雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【桐のマウスパッド】 2010年1月29日

 写真はパソコンのマウスパッドです。

右が今まで使っているマウスパッド、左は現場で余った桐の

フローリングの切れ端、最近から試しに使っていますが意外

と、これいいです。

スチール机で長時間、使っていると手から冷えて肩凝りの元

に成ります。

少し長めにして、腕全体を載せて使うと肩も楽です。

何より、手が温かくて気持がいいです、夏は汗でべた付く事も

無く、サラサラと気持いいと思います。

このままでは体裁悪いので、マウスパッドらしく、加工してみよう

と思っています。出来上がったら又載せます。

 

 

                         

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【大黒柱】 2010年1月27日

 内部造作工事が進んでいるソーラーサーキットの家の現場、

養生が取れ、大黒柱が姿を現しました。

差し鴨居とガッチリ組まれた270角の大黒柱、やはり存在感が

ありますね。

見た目の安心感もですが、大地震時には粘りを発揮して家を

守ります。

我社で使用する、通し柱は150角以上(四方差しは180角以上)

を標準仕様として、大地震時の層間変形に因る腰折れ倒壊

対策としています。

 

 

                         

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【声援が届きました】 2010年1月25日

 声援が届きました、二人とも勝利である。

「隠岐の海」、土佐の海を破り10勝、ついに幕内の扉を

こじ開けました。来場所は幕内確実でしょう。

島根からは88年ぶりの幕内力士誕生の快挙である。

幕内は、また一段と厳しい世界ではあるが、横綱目指し

て頑張ってもらいたい。

「里見倉敷藤花」女流名人戦一局目、こちらも清水女流

名人を見事に倒した。17歳の高校生とは思えない。

勝負眼鏡の奥にキラリと光る目は魅力的である。

高校卒業後も出雲に留まりプロ活動を続けるそうだ、これ

また嬉しいことである。

二局目は今週末行われる、あと2戦勝って是非、女流名人

をものにして貰いたいものだ。

あらためて、島根のホープに島根の地より声援を送りたい。

頑張れ「隠岐の海」、頑張れ「里見倉敷藤花」

 

 

                         

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【頑張れ「隠岐の海、「里見藤花」】 2010年1月23日

 今、島根出身の若い二人のプロが注目されています。

大相撲十両の「隠岐の海」、昨日は幕内栃乃洋を破り

九勝目を上げ、今日は絶好調の臥牙丸との対戦、この

一番に勝てば十両優勝も視野に入っていましたが、物言

いが付く際どい勝負の末、残念ながら土が付いてしまい

ました。

優勝戦線からは外れてしまいましたが、明日は必ず勝って

二桁勝利で、幕内昇進を決めて貰いたいところです。

決まれば島根出身としては88年ぶりの幕内力士誕生です。

 

 もう一人は将棋の若手ホープ、「里見香奈、倉敷藤花」

未だ17歳の高校生(大社高)ながら、明日から女流名人

位戦に挑む。

対戦相手は女流王将、女流王位を共に持つ第一人者

清水市代女流名人、女流棋士5大タイトルの二冠目を

目指して頑張っている。

この頃の嫌なニュースが多い中、若い二人には頑張って

戴き、明るいニュースに期待しています。

頑張れ!「隠岐の海」、「倉敷藤花」

 

 

                         

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【寒普請】 2010年1月21日

 ソーラーサーキットの家の現場、の温湿度計です。

 温度16℃、湿度64%(PM5:00)因みに外気温6℃、湿度72%です。

床のフローリング張りが始まったので、湿度管理の為のものです。

 このお家では無垢の桐フローリングが使われています。(大工さんが

手袋をしているのは、冷たくてではありません、後々手垢のアクを出さ

ない為です)

桐のフローリングは湿度が高いとアクが出易い傾向がある様です。

養生シートで覆う為、要注意です、湿度計を視ながら、窓開け換気等

で対処して行きます。

湿度の低い冬場は対処できますが、湿度の高い夏場は対処出来ません。

昔から普請をするなら「寒普請」と言われる由縁です。

 

                         

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【蕗の薹】 2010年1月19日

 今日は春のような陽気、気温も15℃まで上りました。

 「蕗の薹」も芽を出し始めました。

「嘘でぇ〜す」お客様が趣味で造られた樹脂粘土細工の「蕗の薹」です。

(頂き物です)

来社される皆さんが「もう、蕗の薹が出ましたか?」、「はい、ここは暖か

いですから」と笑いながら答えています。見事な出来映えです。

このまま暖かく成ると良いんですが、そうは問屋が卸しませんよね。

三寒四温を繰り返しながら春はやって来ます。春よ来い♪、早く来い♪

です、寒いのは苦手です。

                                                     

受付犬「ロン」も今日はベットを出て、杉のフローリングの上で昼寝です。

 

                         

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【気密の訳】 2010年1月16日

 ソーラーサーキットの家の現場、今日はお施主様立会いの下

気密テストを行いました。

 気密テストは断熱ラインを貫通する各種設備配管及び配線が

完了次第、内部壁を張る前に行います。

万が一漏れが有っても補修出来るタイミングで行います(今まで

に補修した事は有りません)

テストの結果はC値=0.1cm2/uでした。

 「総相当隙間面積」=21cm2(建物全体で4.5cm角の隙間)

