雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【乾燥養生中】 2018年7月31日

 ソーラーサーキットの家の現場、只今外壁塗り壁下地板の乾燥養生中です。

塗り壁のクラック発生の原因の一つに下地板の狂い、変形が有ります。

使用してる下地板は桧の乾燥材ですが、念のために外気にさらして馴染ませ

乾燥養生中です。

もう直ぐ透湿防水シート、波ラス張りが始まり、盆前に下塗り、盆休み中に下塗り

乾燥養生となる予定です。

 下の部分ビニール養生してありますが、これは長期優良住宅仕様で防蟻処理

剤(無界面活性剤)を塗ってるので雨に濡らさないためです。(今問題になってい

る界面活性剤入りはは透湿防水シートを劣化させます)

この建物の防蟻処理はターミメッシュシステムで完璧ですが長期優良住宅仕様

で二重の防蟻処理となっています。

 

 

 

 

 

 

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【シロアリ対策、ターミチュウブ】 2018年7月28日

 ソーラーサーキットの家の現場、床下の設備配管工事が始まっている

ところです。

 このお家は「長期優良住宅」の認定を受けている為、基礎コンクリートを

貫通する設備配管はさや官方式を採用していますが、さや官とフレキ官

(本官)の間をシロアリが侵入出来ないようにステンレスメッシュのチュウブ

「ターミチューブ」でサヤ官と本官を連結しています。さや官と本官との間

にはゴムパッキンが付いていますがシロアリ侵入防止には完璧とはいえま

せん。ターミチューブはターミメッシュフォームシステムの指定部材です。

 ターミチュウブはさや官に取り付けるターミストップとの組み合わせで

使用します。

 コンクリートに埋まって見えませんが、さや官にはターミストップを取り付け、

配管の隙間からシロアリが侵入出来ないようになっています。

薬剤を使用せず、健康や環境に優しいターミメッシュフォムシステムです。

 

 

 

 

 

 

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【二重屋根効果】 2018年7月25日

 連日の猛暑続きで現場での作業も熱中症に注意しながら行っているところです。

 二重屋根のソーラーサーキットの家の屋根裏温度は外気温と略同じ33.8℃

ですが、同じ敷地内に建つ普通の建物(屋根葺き材は両方とも鋼板)の屋根裏

温度はなんと43.8℃、10℃の違いが有り、二重屋根の効果が表れています。

 棟を包んで仕舞うと判らなくなってしまいますが、棟の中には二重屋根の間の

熱気や湿気を排出して小屋裏内の温度上昇軽減や木材を湿気や結露から防ぎ

家の耐久性を高めるために棟換気部材がセットしてあります。

 正面から見るとハーモニカ状になっていますが只の通気材と違い空気の流れは

妨げないが雨水は通さない防水構造(特許製品)となっているので強風で雨水が

入り雨が漏るような心配は有りません。

値は張りますが一手間掛けることで、家が長持ちして住み心地も良くなります。

 

 

 

 

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【気密測定(テスト)】 2018年7月21日

 ソーラーサーキットの家の現場、本日は気密測定(テスト)を行ったところです。

 気密測定のタイミングは、外断熱工事が終わり断熱ラインを貫通する全ての

設備配管が完了した時点(完成時と同じ状態)尚且つ万が一気密に不具合が

あった場合、補修が可能な外壁工事が始まる迄が最適です。

今日はお施主様もお休みでしたので立会いをして頂いての気密測定でした。

 測定の結果、C値は11cm2/180㎡=0.06cm2/㎡(測定器は四捨五入で

0.1cm2/㎡表示となっています)と申し分のない超高気密性能となっています。

 超高気密に拘る訳は、いくら断熱材を厚くして机上のUA値を上げても気密性能

が伴わないと実際の性能と住み心地が良くならないことを今までの経験で実感を

してるからです。

 

 

 

 

 

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【日除けスクリーンを下ろしました】 2018年7月12日

 梅雨が明け陽射しが段々強くなって来たので窓の日除けスクリーンを下ろし

たところです。

 夏の高気密、高断熱の家の泣きどころは、一旦熱を入れると断熱性が良い分

熱ごもりで室内の温度が下がらず温室状態で暑くなることです。

これを防ぐには窓から熱を入れないことです。特に西や東の窓は屋根や庇では

陽射しが防ぎ難いので注意が必要です。西や東の窓は出来るだけ少なく小さく

が基本です。

如何しても大きい窓を付けたい場合は窓の外側で陽射しをカットできるスダレや

日除けスクリーンの方が遮熱ガラスより有効です。

 

 

 

 

 

 

 

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【梅雨が明けたようです】 2018年7月9日

 タチアオイの天辺の花が咲きました、梅雨があけたようです。

気象庁も同時に梅雨明けの発表がありました。

いよいよ夏本番です。梅雨は明けましたが、これから温度、湿度ともに上昇

してカビ発生の条件が揃って来るのでカビ発生には注意が必要です、特に

空気を停滞させないように換気には十分注意して下さい。(温度25度以上

湿度70%以上)

高気密住宅で洗濯物を室内干しされる場合はエアコン等で除湿をお奨めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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【躯体検査】 2018年7月5日

 

 ソーラーサーキットの家の現場、躯体検査を受けれる工程に達したので

本日は日本住宅保証検査機構(JIO)による躯体検査をうけたところです。

現場は雨で濡れないように、雨養生のブルーシートが張られていますが、

適合判定が出たのでこれで次の工程に進むことが出来ます。

雨に濡れないように一面ずつシートを撤去してサッシ取り付け、断熱材外

張りと成ります。

断熱材SCフォームは水を通しませんので雨が降っても大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【60KN対応ホールダウン金物】 2018年7月4日

  

 明日、躯体検査を受けるソーラーサーキットに家の現場ですが、高耐力60KN

対応 のホールダウン金物を使用しています。

このお家は妻側が南向きで窓を取る為に耐力壁が少なく耐震等級3を得るには

壁倍率を上げる必要が有りました。基準法の仕様規定では5倍までしか認められ

ないので、耐震等級3が得られず、許容応力度計算により壁倍率を7倍にして耐震

等級3を確保してあります。

従ってホールダウン金物も構造計算で50KNが必要となっています。

 

 ホールダウン金物、アンカーボルト(青色)共60KNまでの対応品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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