小屋裏物置

建築面積をコンパクトに収めたい場合、犠牲になりがちなのは収納スペース。しかし、収納スペースをあまり少なくすると暮らしにくい家になってしまいます。居室をすっきり保つためにはある程度の収納種ペースが不可欠ですが、居住空間は削りたくありません。

そこでこのモデルハウスでは、収納スペースを多く確保するため小屋裏物置を設置。伊東工務店では一般によく見られる天井断熱工法ではなく屋根断熱工法を採用しているため、ロフトや物置など、小屋裏の有効利用が容易です。戸建て住宅に必要な収納スペースは延べ床面積に対して10~15%程度と言われますが、このモデルハウスでは17%を確保。

小屋裏というと夏はものすごく暑くなるイメージがありますが、このモデルハウスの小屋裏は高気密高断熱仕様により居室と大差ない熱環境になっています。記録的猛暑だった2023年8月初旬の真昼も、小屋裏物置の温度は27℃台にとどまりました。小屋裏だから暑さに弱いものは置けない、ということはありません。