雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【外断熱着工】 2011年9月29日

 木材乾燥養生中だったソーラーサーキットの家の現場、金物を締め直して外断熱工事の始まりです。

断熱材で躯体をすっぽり包むことで、断熱欠損の無い断熱構造となり、結露の心配の無い熱容量の大きな家となり、住み心地が向上します。

これで、外壁「シラスそとん壁」の下塗り作業まで一気に進みます。

その後下塗り養生を一週間ばかり取り、内部造作に入り完成まで進みます。

 

 

    

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【ダンパーの開け忘れは無いでしょうか】 2011年9月26日

 秋本番、爽やかな好い天気が続いています。

ソーラーサーキットのお家で、ダンパーの開け忘れは無いでしょうか。

家の寿命を左右する木材を長持ちさせるには、通気を促し木材を乾燥させるのが一番です。

春と秋との乾燥時期にダンパーを開け、床下、壁内、小屋裏に自然の風を通し虫干しをしましょう。ソーラーサーキットの家は相反する、気密と通気が両立出来る家です

10月初めにはダンパーを閉め、冬に備え保温モードに切り替えます。

 

 

    

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【暑さ寒さも彼岸まで】 2011年9月24日

 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、厳しかった残暑も急に和らぎ秋らしく成り、過ごしやしくなって参りました。

我社の西窓の日除けスクリーンも巻き上げ、太陽熱を取り込む準備です。

これからは夏とは逆に太陽熱を積極的に取り込みましょう。昼間、取り込んだ熱で夜も暖かく過ごせ、自然のエネルギーで快適なエコ生活が出来ます。

 

 

    

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【ソーラーサーキットの家が完成しました】 2011年9月22日

 ソーラーサーキットの家が完成しました。

ご高齢の方がお一人でお住まいになる、住み心地のいい、機能的な平屋建てのお住まいです。

完成見学会も考えましたが、お施主様には仮設のお住まいで長らくご不自由をお掛けしていましたので、一日でも早くいいお家にお住まい戴きたいという想いもあり、完成見学会は行わず、行政の完了検査が済み次第お引渡しをしたところです

 

 完成写真を少し載せます。

 モノトーンで纏めた和洋折衷の外観。

 将来、二世帯住宅増築可能な玄関構造となっています。増築後は内玄関となります。

 日当たりのいい南向きの多目的和室です。

 自然素材で仕上げたリビングとダイニングです。家中このエアコン一台でOKです。

 キッチンは対面スタイルです。

 家事動線を考え、キッチンの隣は収納を兼ねた家事室、その向こうが洗面、浴室と繋がっています。家事室には勝手口を設け雨の日でも洗濯物も干せるサービスヤードに繋がっています。

トイレは栗の天然木で造った手摺兼用の手洗いカウンター付です。

 

 

    

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【餅撒き】 2011年9月20日

 ソーラーサーキットの家の現場、昨日は上棟でした。

あいにくの小雨模様でしたが、前日からの作業のお陰で昼前に無事、棟が上がりました。

夕方からは最近はあまり行われなくなった餅撒きが行われました。

地区の皆さんが大勢集まられ、賑やかな餅撒きでした。

 

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【建て方です】 2011年9月18日

 ソーラーサーキットの家の現場、上棟は明日の予定でしたが、雨が近いと言うことで急遽、日曜出勤で建て方を開始しました。

天気が落ち着くまで延期も考えましたが、お施主様のご意向もあり明日の上棟決行となりました。

現場は建ぺい率ギリギリで建ててる為、空き地が無く材料をやりくり移動しながらの作業で何時もより時間が掛かりそうです。

どんな木材を使ってるとか、構造にご興味の有るお方は見学OKですので、ご連絡下さい。ご案内させて戴きます。

いい家を造る勉強はしましたが、家を売る勉強はしていませんので、売り込みは致しません(出来ません)ので安心してお申し込み下さい。

 

