ソーラーサーキットの家の現場、地盤補強工事が始まっているところです。
今回は我社では初めて採用する砕石の地盤改良です。
今までも砕石改良杭は何回か見積もりをして貰い採用を検討をしたことが
有りますが、理論的に掘削した穴表面が崩れやすく設計通りにさ砕石が詰
まらなかったり、砕石に軟弱な土砂が混ざるという懸念が有り採用に至って
いませんでした。(沈下事故の情報も色々耳に入っていましたので)
今回採用した砕石改良工法はケーシングを掘削挿入することで穴の壁面の
崩壊を確実に防止してケーシングの中で砕石だけを締め固め出来、設計通
りの支持力が得られます。この工法は尾鍋組と三重大学で共同開発された
特許エコジオ工法です。環境にも優しい工法と言えます。
ホッパーに入れられた砕石を運転席に設置された施工管理装置により
深度や締め固め圧力、砕石量をリアルタイムで計測、表示。一定の厚み
一定の圧力で砕石を締め固める為、斑の無い高品質な砕石杭を構築する
事が出来ます。砕石の締め固め作業は自動運転で行われ、オペレーター
の勘や熟練度に頼ることなく高品質な杭となり安心できます。これらのデー
ターは全て保存されます。これも採用の理由です。
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