これを建物実質延床面積(209u)で除すると、21/209=0.1

C値0.1cm2/uと成ります。

この数値をたたき出すには精度の高い丁寧な仕事が要求されます。

24時間換気を計画通りに確実に行うには如何しても気密は避けて

通れません。

くどいようですが、気密性能が低いと給気口総面積より隙間面積が

大きくなり、給気口から空気が入らなくなります。

換気メーカー(アルデ)は給気口総面積>総相当隙間面積且つ

給気口総面積を含めたC値0.7以下を推奨しています。

外部の風圧や温度差換気による影響を受けない、換気最低圧力10

パスカルを確保できるC値が0.7cm2/u以下です。

これで二階の給気口が排気口に成るような事は避けられます。

因みに4インチの給気口のフイルターを通した開口面積は11cm2です。

この家の給気口は6ヶ所有ります、6×11=66cm2で総相当隙間面積

21cm2を加えると87cm2/209u=0.4<0.7∴OKと成ります。

言い換えると、気密が悪く隙間面積が多いと条件を満たす為には給気

面積(給気口)を減らさなければならず、減らすと間取りに因っては空気

溜まりが出来、空気がよどむ原因にもなります。

 

下のグラフはC値に因る給気口からの吸入率です、縦軸がC値、横

軸が吸入率です。

C値0.1で92%、C値0.5で66%の吸入率です。

何故気密に拘るか判って戴けると思います。

一種換気だから気密なんて関係無いと仰る方もいらっしゃいますが

計画換気する為には一種も三種も同じです、まして今流行の一種

熱交換型の換気の場合はいくら熱交換率の良いもの使っても気密

が悪いと効果は半減します。

 

                         

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【結露の手本】 2010年1月14日

 今朝は今冬最高の冷え込み、気温も零下まで下がり、道路も

凍結していました。

安普請の我が家、着替えをする無暖房の部屋は2℃でした。

服を着ると氷を着るようなもの、直ぐに背中にドライヤーを突っ込み

暖めないと、寒くてたまりません。

一方、今日のソーラーサーキットの家の現場は、無暖房ながら室温

12.6℃、湿度71%、(外気温2.3℃)(AM11:00)で大きな違いです。

12.6℃はじっとしてれば寒いですが、作業するにはそんなに寒くは

無いので、現場で作業する大工さん方は楽だと思います。

 

 窓ガラスの隅が少し結露していますが、これは欠陥ではありません。

理由は未だ換気設備が稼働してないからです。ベタ基礎コンクリートの

水分も未だ十分に抜けてない状況ですので、湿度も71%有ります。

従って現況での露点温度(結露に達する温度)は7℃と成りますが、ガラ

温度を計ると8℃ですので、今の結露ではありません、今朝の零下の冷

込みでガラスが7℃以下に成り結露したものと思われます。

ガラスの隅が結露し易いのは、ペアガラスの外周部に挟み込んである

アルミのスペーサーが熱橋となり内部ガラスがが冷えるからです。

今の状況で結露を止めるには換気をして、湿度を下げることです、湿度

を55%にすると露点は4℃となるので外気-2℃位まで大丈夫でしょう。

実際に生活されるようになれば室温も18〜21℃位になり内部ガラス温度

も高くなり、まず結露は無いでしょう、いくら断熱、気密が良くても換気が悪

いと結露するというお手本です。

 

 

                         

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【渡り顎工法】 2010年1月12日

 ソーラーサーキットの家の現場、内部造作工事が進んでいます。

 今、天井張り作業中です。

小屋組みは梁を上下にずらし、断面欠損を少なくして組み合わせる

「渡り顎工法」で組まれています。

梁、桁を上下させ、梁、桁が継ぎ手無しの通し物で組まれ、水平、上下

の力に耐える強い小屋組みとなっています。

柱の上下は建築基準法の仕様規定に関わらず、全て長ホソ差し込栓

打ちで、大地震時の上下動に抵抗する為に備えます。

渡り顎、込栓は木の特性を生かした伝統工法の一部で、いざという時

は最終剛性の高い、粘り強い建物に成ります。

 

 

                         

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【暖かさ体感して下さい】 2010年1月7日

 暖冬と言われていましたが、そうでも無そうですね、

大寒時期の気温だそうです。

当社体感ハウス横の池も、今朝は凍りそうで、カモ達

も居場所が無く困ってるようでした。

砕氷船の如く泳いでいます。

 

 この寒さもう暫らく続きそうですが、ソーラーサーキットの家の

やわらかい暖かさを体感して戴くには、絶好の機会です。

明日からの三連休、池のカモを眺めて、お茶でも飲みながら

ソーラーサーキットの、やわらかい暖かさを体感されては如何

でしょうか是非、体感して視て下さい、ご来場お待ちしています。

(恐れ入りますがご来場は事前のご連絡をお願い致します)

 

 

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【仕事始め】 2010年1月6日

 

 

 本日より通常営業、今年のスタート仕事始めです。

昨日から仕事始めの処も結構有るようで、昨日も新年の

挨拶にご来社戴いたお方もいらっしゃいました。

その中に、数年前にお引き渡したお客様のお父様に態々

おいで戴きました。

お話によると、去年の秋から長男様のソーラーサーキットの

家で同居を始められたそうです。

同居はもう少し先の予定だったそうですが、奥様の体調が

今ひとつで、少し早められたようです。

ところが、ソーラーサーキットの家に移り住まれると、持病の

リューマチの症状が軽く成り「顔も違ってきて元気に成り喜ん

でいます」

「家に因って、こんなに健康と住み心地に違いが有ることが

住んでみてつくづく判りました、いい家を建てて戴いて本当に

ありがとうございました」と仰っていただきました。

新年早々、嬉しいお言葉を戴いてのスタートです。

 

 

 

                          

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【 謹賀新年】 2010年1月1日

   

 新年明けましておめでとうございます。

伊東工務店は本年も「住み心地」と「耐久性」に拘った家造りを

続けます、本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

                          

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