雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【今年の梅雨明けは早いかも】 2018年6月28日

 

 

 現場の足場の間に咲くタチアオイの花、天辺の花が咲くと梅雨明けと

言われ、梅雨明けを知らせる花ですが、もう直ぐ天辺の花が咲きそうです。

今年は梅雨入り宣言は早かったものの、梅雨らしくないあっさりとした天気

が続いていました、一昨日当りから漸く梅雨らしい天気になって来ましたが、

タチアオイの花の様子を見ると今年の梅雨明けは早いかも、後10日もしな

いうちに天辺の花が咲きそうです。2004年の気象状況と似通ってていますの

で満更でもなさそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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【二重屋根】 2018年6月25日

 上棟したソーラーサーキットの家の現場、梅雨の雨が降り出すまでに屋根を

と言う事で、日曜日返上で屋根仕舞い作業を行っているところです。

 ソーラーサーキットの家は、夏の暑さや湿気を排出して住み心地や耐久性を

良くする為に二重屋根構造となっています。

先ず一層目の屋根の垂木を取り付け、気密パッキン材を入れ一層目の屋根板

を張る準備をしているところです。

 垂木取り付けは、桁、母屋に捻り金物取り付け不要の風圧に強いタルキック

ビス取り付けです。

 一層目の屋根板を張るところです、一層目の屋根板は構造合板を使います、

我社で唯一合板を使うのは水平構面の強度を高めるために屋根下地と床下地

だけです。

 一層目の屋根板の上に断熱材を張り上げて行きます。

 断熱材は従来製品よりも断熱性に優れた(熱伝導率0.024)カネライト、スー

パーEX60です。

 断熱材の上に気密テープを張り二層目の屋根下地通気垂木を取り付けた

ところです、二重屋根のため破風垂木の納まりは複雑になっています。

 茅負い、広小舞を取り付け、二層目の屋根板を張ります、二層目の屋根板は

熱や湿気に強い無垢の屋根板を使います。

其の上に防音材、防水ルーフィング、屋根葺き材と成ります。

屋根葺き材は多雪地域の為、雪のずり易いGL鋼板タテヒラ葺きとなっています。

下野根があるので断熱取り合い等があり屋根葺き完了には後3、4日掛かりそう

です。

 

 

 

 

 

 

 

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【上棟しました】 2018年6月21日

 ソーラーサーキットの家の現場、昨日は天気が快復状況であったので

建前作業、上棟を行ったところです。

作業の前は何時ものようにお神酒と塩で四方を清め安全を願って作業開始です。

 建て方開始の頃は霧込んで来ましたが、天気予報を信じてどんどん組上げて

行くところです。

 プレカット加工では見られない、掛矢(大槌)打ち作業です。昔はこの槌音で

大工の腕の良し悪しが判ると言われていました。(施工精度が悪いと響きの良

い音は出ません)

 棟木が上がったところです。

 建方作業無事完了です。

 最後は上棟祝いの餅撒きが行われ、ご近所の方々が沢山集まられ、賑やか

な上棟祝いとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

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【天気と相談しながら】 2018年6月17日

 

 

 

 ソーラーサーキットの家の現場、天気が良かったので日曜出勤で土台敷き込み

作業を行ったところです。

今の時期の作業は天気と相談しながらの作業と成ります。

 

 コンクリート接地面の土台には気密防水テープを張り、気密保持とコンクリート

からの湿気遮断や結露対策をして土台を腐れから守ります。

 土台は桧120角、継ぎ手は強度の高い、追っ掛け大栓継ぎ仕様です。

 これで、あと先行足場を組み、材料搬入、上棟と成りますが、上棟は天気と

相談しながらに成ります。

 

 

 

 

 

 

 

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【TM7施工】 2018年6月13日

 ソーラーサーキットの家の現場では、薬剤を一切使用しないシロアリ防蟻工法

ターミメッシュフォームシステム「TM7」の施工を行っているところです。

 基礎の外側に張られた断熱材からシロアリが侵入出来ないように軟質塩ビフイ

ルムを熱融着させた防蟻シートを専用の接着剤張り付け、ターミパージ(既調合セ

メント、混和材)で塗り固めているところです。

明日はこの上に専用の基礎保護モルタルを塗り、最後に仕上げモルタルを塗り

完成です。

目に見えないところで手間、コストが掛かりますが理想的な防蟻工法です。

 

