建て替えのため現在解体作業中の現場、筑後100年以上経過した明治の
建物が一部残ってる建物ですが、お施主様のご要望で、一部古材をを新しい
建物に再利用して残してほしいと言うことで、縁側に使われていた無垢の一枚
板を再利用する事に成り、大工さんが丁寧に取り外したところです。
厚さ5センチの欅の立派な一枚板です。歪みを取り削り直して再利用します。
それと、先代の残された想い入れのある客間を一間を家の真中ほどに残す事に
なっています。
古いので構造負担を掛けないような構造にするつもりです。家の中に置く中尊寺の
金色堂のイメージです。少し難しい仕事ですが遣り甲斐のある仕事です。
先日完成したソーラーサーキットの家でも古材を再利用しています。
先代が大切にして残されたものを少しでも残して受け継ぎたいという想いは
皆さん同じようです。
建て替える前の家の床柱を御霊さんの祭壇の脇柱に再利用してあります。
建て替える前の台所のガラス戸の昭和のガラスを再利用した建具です。
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