今日は日曜日でしたがソーラーサーキットの家の現場、お施主様立会いの下
気密測定(テスト)を行いました。
断熱、気密施工作業が終わって断熱ラインを貫通する設備関係の配管気密処理
も全て完了して完成時と同じ条件にしての測定です。
気密に不具合が有っても補修が出来る、内部造作に入る前のタイミングでの測定
がベストです。
測定データーは測定器でコンピューター処理されます。
測定結果は建物全体の隙間面積(総相当隙間面積)が11cm2(3.3cm角
の隙間)で建物面積で除すると機密性能「C値」は0.07cm2/㎡となり申し分
のない気密背能性能の結果となりました。
(測定器は四捨五入表示と成りますので0.1cm2/㎡となっています)
お国は断熱性能数値は競わせますが、気密性能数値はあまり問わなくなって
来ましたが、断熱と気密はセットで考えないといくら断熱材を厚くして断熱性能
を上げても気密性能が悪かったら数値通りの断熱性能は出ません、絵に描いた
餅で机上の数値としか言えず意味有りません。魔法瓶の栓をきちんと締めない
で使用するのと同じ状態です。
今、流行の忖度が何処かに働いてると思うのは下衆の勘繰りでしょうか。
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