雑記帳  
このコーナーは文才も無い、知識も無い、手間も無い三拍子揃った工務店のおやじがブログの真似事でたまに思ったこと、思いついたこと、現場のことなど雑多な事を思いつくまま書き綴る雑記帳です。ご笑読下さい。
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【床断熱】 2016年5月31日

 増築工事の現場では床の断熱工事が進んでいます。

新築工事の場合は基礎外断熱が標準仕様で床断熱をしないですが、増築や

リフォームの場合は床断熱が標準仕様です。

根太と根太の間に断熱材を隙間の無いように丁寧に落とし込んでいるところです。

 

 

 そして肝心な事は気密テープを張って気流を止めることです。断熱材と床板

の間に気流が入ると床下に断熱材をぶら下げてるだけで、断熱効果は半減し

てしまいます。

基礎外断熱でも床断熱でも施工方法を間違えるといけません。

 

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【日曜日のハプニング】 2016年5月29日

 

 

 

 午前中のお客様とのプラン打合わせを終え、今日は日曜日なのでゆっくりと

テレビ(なんでも鑑定団)でも見ながら昼食を食べようと、弁当を広げていると

急に「ドッスーン」という大きな物音、何かなと思い外を見ると、Wデッキの上に

小鳥が落ちている。

よく見ると「メジロ」である、目を閉じて口を少し開けた状態で身動きしない、駄目

かなと思ったがティシュでそぉーっと包み家の中に保護、空いてた口に水を一、二

滴飲ませたところ目が開いた、気が付いたようだ。

窓ガラスに激突して脳震盪を起こし気絶してたようである。其れでも暫らくは飛び

たてず30分位はじっとしていたが、窓を開けてやると脱糞しながら飛んでいった。

良かった、良かったと日曜日のハプニングでした。

 外に出て見ると無理も無い、窓ガラスに外の景色が映り込み、メジロは林の

中に飛び込もうと勘違いしたんでしょう。以前にもカワセミやツグミが激突して

保護したことがあります。

遮熱や断熱ガラスは天気に因ってはガラスが鏡のようになってこのように成り

ます 。カーテン要らず(諸条件に因っては)です。

(ソーラーサーキットの家の窓ガラスはアルゴンガス入りの遮熱、断熱複層ガラ

スが標準仕様です)

 

 

 

 

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【ホタルブクロ】 2016年5月28日

 

 ウグイスの囀りと共にホトトギスの鳴き声も聞こえるようになりました。

ウグイスの巣を拝借しにホトトギスが飛来しだしたようです。庭にはホタルブクロ

の花も咲き出し初夏の兆しを感じる今日この頃です。

ホタルブクロ、子供の頃は提灯花と呼んでいました。ホタルを捕まえてこの中に

入れて提灯と言って遊んだ覚えもあります。

このホタルブクロは山野草が好きだった家内が生前、庭に伏せこんだものです

暇さえあれば庭でゴソゴソとやっていましたが、今では群生となり、目を楽しませ

てもらっているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【庭が仕上がりました】 2016年5月24日

 ソーラーサーキットの家の現場、中庭が仕上がりました。

8坪ばかりの中庭ですが、下草を馳せ込み苔を植えつけたら見違えるように

なりました。

玄関ドアを開けると玄関ホール、和室を通して中庭が目に入るように設計して

あります。

このような庭ですと管理も楽しみながらする程度で楽だと思います。これでお引

き渡しまで苔を枯らさないように毎日水掛はか欠けません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【出番を待っています】 2016年5月23日

 我社の加工場では、ソーラーサーキットの家の縁側に使う欅の切り目縁板(敷居

と直角方向に張る縁板)の加工が出来上がり出番をまっているところです。

最近は敷居と並行方向に張るくれ縁で縁甲板(フローリング)が主流ですが、昔は

長い板を加工することが難しかったので縁板が短くてすむ切り目縁が主流でした。

この欅の縁板は、解体した以前の家の縁側に使われていた物を歪みや反りを直し

て削り直し再利用するものです。こういう板や削れる大工も段々少なく成りつつあり

寂しいところです。

この板は当初から120~130年は経過していると思われますが、未だ後100年は楽

に持ちそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【新耐震でも壊れた】 2016年5月21日

 「新耐震でも壊れた」日経ホームビルダー6月号のショッキングな特報記事です。

新耐震基準導入2000年以降に建てられた木造住宅の被害も目立つようです。

新耐震基準で建てられた内の3~4割が倒壊、大破していたと記事は伝ています。

我々、建築屋には考えさせられる記事です。

 原因は色々あり、これから詳しく調査した結果を待たないと一概に言え

ませんが今回は前震、本震と震度7が二回と想定外の繰り返される強い

余震で今までに無い大きな揺れが大きな一因かも知れませんが、設計や

施工のミスも無いとは言えないようです。

昨夜のNHKテレビニュース特集でも取り上げていましたが、大きく傾い

た家の筋交いが殆んど一方向に向けて入れられていた為とか、二階

耐力壁の下に柱や壁が無く一階が潰れた家とか映し出して居ましたが

これらは施工や設計のミスとも言えようです。

壁倍率を増やすのも重要かもしれませんが、意外と重要視されていない

のが筋交い本体や金物の品質確保です、今回も筋交い本体の破断被害

が多いようです。何時も材木屋さんには口を酸っぱくして、「筋交いは家の

命綱です、目の締まった強度のある材を出して下さい」と材を吟味しています。

いずれにしても、これまで以上に地震に強い、特に粘れる家を造る工夫を

しなければならないと感じたところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【うっ、フローリングからニョキ、ニョキと】 2016年5月17日

 うっ、フローリングからニョキ、ニョキと何か生え出しています?