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【土台敷き】 2011年9月16日

 上棟が近づいたソーラーサーキットの家の現場では、土台敷きが始まりました。

この後、材料搬入、足場組立て、上棟となります。

 基礎断熱、高気密住宅ですので、床下も室内環境となります、従って土台には科学物質が発生する恐れのある防腐剤等は塗りませんが、土台下場端には気密保持と基礎コンクリートの湿気を絶縁する為の気密防水テープが張られます。

       

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【躯体検査】 2011年9月15日

 木材乾燥養生中のソーラーサーキットの家の現場、JIO(日本住宅保証検査機構)の躯体検査を受けました。(毎度同じ様な事を書くな!と言われそうですが、お施主様への作業報告も兼ねていますので、悪しからずお付き合いの程お願い致します)

このところの天気で乾燥状態は良好です。再来週から金物を締め直し、サッシ取付け、外断熱工事に着手します。

検査の方は問題なく合格でした。検査の後、検査員の方と少しお話をさせて戴きました。

規定より太い通し柱や筋交い、全柱の長ホソ差し込み栓等を視て「久々に本格的な在来軸組み工法を見せて戴き勉強になりました」と仰って戴いたところです。

在来軸組み工法と言っても、最近は殆んどがプレカットやピン工法で面材で固める箱の家が多いようです。通し柱の無い家も同様多くなってるようです。

面材(合板等)で固めるモノコック工法とか言う箱の家、確かに初期の強度は強いですが、釘や面材の耐用年数や大地震時に何度も来る余震に揺さぶられ釘や面材がどうなるかが疑問です。

通し柱を無くすことは机上では理に適っていますが、実際現場では危なそうな仕口を見かけます(面材で覆ってしまえば判らなくなってしまいますが)

出隅の場合は胴差し組の仕口が難しく、難しいです(片方木口を化粧に出す場合は別です)やはり通し柱を太くした方が納まりは良いようです。

 

       

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【天然乾燥材の吸放湿性は人工乾燥の2倍】 2011年9月13日

 このほど、木材の乾燥方法による吸放湿性の違いを比較検証した実験の結果が発表された。

それに因ると、人工乾燥に比べると天然乾燥は2倍の吸放湿性が有ることがみてとれます。

 人工乾燥材の粘りの無い脆さ(衝撃的な力に対して)に納得出来ず、天然乾燥材に拘っていましたが、今まで認識が無かった乾燥方法に因る吸放湿性の拘りが新たに加わりました。

我社で使用する木材(構造材)は柱を除いては殆んどが天然乾燥材です。

柱に関しては流通の事情で天然乾燥材は難しく、仕方なく人工乾燥材にたよらざる得ません。

但し、大地震時に曲げが生じる「通し柱」は天然乾燥材です(管柱は主に軸力だけで人工乾燥で問題なしと考えます)

天然乾燥は割れとかが表面に出る場合も有りますので、割れとかが気に成る人は人工乾燥がお奨めです。

但し、人工乾燥は見た目を良くするため、割れは表面に出しませんが、その代わり内部割れが生じ、金物が金物等の効き目が無くなる等の危険性も有ります。

 

       

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【シロアリ対策】 2011年9月10日

 我社のシロアリ対策は、身体に優しい、薬剤を一切使用しないノンケミカル工法です。

高気密住宅では、いくら基準以下であっても薬剤(防蟻剤、防腐剤等)の使用は避けたいです(高気密の分、薬剤の影響が出やすい)

住み心地と耐久性を良くする為に、基礎も外側に断熱材を張る「完全外断熱」工法を採用していますが、その断熱材の外側にシロアリが通過出来ない目のステンレスメッシュを張り、シロアリをシャットアウトする物理的防蟻工法「ターミメッシュフォームシテム」です。薬剤のように五年で効果が無くなる、という事もありません。

 

