今日は七月末に上棟したソーラーサーキットの現場の気密測定である。
気密測定は断熱材を貫通する全ての各種配管工事済ませ、もしも不具合が有った場合に補修が出来る時期までにしなければ成らない。
今日はその限界の日である、C値の目標はソーラーサーキットの場合は0.3以下と決めている、それより悪かったらやり直しである。
何時ものことであるが測定用の送風フアンが廻りだすとチョット緊張する。スイッチONでウインーと送風機が廻りだし室内が段々と減圧されていく、やがて隙間相当面積37平方センチトデジタル表示が出る、建物面積で除するとC値は0.2となる、めでたく合格である、建物全体で約6センチ角の隙間と言うことになる。C値をコンマなんぼまで拘るのはナンセンスC値は2.0以下なら良いと言われる方もおられるが(勿論高気密の定義は2.0以下だが)私はそうは思わない。その訳は計画換気の為はもとよりであるがもう一つ大事なことは湿気のコントロールである。山陰の夏の湿気はすごい。夏はあえてダンパーを閉切ってエヤコンで除湿をすると、温度は多少高めに設定しても過ごし易い、クーラーが苦手な人にはお奨めである。
気密が悪いとエヤコンは一日中回りぱなしで無駄である。
気密が良いと間欠運転で省エネである。上下の温度差も少なくなる。 |