしておられましたが近じか退院と言う事で安心

していましたが、突然の事で驚いています56歳の若さで、ショックです。

この社長様には、色々と刺激を戴いていましたのに、返す返すも残念です。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

【木材乾燥】 2008年4月5日

乾燥注意報の出ている今頃は、木材の乾燥には絶好の季節です。

次の現場の構造材が風通しの良い所で桟積みで天日乾燥されています。

この材は水中貯木した丸太を半年前に陸揚げして先月製材したものです。

水中貯木する事で、樹脂と水が入れ替わり通気性が良くなり乾燥しやすくなります。

木材は樹脂を含む強さにあるのに、最近はデーターだけに拘り、高熱で木材の樹脂をを強制的に排泄した、年寄りの骨みたいな、硬くて脆い人口乾燥木材が持て囃されています。

経験上、こういう材は出来る限り使いたくないので、時間が許す限り木を苛めない自然乾燥に拘っているところです。

最近は本職の建築屋、設計屋でも木の事を知らない人が多くなり寂しい限りです。

時代遅れの事をほざいてると思われるかも知れませんが、私の拘りです。

写真は製材風景です、材はカナダ松です、カナダ松は白太部分が少なく年輪が詰んだ耐久性の有る木です。(丸太の輪郭、黒い部分4〜5センチが白太部分です)

構造材は捩れや割れを防ぐ為、芯を外して木取します(目の詰んだ赤身の部分)

従って径の大きな丸太でないと取れません(値段は少し張りますが)

この丸太で樹齢170年前後の木です。

 

【手袋の訳】 2008年4月3日

店舗改装の現場天井の張替えが進んでいます。

天井は無垢の羽目板張りです。

壁は化学物質を含まない100%自然素材のほたて漆喰塗りで仕上げます。

ほたて漆喰は原料が、ほたて貝殻で消臭、調湿性に優れた呼吸する素材で、気持ちの良い健康的な室内空間をつくる事ができます。

床はテラコッタ調のタイル張りとなります。

大工は無垢の木材の取り扱いには写真のように手袋を着用します。

指が冷たいからではありません、素手で触ると手の脂が付き、後々染みに成って

出て来るのを防ぐ為です。

左が入社八年目になる大工、藤井君、右が入社三年目になる大工修行中の布野君です。

 

【今日から4月】 2008年4月1日

 

今日から4月、早いもので今年も四分の一が過ぎてしまいました。

今月末は我社も決算を迎えます、最後のふんばり処です。

お蔭様で業績の方は例年通りボツボツと言ったところです。

今月から値上げのラッシュ、来期は一段と褌を締め直して取り組まないと厳しい

時代を載り切れないと思ってるところです。

今日から新しい現場も始まりました。

丁度一年前の完成見学会に来て戴いたお客様のお家です、古い家を壊して新しく建て替える工事です。

先ずは解体工事からスタートです、古い家の材を新しい家に何か残して欲しいと

ご両親のご希望が有りましたので、朝一でトコ廻りの欅材を撤去したところです。

どう生まれ変わらせるかゆっくり考へ、再加工して新しい家に継承して行く心算です。

お客様からは、解体する家への感謝のお言葉と新しい家への想いと工事の安全を祈るメールを戴き、改めてご信頼を裏切らぬ様完成まで誠意を込めて頑張ろうと決意を新たにしたところです。

新しい家は、住み心地と耐久性に拘った、外断熱、二重通気のSCナビ付きソーラーサーキット工法に地震に安全な制震工法を取り入れた建物です。

勿論、内外材とも無垢材、自然素材をふんだんに使った家と成ります。

 

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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