いよいよ今日で今年の半分は終わりである。早すぎる、たったこの間正月だった様な気がするのに、歳のせいか？

Ｋ様邸の設計図書が出来上がり今日住宅供給公社に提出した、とりあえず一段落だ、明日から次の物件の設計作業に入る。

昨日、一昨日と天気が好かったのでＹ様邸の外壁シラス「そとん壁」の仕上げ塗りが完了した、グットタイミングだった。

Ｓ様邸、今日は基礎のコンクリート打ち込みの予定だったが、大雨注意報が出ていた為、大事を取って延期したが雨はあまり降らなかった、残念！

先日二件のクレームが在ったサッシから虫が入る件、今日メーカーから来て戴き気密材を取替え対処した。気密が良く成る分、今度は引き戸の開閉が重たく成るという欠点も出て来るがこれは致し方無いところだ、アチラを立てればコチラが立たず、全てを完璧には中々難しい事だ。

此れからの製品は気密材を少し長くするように仕様を替える事に成ったみたいだ。

　今日から増築予定のI様邸の解体工事が始まった。

実はまだ設計作業にも着手していない見切り発車である。

土蔵の解体も在るので作業中かなりの土埃が出るのが予想されるので、ご近所に迷惑をかけない様に、梅雨明け前の窓を開けられない時に済ませようと言う事で一足早く着工と成った。

Ｉ様、図面の方今暫くお待ちお願い致します。

　今日も日曜出勤である、図面書きの追われこのザマだ。（月末まで続きそうだ）

気分転換に久々に雑記帳を開いた、更新の仕方忘れそうだ。

平日昼間は、接客、施工図書き、現場管理に追われ設計図面を書くのはたいてい、夜か休日と成る、家を造るのは好きなので休みは無くても苦にはならないのが救いである。

CADで図面を書くのは少し苦痛である、目が疲れる、施工図面は全てフリーハンドの手書きである、早い楽である。

梅雨に入ったものの今年は雨が少なく現場は助かっている。大社のY様邸は大工工事も終わりに近づき月末よりシラスそとん壁の仕上げ塗りに入る予定だ。

松江のS様邸は基礎捨てコンを打ち終わり今週は鉄筋工事に入り七月末に上棟予定である。

先月末上棟したN様邸は木材の乾燥養生期間を終え金物を締め直して月末よりサッシ取り付け、外断熱工事に入る予定だ。

構造材は水中養生した丸太を製材した物を使用してるので乾燥が速い、天気にも恵まれすっかり乾燥した、何故KD材でなくAD材（自然乾燥材）に拘るのかは又の機会にお話したいと思う。

　同じクレームが二件入った。

引き違いのサッシから夜、虫が入って来て困るので視て欲しいと言う内容だ。

　又しても低価格による弊害が出そうだ。

此処のところ多発しているエレベーター、トラブル、事故、遂に死亡者まで出た。低価格を売りにシェアーを伸ばした会社の物だ、物件の殆どが公共物というのも特徴だ。

最近の傾向だが、仕事や現物よりも、書類、写真、データーばかりが重視され、極端な言い方をすれば、仕事や物はソコソコで写真や書類が整っていれば良い仕事、良い物という風に、物や現場をあまり視ないで、写真や書類で判定する事が多すぎる様な気がするのは私だけなのだろうか。

やはり本当に良い物を見抜く目を養わなければいけないと思う。

　今日は来週より着工するＳ様邸の近隣の挨拶廻りだった。

Ｓ様邸は床面積60坪、外断熱二重通気工法で建てるソーラーサーキットの家である、最近では珍しい純和風の造りだ。現場は松江である、松江は施工範囲ギリギリの処であるので積極的な営業展開はしていないが、今回Ｓ様には遠方松江より、数在る業者の中から私共にお声を掛けて頂きありがたいことである。

信頼には誠意を持ってお返しをするつもりである。

あなたの住まいを真心こめて

信頼に誠意で応える家造り

　今日から衣替えである、今年の五月は中々暑く成らなかったが六月に入ったら暑くなりだした感である。人間だけでなくソーラーサーキットの家も衣替えで夏パターンである。

昨日頃より昼間は外気温度より室内温度が低く成り出した、家の中に入ると冷輻射熱によるひんやり感が心地好い、来週位から梅雨に入ると思われる。

山陰の梅雨は湿気をコントロールしないと住み心地が悪くなる、湿気コントロールに欠かせないのが建物の気密性能Ｃ値である、世界の常識で計画換気の上ではＣ値0.6以下らしいが山陰の湿気コントロールの上では0.3以下と思っている。

今日行ったＹ様邸の気密テストのＣ値は0.07であった。