上棟したソーラーサーキットの家の現場、梅雨の雨が降り出すまでに屋根を
と言う事で、日曜日返上で屋根仕舞い作業を行っているところです。
ソーラーサーキットの家は、夏の暑さや湿気を排出して住み心地や耐久性を
良くする為に二重屋根構造となっています。
先ず一層目の屋根の垂木を取り付け、気密パッキン材を入れ一層目の屋根板
を張る準備をしているところです。
垂木取り付けは、桁、母屋に捻り金物取り付け不要の風圧に強いタルキック
ビス取り付けです。
一層目の屋根板を張るところです、一層目の屋根板は構造合板を使います、
我社で唯一合板を使うのは水平構面の強度を高めるために屋根下地と床下地
だけです。
一層目の屋根板の上に断熱材を張り上げて行きます。
断熱材は従来製品よりも断熱性に優れた(熱伝導率0.024)カネライト、スー
パーEX60です。
断熱材の上に気密テープを張り二層目の屋根下地通気垂木を取り付けた
ところです、二重屋根のため破風垂木の納まりは複雑になっています。
茅負い、広小舞を取り付け、二層目の屋根板を張ります、二層目の屋根板は
熱や湿気に強い無垢の屋根板を使います。
其の上に防音材、防水ルーフィング、屋根葺き材と成ります。
屋根葺き材は多雪地域の為、雪のずり易いGL鋼板タテヒラ葺きとなっています。
下野根があるので断熱取り合い等があり屋根葺き完了には後3、4日掛かりそう
です。
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