二週間前に上棟したソーラーサーキットの家の現場、漸く屋根葺き作業に入った
ところです。
普通の家ならとっくに屋根工事が完了していますが、ソーラーサーキットノ家は屋根
を二重に造るため手間が掛かります、決して技術が悪かったり、怠けている訳では
ありません。住み心地を良くするのと耐久性を高めるためです。
垂木を打ち終えると屋根水平剛性を高める為構造合板で屋根下地を作り
ます。此処までは普通の家と一緒です。
屋根下地の上に断熱材を張り気密テープで気密処理をします。
断熱材の上に通気垂木を取り付け屋根通気層を作ります。これにより夏の
熱気は湿気を排出します。
通気垂木の上には合板でなく、無垢の屋根板を張ります。合板は熱に弱く
劣し易い傾向があるからです。真夏の屋根の表面温度は70℃を超えます。
屋根下地ルーフィングを張り二層目の屋根仕舞い完了です。
そして漸く屋根葺き作業です。屋根工事完了は今週いっぱい掛かりそうです。
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