雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【現場報告】 2005年11月29日

 昨日は賃貸住宅の二棟目の上棟であった、天気に恵まれ屋根仕舞いも終わり、明日からコロナ瓦の屋根工事に着手する予定だ。

三棟目の上棟が六日の予定だから、それまでに一棟目のサッシ入れ、外壁下地を済ませ、外壁のシラスそとん壁の仕上げ工事に入り年内に三棟全ての外壁を仕上げないと一月に成ると温度が下がり施工が難しくなる。

シラスそとん壁は5℃以下に成ると仕上げにエフロ、色むら等出て無理がある、天気を祈るばかりである。

大社のK様邸は今日大工工事が終わり今日から内装屋さんが入っているところである。

竣工は中頃、引渡しは二十日の予定である。

 

【地鎮祭】 2005年11月27日

 今日は来月の14日に着工する斐川のN様邸の地鎮祭だった。

最近はどちらかと言うと地鎮祭は現地で無く神社にお参りして神社で済ませるケースも多く成って来たが、N様は若いのに信心深い方でどうしても現地で土地の神様にご挨拶がしたいということで、出雲大社北島家より神官を迎え、工事の安全と家の繁栄を祈願をさせて戴いた。

天気は昨日より荒れ模様でテントを張っての地鎮祭となったが、祝詞を奏上する頃には天気も良くなりなによりだった。

出雲地方で俗に言う万九千さん荒れである、26、27日は万九千神社の例祭である、現地より2キロほどの処にある我が社の木材加工場のそばである。

全国八百万の神々が旧暦10月1日より7日間出雲大社に参集されサミットが執り行なわれた後17日より26日までは万九千神社に移られサミットが行われる。

26日は最後の宴をもようした後各地にお帰りになる「神等去出(カラサデ)祭」と言う、昔からこの日は天気がよく荒れるので当地方では「万九千さん荒れ」と言っている、またこの期間は当地方ではサミットの邪魔にならない様に静かに過ごすという風習がある、地鎮祭もサミットの邪魔に成らない様に神々がお帰りに成った今日27日となった。

 

【欠陥マンション】 2005年11月25日

 このところ新聞、テレビで話題に成っている耐震強度偽造欠陥」マンション問題。

構造計算書を改ざんして手抜きと言うよりゴマカシ工事である。

建築士と名が付く者が見れば計算書を見るまでも無く、図面を見ただけで鉄筋量が半分も無いものを見れば常識的に可笑しいと思い計算書をチェックするはずである。

お互いに責任のなすり合い、見難い限りである、おまけに公的資金投入の話まででている、こんな事に我々の血税を使われてはたまったものではない。

見た目の良い物を早く、安くを追求するあまりに出た弊害である。

購入された方は気の毒なことだ、此れから先ローン返済と家賃のダブルパンチだ

安くて良い物、理想ではあるが世の中安くて良い物中々無いのが現実である。建売の場合どうしてもこの傾向が強い、出雲もマンシヨンが多く成ってきたが大丈夫だろうか。

注文の場合でも自分でシッカリ勉強して、見た目の良さや安さだけにとらわれずに業者選びをして貰いたいものである。

 

【上棟】 2005年11月21日

 今日は天気に恵まれ賃貸住宅の一棟目の上棟だった。

一棟3戸、広めの2LDK全戸庭付きのメゾネットタイプの住宅である。あと二棟、1週間ピッチで上棟予定である、良い天気を祈るのみだ。

当初オーナーさんには、「此れから先は中途半端な物を建てては生き残れません。他とは差別化を図って良い物を建てなくては駄目ですよ」と説得して、納得はして頂いてはいたが金額の面で半信半疑の様で有ったが、今日建ち上がった建物を見てボリュウムに驚かれたようで「ああ、此れならあの金額には成るねぇ」と納得して戴けた様である。素人さんはやはり図面を見ただけでは中々解らない様である。

 

【バージョンアップ】 2005年11月19日

 昨日は大阪にバージョンアップに行って来た。

大阪インテックスで行われた建築の見本市ホームビルダーズ、エキスポの見学と、メインは日本の伝統木造建築の第一人者、木下孝一棟梁の講義を受けに行った。

今回が四回目の受講である、木下棟梁は筋交いを使わない昔ながらの足固めを使う伝統木造建築のみを実践しておられる方である。

今回は仕口の模型等も持ち込まれ非常に解りやすい講義であった。

これからの住宅造りは最低でも五十年は大きな修理の要らない家を建築する必要が有る。その為には大工は「労働者ではなく研究者であれ」木下棟梁の口伝である。

大工の端くれとして少しでも棟梁に近ずきたいと思ったところである。

 

【エヤコン作動】 2005年11月16日

 立冬を過ぎてさすが少し寒くなり、横の池のカモも四、五十羽に増えてきた。

朝出社すると、前日が天気が悪いと室温が18℃位に下がる様に成ってきた。

今朝からエヤコンを作動させた。天気の良い日は南側のカーテンを全て開けて太陽熱を取り入れると、まだ暖房無しで十分いけるが、天気の悪い日は朝二時間ばかりエヤコンを入れて21℃位にして置くと帰る八時ごろは20℃弱までは下がるが暖房は要らない。(外気は8℃)

夕方昨日引越しをされたK様宅へ様子伺いにお邪魔させて戴いて、お話を伺ったところ「今までのRC官舎は電気毛布が無ければ寝れなかったけど昨夜は電気毛布無しで寝れたし、朝布団から出る時に億劫でなかった。今までとゼンゼン違います」と仰って頂きました。外断熱、二重通気工法のソーラーサーキットをお奨めして良かったと思って居るところです。

 

 

【完成引渡し】 2005年11月14日

 今日はK様の完成引渡しであった。

地鎮祭をしたのが5月21日であったから約6ヶ月間の工期であった。

お子様が今年紐落しで是非新居でお祝いと言うことで、14日までに完成という約束であった。 何時もながらのギリギリセーフである、各種取り説をお渡しして、ひと通りの説明をさせて戴き、未開封の本キイをお渡しして、工事用キイの使用不能をご確認戴き無事引渡しを終了した。

完成の喜びもあるがチョピリ寂しさもある。

今回はK様のご厚意に甘えて、だいじな建物で完成見学会をさせて戴きました。K様たいへんありがとうございました。

お蔭様で9組のお客様に見て戴くことが出来ました、本当に有難うございました。

見学会の様子は大島建材店さんがブログで詳しく紹介して頂きました。

大島さんありがとうございました。

http://blog.livedoor.jp/kensaku_yumetusin/

 

【神在月】 2005年11月1日

 今日から11月、ここ出雲の地は神在月である。

全国八百万の神々が出雲大社に参集されサミット?が行なわれるそうな。

11月に入り昨夜は急激に冷え込んだ、朝体感ハウスの温度計を見たら、昨夜の外気の最低気温は5.5℃、室内の最低気温は19℃であった。

今月は何かと行事が多く公私共に忙しそうである、私の方は小学校の同窓会(言い出しペなので世話やきをしなければいけない)中学校の同窓ゴルフコンペ、仕事の方は賃貸住宅の上棟、N様邸の地鎮祭、K様邸の完成見学会等々忙しそうでである。

今年もあと二ヶ月がんばろう〜

(完成見学会まだ若干の余裕が御座います、見学ご希望の方はご連絡下さいませ)

 

 

 

 

 

 
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