 

 設備配管周りもコンクリート埋め込み部分にステンレスのターミストップを取り

付け地中からのシロアリ侵入を防ぎます。

 理想的なシロアリ防除は、住む人の健康や(特に高気密住宅での薬剤使用は

注意が必要です)周りの環境に害が無いこと、建物の一般的な寿命と同等に性能

が持続することが大事です。(薬剤防除は5年しか効果無し)

其の理想をクリアしてるのがターミメッシュフォームシステム「TM7」です。

「TM7」はソーラーサーキットの特許工法で認定施工士でないと施工出来ません。

(伊東工務店には3人の認定施工士が在籍)

 

 

 

 

 

 

 

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【「ゴメンんなさい」】 2018年6月11日

 「アキでぇ~す」久々の登場でぇ~す。

最近お気に入りの居場所はおじさんの椅子の上です。

おじさんが席を外した隙に居座ってまぁ~す。

おじさんは仕方なく小さなイスを隣に持って来てブツブツ言いながら

仕事をしてます。「ゴメンなさい」

 

 

 

 

 

 

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【高耐力アンカーボルト】 2018年6月9日

 写真はホールダウン用のアンカーボルトです。

上の青いボルトが高耐力、下のメッキボルトが普通のアンカーボルトです。

普通のボルト(径16)は引き抜き耐力30KN迄ですが高耐力ボルトは倍の60KN迄

対応出来ます。

 今回のお家は50KN、40KNのホールダウンを設置するので4箇所の高耐力ボルト

を使用しています。

右側青色が高耐力、左側メッキが普通ホールダウン用アンカーボルトです。

 

 30KN以上のホールダウン金物を使う場合はホールダウンアンカーボルトの選定

にも気をつけないと下のようになります(日経ホームビルダー記事より)

 アンカーボルト選定もですがアンカー埋め込み深さ不足も重要です。

径16のアンカー埋め込み深さは360以上です、良く見かけますが立上り高さ300

の布基礎には使用できません。

建物の荷重等で一概には言えませんが、基準法の仕様規定の簡易計算で求め

たN値ではOKでも許容応力度計算で求めたN値では対応出来ない場合が多々

あるので安全の確認が必要です。

 

 

 

 

 

 

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【墜栗花(ついりばな)】 2018年6月6日

 山陰地方も梅雨入りが発表され梅雨入りした模様です。

 栗の花も落下しだしました、昔から栗の花が落下しだすと梅雨に入ると言

われていますが、満更間違いではなさそう、気象庁の発表とドンピシャです。

 栗の花は「墜栗花」(ついいりばな)つゆいりばなとも言われています。

 

 

 

 

 

 

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【本当の大工不足】 2018年6月4日

 今朝の新聞記事です。

プレカット工法の普及などの要因で大工が20年前の半数以下になり、在来

工法による家屋の修理などでは技術を持つ大工の存在が不可欠で担い手を

確保する支援策を官民連携で考える時期に来ていることを記事は伝えている。

同感ではあるが遅きに失した感は否めない。後五、六年もすればいよいよ深刻

な状態になる。利益や速さ合理性だけを求め続けた付けが回って来ている。

 現在、大工と言っても、プレカット工法による部材を現場で組み立てるだけの

組立工が多くを占め、全て手作業で仕上げる伝統的な在来工法の技術を持つ

本当の大工は減少しているのが現状です。

在来工法による建物は地域に数多く残つており、修繕の場合は技術や構造を

理解した大工が必要となり、家を守る上で技術を持つ大工は欠かせない存在

とななるのは眼に見えています。

 現在、我社の加工場ではソーラーサーキットの家を社員大工により手刻み加工

で作業が進んでいるところです、楽をして儲かるプレカットに走りたいところですが、

家守をする技術を伝承する為に地場の小さな工務店がささやかながら頑張って

いるところです。

 

 

 

 

 

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【配筋検査】 2018年6月2日

 ソーラーサーキットの家の現場、本日はJIO(日本住宅保証検査機構)による

基礎配筋検査を受けたところです。

検査の結果は指摘事項なしで問題なく合格でした。これで梅雨入りまでにタイ

ミングよくコンクリートを打設できそうです。

 

 検査の結果は写真を撮り保存、お引き渡し時に報告書としてお施主様にお渡

しします。

 

 

 

 

 

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