雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【松江市で見学会】 2008年2月29日

お施主様のご厚意で、下記の通り松江市で完成見学会をさせて頂く事に成りました。

 

                   記      

     *日時  3月22日、23日 (21日も可)

     *場所   松江市八雲台 

 見学会は予約制でさせて戴きますので悪しからずご了承お願い致します。

ご都合の良い日時を、上の「お問い合わせ」又はお電話でご連絡頂ければ

ご案内地図をお送り致します、お気軽に申し付け下さいませ。

(見学されても押しかけ営業等は一切致しません)

 

今回見て戴く家は、住み心地と耐久性に拘り、外断熱、二重通気のソーラーサーキット工法で建てた家です。

地震対策にも拘り、耐震プラス制震工法を取り入れ地震時に揺れを吸収して

地震に粘る家と成っています。

内装も自然素材や無垢材に拘った仕上げと成っています、特に桐のフロリングの

踏み心地の良さ等は是非、体感して戴きたいです。

又気温の変化を取らえて、自動で家が衣替え出来るシステム、SCナビシステム

も搭載した家です。

建物はいたってシンプルですが、健康、快適、安心の為の数々の工夫が詰まった

中身の濃い家です、是非ご覧戴きたいと思います。

 

【元気です】 2008年2月27日

お客様からお電話を頂いた。

「雑記帳の書き込みが一週間も無いが、体具合でも悪いでしょうか」とご心配戴いた。

大丈夫「元気です」

三月初め着工の物件の見積もり、図面書きと四月初め着工の物件が市街化調整区域の為、開発許可が必要で、その申請書類と図面書きとが重なり、弱いオツムがオーバーヒート、PCに触る余裕がありませんでした。

ようやく目処がたち、明日には片付きそうです、何時もの滑り込みセーフです。

又ボチボチ書き込みます。

 

 

【耐震偽装事件に思う】 2008年2月21日

耐震強度偽装事件、姉歯被告の実刑が確定した、懲役五年、罰金180万円だそうだ。

刑が軽いか重いかは私には解らないが、解せないのは、偽装を見抜けなかった

特定行政庁(役所の建築指導課)はお構いなし、民間確認検査機関、イーホームズだけが指定を取り消されている、全く酷いことだ。

その上、国交省は安全性の確保を大義名分に目くらましの建築基準法、建築士法の改正(悪)その上に瑕疵担保責任履行確保法までも作ってしまった。

実務経験の無い官僚と学識経験者?が考え出した改正法は、今の景気の下落の一因ともなっている。

官僚は外郭団体に利権を作り天下り先の確保と地場零細業者の取り潰しを狙ってるとしか思えない。

官僚の言いなりに成ってるKYな大臣は即退陣すべきである、全く不甲斐無い。

 

 

【珍客】 2008年2月18日

 珍客現る、昨日は体感ハウスの庭に珍しいお客様がありました。

 

 

狸の夫婦です。

此処のところの雪で山の餌が取れず、出て来たみたいです。

最初は夫婦並んでいましたが、カメラを取りに行ってる間に離れ、ツゥショットが

撮れず残念!

ひもじそうだったので、私の夜食用のおにぎりを二つほど投げてやったら、咥えて

お尻を振り振り喜んで、隣の林に消えていき、微笑ましい光景でした。

「暖かく成ったら子供をつれて来いよ〜」

 

今朝の新聞記事「鉄鋼原料65%値上げ」のボディーブローは利きそうです。

 

 

【島根の近代日本画家五人展】 2008年2月17日

M様との現場打ち合わせが早く終わったので、今日はかねてより見に行きたいと思っていた「島根の近代日本画家五人展」を見に島根県立美術館に行って来た。

郷土の画家、落合朗風、小村大雲、西西雲、橋本明治、石本正、の五人展である

特に私の好きな小村大雲の作品を見る為だ、五人展は正月から始まって明日までで終わりである、ギリギリ間にあった。

展示場内は残念ながら撮影禁止でお見せする事が出来ない、あわよくば隠し撮りなんて不心得な事を考えていたが、監視のお姉さんと天井には監視カメラでは手が出なかった。

久々の目の保養の日曜日であった。

 

 

 

【お住まい拝見】 2008年2月16日

 現在、お家を計画中のお客様(O様)から、我社が造った家で、実際にお住まいのお方の、住み心地とか住まい方等の生の声が如何してもお聞きしたい、出来れば家族構成も同じお宅が好いとのお話がありました。

