雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【養生費】 2016年2月24日

 ソーラーサーキットの家の現場、昨日はタイミングよく天候がよかったので

基礎のコンクリートを打ち込んだところです。

 コンクリートを打ち込んだ後はコンクリートの品質を確保するために保護養生

をしなければなりません。(特に夏場と冬場)

 コンクリート打ち込み後、養生足場を組んでシートを張り養生しますが

意外と手間の掛かる仕事です。

見積書を視てよくお客様から「養生費とはなんですか」?と質問を受ける事が

有りますが、養生費は基礎工事から始まり、屋根、壁、内装仕上げと完成引渡

しまで家を守る為に手の抜けない大事な仕事です。

養生費はとかく見積もりより足が出ますが、品質を良くするためには省くことは

出来ません。

 

 

 

 

 

 

 

 

【増築?新築?】 2016年2月22日

 只今工事中のソーラーサーキットの家の現場、建築確認申請上の工事種別は

既存建物が有るので「増築」、不動産登記上は増築面積に対し既存部部が少な

いので増築は認められず「新築」、住宅瑕疵担保保険上では、既存と増築部分を

金物等で繋がなければ、既存を設置物として扱い「新築」として認めると、まちまち

でややこしい扱いである。

確認申請上、増築なので瑕疵担保保険加入の義務は無いが、建物登記費用が

新築の場合10万円ばかり高くなるので費用捻出の為瑕疵担保保険に加入して

住まい給付金(30万)を受けることにした。(確認申請上が増築でも登記上が新築

なら可)

只、住宅ローン利用が無いので、フラット35S基準に適合しているかの適合審査を

評価機関で受ける必要が有りその費用や現場審査費用が掛かりますが、それでも

登記費用はペイできます。本建物は余裕でフラット35Sに適合しています。(年齢50

才以上の条件あり)

 今日は日本住宅保証検査機構(JIO)による基礎の配筋検査を受けたところ

です。

基礎のコンクリート打ち込みは明日の予定ですが、天気との相談と成ります。

 

 

 

 

 

【部屋の乾燥と「窓」の関係を検証】 2016年2月20日

 

 部屋の乾燥と「窓」の関係を検証、今朝の新建ハウジングメールニュースで

興味ある記事です。

サッシメーカーのYKKAPは、肌の乾燥と窓の結露の関係性を社内試験で検証

した結果を発表した。

アルミサッシと樹脂サッシを使って部屋の湿度変化を比較、測定したところ、ア

ルミサッシでは結露発生とともに部屋の湿度が下がり続けるのに対し、樹脂サ

ッシには結露が発生せず湿度も一定に保たれてという結果。インフルエンザの

感染予防として室内の湿度を保つことの重要性が医療の分野でも注目を集めて

いるようだが、結露の防止がインフルエンザ対策としても期待される。

また、部屋と肌の水分量を比較、測定したところ、アルミサッシの部屋では結露が

発生すると部屋と肌の水分量が減少するが、樹脂サッシの部屋では湿度が保た

れるため肌の乾燥も防げる。と記事は結んでいる。

予算が許せば樹脂サッシをつかいたいものです。

 

 

 

 

 

 

【三寒四温】 2016年2月16日

 春一番が吹いたものの、一転して昨日、今日は冬に逆戻り、ソーラーサーキット

の家の現場、基礎鉄筋の組立作業中ですが、昨日は雪の為途中で作業を切り

上げたほどでした。

春はそう簡単には来てはくれませんね。寒くなったり暖かくなったりの三寒四温を

繰り返して春はやってきます。

その三寒四温の四温のタイミングを見計らって基礎コンクリートを打ち込む予定

です。この時期のコンクリート作業は天気と相談で予定は未定のところもあります。

 

 

 

 

 

 

【もう直ぐ杉花粉が飛び立ちそうです】 2016年2月12日

 

 立春も過ぎ二月も半ば、もう直ぐ春一番が吹き春がやってまいります。

陽気な春は待ち遠しいのですが、花粉症の私めにとっては、辛い季節でも

あります。

朝の散歩コースに立つ杉の木も雄花が大分膨らんで来ました。怖いもの見

たさで毎朝観察していますが、朝日を受け黄金色に輝きだしました。

もう直ぐ飛散が始まりそうです。「くわばら、くわばら」です。

 

 外出するときはマスクを付けますが、一日の半分以上を過ごすお家にも

マスク(花粉フイルター)を給気口に付けて花粉を取り込まないようにする

ことも大事です。

花粉症のお方は早めに花粉対応のフイルターの取替をお奨めいたします。

(在庫あり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【家族の健康を守る家】 2016年2月8日

 この度、PHO研究所より「家族の健康を守る家」と題した本が発行されました。

著者は実際にソーラーサーキットの家にお住まいの現役のお医者様深谷賢司氏

です。

医者として人々に健康になっていただくのが仕事、家と健康は密接な関係が有る

ことを多くの人々に知っていただきたいいう想いから、自身の経験を伝えることで

家と健康について考えるヒントを提供したいという願いを込めて書かれた本です。

これから家を建てようと考えていらっしゃる方には参考になると思いますので、是非

お読みいただきたい本だと思います。

 書店、アマゾンで購入できます。

 

 

 

 

 

 

 

【高気密、高断熱は健康に好影響】 2016年2月3日

 昨日の山陰中央新報の一面記事です。

記事によりますと、住宅の窓や壁の断熱性や機密性を高めることで、部屋の

温度が高くなり、そこで過ごす高齢者の血圧が下がったとの実験結果が東京

都健康長寿医療サンター研究所などのチームがまとめたとある。

高気密、高断熱の家は省エネばかりでなく、人の健康にも好影響を与える事が

実験で証明された。

 

 私ども取り組んでいる家造りは、見栄えより住み心地と耐久性を重視、その

ため如何しても見えないところにコストが掛かり、お客様には値段が高く感じら

れ易いですが、省エネばかりでなく、健康も買えると思って戴けると安いものに

なると思います。医療費も減りお国の為にもなります。

(高気密、高断熱と言っても、施工の仕方や精度でピンキリで一概には言え

ないところもありますが・・・・)

 

 

 

 

 

 

【寒ざらし】 2016年2月1日

 

 ソーラーサーキットの家の構造材が寒の風にさらして天然乾燥中です。

原木は伐採してから時間の経ったある程度乾燥した材を製材した物です。

人工乾燥材のようにギンギンには乾燥しませんが、その分木材の細胞を壊す

ことなく、木の特長である調湿効果や色、艶、香り、粘り強さを保つことが出来ます。

反面、木の細胞が呼吸する分、細胞の伸縮、膨張により乾燥割れが生じる場合も

有りますが強度的は問題有りませんのでご理解戴きたいものです。

人工乾燥剤は表面には割れは現れませんが、内部割れが発生しますので、むし

ろ此方の方が危険です。

 材は風が通り易いように材の厚さに因って桟木が調整してあります。

薄い材は薄い桟木で積み重ねて行きます。

 

 

 

 

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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