 ソーラーサーキットの家の現場では「ターミメッシュフォームシステム」の工事が

行われています。

 基礎の断熱材にステンレスのメッシュを張りつけてるところです。

 接着モルタルで断熱材とメッシュを接着してるところです。

 接着モルタルが乾いた処から、メッシュが傷つかないように左官屋さんが保護モルタルを塗っています。

この様に初期の手間とコストは掛かりますが、長い目で見れば経済的で身体に優しい工法です。

 

       

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【ダンパー開け時です】 2011年9月8日

 此処のところ、空も少し高く、吹く風も爽やかに成り出し秋の気配を感じるようになりました。

ソーラーサーキットの家にお住まいで、夏はダンパーを閉めて除湿モードで過ごされたお方は、そろそろダンパーの開け時です。

床下ダンパーを開け、小屋裏フアンのシイッチを入れてください。(小屋裏ダンパーのお家はダンパーを開けて下さい)

ナビシステムのお家は自動運転でメインダイヤルを「秋」にセットしてください。

木材が長持ちするよう、躯体内に風を通しましょう。

出来れば雨降りの日は小屋裏フアンのスイッチ、ナビシステムのスイッチは切ってください。

次、ダンパーノの閉めごろは10月初め頃となります。又、ご案内致します。

 

 

       

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【気密再テスト】 2011年9月6日

 先日、測定機器の不具合で気密テストが出来なかったソーラーサーキットの家の現場、測定機器が点検調整から帰って来たという事で、早速今日は再度の気密テストを行いました。

今日は先日と違い、フアンを回して測定を始めると直ぐに圧力が上がり出し、気密性が良いのは一目で判りました、音も違います。

やはり施工に間違いは無く、原因は測定機器の不具合だった様で安堵したところです。

 結果は建物全体の隙間(総相当隙間面積)が22p2(4.7p角ほどの隙間)と良い数値が出ました。

C値に直すと(総相当隙間面積/床面積)0.2p2/uと超気密住宅の誕生です。

この数値は書類上の設計値でなく、住み心地を良くする為に真心こめて造った証でもあります。

これで正常に換気機能が働く条件が整い、室内の空気が澱む事無く穏かに流れる計画換気が出来、住み心地がよくなります。

エアコンを運転しても室内の上下の温度差は少なく足元がスースーするとかは

有りません。(特に吹抜けの家)

       

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【基礎コン打設】 2011年9月5日

 台風で基礎コンクリート打ち込みが延期になっていたソーラーサーキットの家の現場、午前中は降っていた雨も上がり、午後からコンクリートを無事打ち込む事が出来ました。

 昨日、見学して戴いたお客様にも基礎の丈夫さと地熱の恩恵を受け、住み心地を好くする仕組みを納得して戴けました。

ソーラーサーキットの家の基礎は床下の風通しをよくして耐久性をよくする為、内部基礎は独立基礎となっています。従って強度を保つようにコンクリートを厚くして鉄筋も二重となる、耐圧盤方式(小梁対応)のベタ基礎となっています。

お盆をイメージして戴くと解り易いと思います。

 

       

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【基礎コン打設延期】 2011年9月3日

 ソーラーサーキットの家の現場、午前中はJIO(日本住宅保証検査機構)の配筋検査を受け、午後から基礎コンクリートの打ち込み予定でしたが、大型台風接近中という事で中止としました。

天気予報では大雨暴風警報も出ていましたが、雨雲レーダーを見るかぎりは大丈夫のような気がして決行も考えましたが、何時もより偏西風が弱いので台風に雨雲が西に押し出される事も考えられるので、決行の決断は下せませんでした。

大事をとって、昼前に生コン、打設ポンプ車をキャンセル、月曜日に延期を決定しました。

中々、自然には勝てませんね。土曜日の延期は工程が二日ずれるので痛いです

結局、夕方まで雨は降らず、天気予報と自分の判断力の無さを恨めしく思いながら空を見上げています。

でもその分、基礎の現場見学は日曜日〜月曜日午前中まで出来ます。ご興味の有るお方はお気軽にお申し込み下さい。

 

       お申し込みは↓↓↓↓

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