早速、同じ家族構成のN様に厚かましいお願いしたところ、快くご承諾して戴きま

したので、今日はお住まい拝見と成りました。

N様宅は42坪の外断熱、二重通気のSCの家で、ご夫婦とお子様三人の五人家族のお宅です。

お子様も上二人が女のお子、下が男の子と、O様宅と全く同じです。

お伺いした時、外は雪が舞っていましたが、家の中はやわらかい暖かさに包まれていました。(O様の下のお子様は気持ちが好くなったのか帰るまでに眠ってしまわれました程です)

エアコンは一台しか運転してない事にO様はビックリしておられました。

エアコンで何故こんなにやわらかい暖かさに成る訳やエアコンの使い方(コツ)、他の暖房器具の長短等を説明させて戴きました。

O様は子供室の取り方等、実際に見て確認された後、住み心地とか住まい方等

N様に色々と質問されていました。

「この家を建てて何が一番良かったですか」のご質問にN様は「住み心地は勿論ですが、何よりも子供の喘息が治って、引越し以来、薬を飲まなくて良く成った事

こんなにも住まいが健康にも影響する事を実感した」と仰って戴きました。

やはり実際にお住まいの、お方の生の声は説得力が有ります、O様にも気がかりの事も納得して戴けたと思います。

N様、今日はお休みの処どうもありがとうございました、感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

【体感温度】 2008年2月14日

 

雪は止みましたが、強い寒気に居座られ今日も寒い一日でした、この寒さもう

四〜五日続きそうです、義理チョコ三個も寒かったです。

でも家の中は暖かいです。

写真は今日の体感ハウスの温度状況です、左の温度計、上が外気温度、下が

室内温度です。

右は放射温度計で壁の表面温度です、レーザーが当ってる(赤いポチの所)の温度です。

このように、室内(空気)温度と表面(壁、床、天井)温度の差を小さくすると、多少室温を下げても体感温度は高く感じられ寒さを感じません。

体感温度は、室内(空気)温度+表面(壁、床、天井)温度/2と言われています。

(厳密に言うと湿度も関係して来ますが、解り易く大雑把な話です)

例えば、室温21℃表面温度11℃の場合、体感温度は16℃

      室温21℃表面温度19℃の場合、体感温度は20℃と成り同じ室温でも

表面温度に因り体感温度はかなり違ってきます。

表面温度が高いと放射熱で体温が奪われることが少なく快適に過ごせます。

表面温度11℃で体感温度20℃にするには室温29℃にしなければいけなくなります。

断熱方法や気密、通気のとり方で住み心地は随分違ってきます、勿論暖房方法もです(魔法の家ではないので熱源は必要です)

夏も冬も快適な住まいを造りたいものです。

 

 

 

 

【積雪】 2008年2月13日

           

今朝は昨夜来の雪で銀世界とまでは行かないが、真っ白でした、積雪7〜8cm

と言ったところでしょうか。

久々の積雪でおもわずパチリでした。

旧正月も終わり、そこまで春がやって来ています、早くいい天気に成ってもらいたいものです、外部工事が進みません。

 

 

【ねこ・・・・】 2008年2月12日

  今やブログ界では「ねこ鍋」、「下から見るねこ」等、ねこシリーズが大流行のようです。

我が家のねこ達も紹介します。

       

左が、フラッシュを焚かれてビックリしてるのが13才の男の子「グレ」です。

右が、寝ているのに煩いという顔をしている10才の男の子「ウラ」です。

去勢はして有りますが未だに夜回りは欠かしません、戦歴を物語る折れ曲がった耳は貫禄十分です。

この次は寝ぼけ顔でなく、いい男のところをを載せてやります。

何れも我が家を頼って来た、捨てられた可哀想な猫達です。

自宅から50mの所に公園が有り、そこに捨てられた猫や犬がよく来たものです。

一時期、多い時はねこ9匹、犬1匹が居ました。

6年前までは自宅と会社が一緒でしたが、今は会社と自宅が別の場所に成りましたので、自宅に居る時間が少なく、捨て猫や捨て犬に遭遇するのが少なく成り

我が家も猫2匹、犬1匹と安泰な生活と成っているところです。

下は、今は亡き、在りし日の犬や猫達です。

 

 

 

【ビューウインドゥ】 2008年2月9日

 

 

此れは三年前に工事をさせて戴いた、婦人雑貨の店、多伎町の「風あん」さんの

お店です。

今日はあいにくの天気で遠くの景色が見えなくて残念でしたが、特注のガラス窓からの眺めは絶景です。

今回、又リフオームをして頂く事に成り打ち合わせに伺ったところです。

相変わらずのご繁盛で、閉店時間を過ぎておりましたが、まだお客様がいらっしゃいましたので、海を眺めながら待たせて戴きました。

今回は住宅部分の大幅なリフオームも有りますので、大掛かりな工事になりそうです。

三月初めの着工で五月連休前の開店予定ですので、突貫工事と成りそうです。

 