 ソーラーサーキットの家の現場、床のフローリング張り作業が進んでいる

ところです。

別に何か生え出した訳ではありません。フローリングの隙間調整用のパッキン

材です。

今回は一部、欅の古材の床板を再利用するので、それに合わせる為、広葉樹

(栗)の無垢無塗装フローリング張りです。

科学塗装をして材を包み木を殺してしまえば、狂いの心配はありませんが、そ

れでは無垢材を使う意味がありません。

無塗装の広葉樹フローリングは狂いを想定して、あえて一枚、一枚微妙な隙間

を空けながら張らなければなりません。大工の経験による技です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【作庭工事】 2016年5月13日

 天気が回復したソーラーサーキットの家の現場では、内部造作工事と並行

して作庭工事が進んでいるところです。

 中庭までの距離はは20m近くあるので大型クレーンで無線を使っての

作業です。

 お施主様のご要望で、「後々庭の手入れにコストが掛からない庭」と言う

ことで石組庭としました。

レッカーで石を慎重に一個づつ吊りながら手際よく組んでいきます。さすが

庭師さん餅は餅屋ですね。

 

 石庭と言っても緑が無いと少し寂しいので、隣のお家の窓の目隠しを兼ねて

植栽、、やはり緑が入ると庭が締まりますね。

 

 

 

 石組み完了、これで少し日数を置いて落ち着かせてから、下草や苔を付け

化粧砂を敷いて完成となります。見違える庭になると思います。

ちなみに窓を目隠しした隣のお家は9年程前に我社で建てさせて戴いたソー

ラーサーキットのお家です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【走り梅雨】 2016年5月11日

 

 

 

 五月だというのに昨日から続く梅雨のようなシトシトと降る雨模様、走り梅雨

でしょうか。

今日は増築現場の上棟予定でしたが、雨のため延期したところです。

 庭ではツツジの花も終わり雨の中、エゴや山ボウシが白い花を咲かせ

季節を知らせています。

葉陰では雨を待っていたようにカタツムリも蠢いています、子供のころの

♪でん、でん、虫、虫、カタツムリ♪の歌を思い出した今日このごろです。

 

 

 

【足場が取れました】 2016年5月9日

 ソーラーサーキットの家の現場、外部足場が取れました。

今回は諸事情が有り外部工事を優先させて工事を進めているところです。

これから内部造作工事と並行して外構工事、造園工事等を進めて行きます。

 

 

 

 

【中盤戦スタート】 2016年5月6日

 GWも終わり、今年も中盤戦のスタートです。

我社の木材加工場では我社の若手大工二人が増築現場の木材加工墨付け

作業を始めているところです。

今までは先輩大工が合い番に付いての墨付け作業でしたが、今回は自分たち

だけでの墨付け作業です。

 二人とも最近結婚をしたばかりの新婚ほやほやです。これまで以上に責任を

持った仕事をして貰うよう期待をしているところです。勿論、家庭にも。

 

 

 

【気密測定を行いました】 2016年5月1日

 ソーラーサーキットの家の現場、昨日は気密測定を行いました。

気密測定は断熱ライン(断熱材)を貫通する設備配管工事等が完了した時点で

尚且つ、不具合が有っても補修が出来る内壁を張る前のタイミングで行います。

今回のお家は平面的にも立体的も複雑で外周面積割合が多く、施工も難しく多

少数値が悪いかなと心配していましたが取り越し苦労で何時もの良い結果が出

て安心したところです。

 お施主様にも立ち会っていただき、測定者の方から説明を受けながらの測定

です。

 測定結果はC値(気密性能)は「0.1cm/㎡」と超高気密、施工精度の高さが

証明されました。

断熱性能はあくまでも机上の計算数値で施工精度で性能の差が出てきますが、

気密性能は実際の測定値でそのものズバリの数値でごまかしが出来ません。

断熱、気密はどちらが欠けても住み心地は向上しません。

特に夏場の湿気が多い山陰地方では気密性能が重要と考えています。ソーラー

サーキットの家のは湿気(水蒸気)を通さない断熱材とあいまって、気密性能を上

げることで湿度コントロールがし易くなり住み心地に繋がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
有限会社 伊東工務店 島根県出雲市大津町3614-55 TEL 0853-22-2031 FAX 0853-22-9495


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