 

【200年住宅に思う】 2008年2月7日

200年住宅がいよいよ動き出したようだ、名称も「長期優良住宅」とし耐久性、省エネ性などに一定以上の性能を備える住宅に「長期優良住宅」と認定し、優遇税制や確認申請の省略などの特例を設け普及を目指すようだ。

ようやく耐久性に目が向けられるように成った事は良い事だが、絵に描いた餅にならなければ良いが。

耐久性だけなら、神社仏閣のような建て方をすれば良い訳だが、住宅である以上、住み心地が良くて快適に生活出来るようにしなければ成らないが、そのへんは省エネ性としかなく、住み心地に付いては見えてこない。

いくら耐久性が良くても住み心地が悪かったら住宅としての価値は無い。

一口に200年と言っても中々難しい、まさか木材は防腐剤注入材で金物だらけ

又は鉄骨造、なんて事に成らないよう願っている。

木材は吟味すれば200年持つだろうが、金物はせいぜい100年、コンクリートは70年といったところだろう、と言うことは200年持たすにはそれ相当の工夫と技術

が必要だ、机の上だけで決めないで実務経験者(職人の知識と経験)の意見も取り入れて貰いたいものだ。

200年持つ家を造ったり保守(メンテナンス)する為には、仕口や接合部を造る

優れた大工技術が必要だが、今その本当の大工が育っていない(少ない)

プレカットに頼り墨付けは出来ない、鉋や鑿はろくに使えない、出来合品を只取り付けるだけの取付屋大工が多く成りつつあるのが現実だ。

此れでは家守も出来ない、200年住宅は絵に描いた餅になる。

国は職人を安心して育てる事が出来る政策をもう少し考えて欲しい。

我社でも今、二人の若い見習い大工(弟子)を育てているが採算性を考えると

とてもやってられないが、地場工務店として建てさせて頂いた家を守って行く為には避けて通れない道、使命と思い頑張ってるところである。

 

私見だが、10年保証制度など悪制と思っている、主要構造部が10年なんて短すぎる、主要構造部が10年しか保証出来ないような仕事はプロの仕事ではない。せめて30年位にはすべきと思う、頭の良いやつは10年チョット持つ家を造って知らん顔をする、そんなやつらの為に保険金を払うのはバカバカしい、どぶに捨てるようなものだ。

 

 

【春近し】 2008年2月5日

 

気がつけば二月も五日、昨日は吉兆の日、立春で私のぅん回目?の誕生日でもありました。

早いもので暦の上では春です、店頭には蕗の薹も並び始めました。

写真は我社体感ハウス、玄関の蕗の薹です。

(実は本物ではありません、樹脂粘土で造った蕗の薹で、お客様手造りの頂きものです)実に良く出来ています。

春と言っても、まだまだ寒いです、外断熱、二重通気、SCの家のホワッとしたやわらかい暖かさを是非、体感して視て下さい、蕗の薹がお出迎え致します。

池の鴨でも眺めながら、お茶でも如何でしょうか、ご来場お待ち申し上げております。(事前のご連絡お願い致します)

 

 

【気分転換】 2008年2月2日

ショック! 見積もり作業中のデーターを飛ばしてしまい、やり直し中(トホホ・・)

気分転換に畑に出て一仕事(草取り)。

   

今日の収穫はホウレン草、今夜のおかずは、お浸しと卵とじ位かな。

見てくれは悪いが、無農薬、科学肥料も使わない有機栽培で安心して食べられます。

今、食の問題(中国)が騒がれていますが、此れを機会に考え直さないと大変な事に成りそうな気がします。

輸入に頼りすぎ、自給率40%も情けない話です、地産地消で行きたいものです。

此れも見た目の良さと安さを求め続けた結果と思います。

農家の方のお話でも、虫食いは出荷しても商品として受け取ってもらえないとの事、だから出荷直前までジャンジャン消毒するそうです、自家用は別の畑で作り

商売物は口に入れないと言う話でした。

虫食いはむしろ安全の証と思う位の方が良いと思います。

住宅でも無垢の木の節や割れは嫌われ、見た目が綺麗で安い貼物が好まれます、此れもご時勢ですかねぇ・・・・・・

さて気分を入れ替えて作業開始です。

 

 

 

 

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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